(画像引用元:インテリアショップ《リグナ》様より)
【オシャレな本棚のつくり方】:本に失礼なインテリアに負けないで。
あーハイハイ。
期待と違う例ばっかり出てくるアレでしょ?
↑『10冊くらい』しか本を置いてないとか。
何のために本棚があると思ってんだ!!!
↑10冊どころか雑貨しか置いてないとか。
読書に興味のないオシャレさんはこれだから!!!
↑本を雑貨の下敷きにしてるとか。
不敬だしこれじゃ本を取り出せません!!!!
↑『どうせ読まない英語の本』を飾ってるとか。
ギルティにも程がありますなあ!!!
↑実現不可能な
『オシャレに決まってる物件』に頼ってるとか。
どんだけ例が出てくんねん。
『本側に譲歩してもらう』
▼提案も多いですよね▼
でもそう!! そうなんですよ!!!
『オシャレに魂売ってる』とか『リノベ前提』みたいな極端な例じゃなくて!!
『普通の本棚』で暮らしをオシャレにする、
ちょっとした工夫はどこにあるんだって話なんですよ!!!!
……。
甘えるな!!!
どっちの味方?
教えてほしいのは
▼コレジャナイと思いますが……▼
『本棚をおしゃれに飾る方法』は
昔からある失敗しがちな難問ですが……、
『①インテリアの視点だけ』
『②本好きの視点だけ』
……①②どちらかの視点に偏って考えるから上手くいかないんです!!!
ぬぅ~~ん……!!!
どちらかの視点に偏ると
▼失敗するリスクが高まります▼
どちらかの視点に偏ると
▼失敗するリスクが高まります▼
お互いの陣営が何を考えているのかをきちんと理解して……、
『自分にとっての理想の着地点』を見つけましょう!!
かかってこいや!!!!!!!!
インテリア陣営どもをブチ転がしてやります!!!!
【本記事の参考写真について】
話を分かりやすくするために『両極端な例』を多数挙げて参りますが、対立を煽るための記事ではありません。
どんな写真も『NG例』ではなく『誰かの価値観の良い例』だとご理解の上、敬意と節度をもってご参考にしてくださいね。
【おしゃれなお部屋の】:『本棚の配置』と『ディスプレイの理由』
『理想の本棚』で
▼過ごしましょう!▼
まず大前提。
インテリアってのは『内装』も『家具』も『雑貨』も、
すべてがMAXオシャレじゃないといけない……わけではありません。
『目立つ物』には力を入れて、
『実用的な物』は部屋の隅っことかに隠しちゃうんでしょ。
その通り!!!
『実用性0%』では暮らせないし
▼『実用性100%』ではダサくなります▼
インテリアってのは
お部屋の第一印象が非常~~~~に大切です。
そのためオシャレの世界では、
入室したときの最初の景色をすごく重要視します。
入室してすぐ「この部屋ダサッ」って感じてしまったら……、
その感覚を味わった後にオシャレ雑貨を見つけたとしても、
「ダサいのに」「イキってインテリア頑張ってる」
……みたいな負のイメージを生みがちなんですよね。
そうそう。
悲しいけどこの現実を『きちんと認めてコーデを組み立てる』ことが大切です。
逆に第一印象で『ここオシャレだな』と感じてもらったら、
そのあとに普通の書籍とかが目に入ったとしても……、
『キャンドル一個』でも
▼第一印象は変わります▼
『オシャレな部屋に』『本も置いてある』
……みたいな良いイメージにつながりやすいんですよね。
カンペキです!!!
ですので家具の配置のセオリーは、
オシャレなものは『入室時に目立つ場所へ』、
ダサいものは『入室時に死角になる場所へ』、
……ということになっているわけですね。
オシャレな物は
▼『フォーカルポイント』へ▼
ダサい物は
▼お部屋の『死角』へ▼
『人はある空間に入ったとき、無意識にいちばん遠い場所に目を向ける』
『人間の本能で、ここは安心して過ごせる部屋なのかどうか、広さや状況を把握している』
《今あるもので「あか抜けた」部屋になる。》p42より引用
となると『お部屋の第一印象』をオシャレにしたい場合、
本棚の扱いはと言いますと……、
①『思いきり飾って』『目立つ場所へ配置』か
②『あくまで本置き場として』『死角に隠す』の二択になります。
……お、おや?
目立つ場所はデコレーションする。
▼家具配置の基本です▼
インテリア好きな人がすぐ
本棚を『雑貨だらけにしたり』『ディスプレイ用に使ったり』するのは、
この①のパターン、
①『思いきり飾って』『目立つ場所へ配置』……を忠実に守っているからですね。
ま、まあ、そうなりますかな。
『背表紙をこちらに向けない』
ちょっとした工夫で
▼アナタもデコレーションの鬼に☆▼
で、逆に②のパターン。
②『あくまで本置き場として』『死角に隠す』
容量いっぱいまで本を詰め込んで、
『収納として大活躍』してもらうパターンね。
う、うちはそのパターンです!!!
これだと見栄えしないので、
セオリーに従って『死角へ配置』で万事解決。
逆に言うと無理してデコレーションする必要もナシ。
本来はこれが当たり前の話です。
本棚は『見えない配置』で
▼別にOKなんです▼
※本をギチギチに詰めても、
入室時の『第一印象』は変わりません。
インテリアコーディネーターさんだって
お客さんが『①の需要』なら①のコーデをするし、
『②の需要』なら②のコーデをして下さいます。
で、でもそれじゃ……、
ワイの本棚おしゃれにならないんですけど……。
そう。
本当は、
『本棚を実用品として使いたいなら』
『死角に置いて目立たなくしましょう』
……で終わってる話なのに!!!
『死角に本棚』でじゅうぶん
▼おしゃれに戦えます▼
※本をどれだけギチギチに詰めても
『左の写真』の第一印象は変わりません。
なのに僕を含めた本好き連中が、
『実用性を保ったまま』『おしゃれな本棚にしたい』と欲張るからややこしくなってんだよ!!!
本来『お部屋がオシャレである』ために、
必ずしも『本棚もオシャレである』必要はないんですよ!!
オイオイオイ!!!
その言いようは穏やかじゃありませんなあ!!!
▼『実用性』のための本棚は……▼
▼『死角に配置』で別にOK▼
インテリアクラスタの人はちゃんと
「ディスプレイしたいから」
「蔵書は少なくていい」
……って取捨選択してるのに!!!
本好きに限って
「本をいっぱい入れたい」のに
「オシャレな本棚にもなりたい」ってワガママ言ってるんだよ!!!
それ以上の暴言は控えることだな!!!
その身がどうなっても知らんぞ!!!!
お部屋の『ディスプレイ担当』として使いたいから
▼デコっているだけ▼
あまつさえ、
「誰も答えを教えてくれない」と駄々をこねる始末!!!
自分で本を減らして
少しでもスッキリさせようって努力もしてないくせに!!
し、してるしてる!!
『小さい本棚』でも
▼同じですよ▼
というわけで!!! 本棚は!!!
『①思いきり飾って目立つ場所へ』か
『②あくまで本置き場として死角に隠す』の二択が基本ではありますが!!
ありますが!!!!
どうしても両立させたい場合は、
……その【中間】で自分なりの落としどころを探しましょう!!
ホウ?
自分なりの『落としどころ』を
▼見つけましょう!▼
《関連記事》
【本好きが】:本棚をおしゃれにする方法『収納量とディスプレイ作法』
『素直に全色を拾う』のは
▼激ムズだから諦めて▼
おしゃれと収納量を両立させる方法……答えは簡単!!!
本棚の中に、
第一印象を引っ張るための『ディスプレイ用のブロック』を作ること。
え、それってつまり……。
『ディスプレイ用のブロック』と
▼『蔵書用のブロック』があります▼
↑本棚のスペース、何か所かディスプレイに譲れ。
ヤダ――――ッッッ!!!!
コラ!!! すぐに否定から入らない!!!
オシャレしたいと欲張ってるのに、
『インテリア業界の飾り方』を脊髄反射で茶化すから経験値が増えないんですよ!!
↑さっきもこういうのバカにしてたでしょ?
おまえが極端なの選ぶからだよ!!!
よく見ると『蔵書のブロック』と
▼『ディスプレイのブロック』に分かれてます▼
よく見ると『蔵書のブロック』と
▼『ディスプレイのブロック』に分かれてます▼
え~~まず本棚が目に入ったときに、
第一印象が
『本オタクだ~~』ではなく『オシャレだね~~』にならなくてはいけません。
普通は『本オタクだ~~』ってなっちゃうよね。
ですので、
なにはともあれ『本より目立つ物』を置いてやる必要があります。
アートとか観葉植物とかオブジェとか、
『おしゃれな第一印象』を感じさせるビジュアルを先に見せるわけですね。
『建築がすごい』と
▼目を引っ張るのはカンタンですが……▼
インテリアって『部屋』というデカイ単位でモノを見るので
実はちっちゃいものは目立ちません。
本棚に収納されている『本の背表紙』って
ゴチャゴチャしてるようで一つ一つの柄は小さいので、よりインパクトのある物で視線を逸らすことができるんですよ。
「なんか本がゴチャゴチャしてるな~~」とは思っても
瞬時に全部のタイトルを読めたりはしませんものね。
インテリアコーディネーター早[SAKI]さんは著書の中で、
本の背表紙のことを『背景』と表現しておられます。
本の背表紙は、近くでしっかり見ない限り色くらいしか認識できないため、
どちらかというと目線が集まる対象物ではなく、背景として他のものを引き立てる役割を果たしています。
《海外みたいにセンスのある部屋のつくり方》 p174より引用
「いやいや文字も認識できるよ!」とか
「いやいや興味が出て目線を引っ張られちゃうよ!」みたいな、
前向きに趣旨を汲み取ろうとしてない反論は
『本好きの名誉』にかけて自重しておきましょう。
めっちゃ思いついてんじゃん……。
『ディスプレイ用のブロック』と
▼『蔵書のブロック』を作るのです▼
なんにせよ、
本の背表紙は『背景扱い』……なんかよくわからん柄物として扱います。
この、なんかよくわからん柄物が注目されると
「本棚じゃ~~ん」って気づかれてしまうので、
そうなるより早く、
別のオシャレなものに視線を引っ張るわけですね。
その通り!! バッチリでございます!!!
ディスプレイは
▼【ハレ感】を意識して▼
- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。
《関連記事》
【インテリア好きが考える】:本棚ディスプレイのおしゃれな飾り方
挑発的なディスプレイですが
▼理にかなってます▼
このとき《ディスプレイブロック》に置くべきものは、
『デカくて』
『コントラストがきいてる』
『おしゃれな物』です。
はいはい。
本が存在することを『一瞬気づかせない』くらいの
▼わかりやすい好例です▼
『小さくて』『ボヤッとしてるもの』はけっきょく背景になりますし、
本の背表紙よりダサイものを目立たせても逆効果ですもんね。
そゆことです!!!
『目を引くために置いている』
『第一印象をおしゃれにするために置いている』
……という大前提を忘れずにアイテム選定をしましょう!!!
初見で「本ね……」と
▼思わせない執念▼
まあ、ようするに《WOWオブジェクト》です。
一瞬ギョッとしてしまうような、
『ダサい本棚には』『置いてあるはずがない物』を配置して第一印象をひっくり返すのが得策ですよ。
ふぅ~~む。
誤解を恐れずに言えば、
『本好きが嫌がる雑貨』ほど効果大です。
身もふたもない!!!
理屈は分かるけど!!!
《関連記事》
しっかし……、
言うても本棚にあんまり雑貨とか置きたくないんだけどなあ。
『収納量』をあきらめてる人でさえ、
ディスプレイ雑貨を上手に活用して必死にオシャレを演出してるのに!!!
見た目と実用性を『両立したい』本好きが、
なんで本だけでオシャレになれると思ってんだよ!!!!!
すぐキレるっ!!!!!!
『オシャレ業界のビジュアル』に
▼目が慣れないと始まりません▼
『蔵書量も減らしたくない!!』
『雑貨も飾りたくない!!』
……なのに勝手に本棚がオシャレになってくれる!!!
そんな都合のいい魔法をクチを開けて待ってるから
ライフハック系のユーチューバーに騙されるんだよ!!!
今日いつもより当たりがキツくない!?
ディスプレイブロックの装飾は、
『ハデならハデなほど良い』『オシャレならオシャレなほど良い』と思ってください。
ようするにブロック内で静物スタイリングをするわけです。
これまでに培ったデコレーションのテクニックを総動員して下さいね。
《リレーション》!!!
《リフト》に《ヴォイド化》《△構図》!!
……何でもやってやるです!!!!
ディスプレイに本がよく使われるのは
▼『本棚とリレーションする』からです▼
なお、
本棚全体に対する『ディスプレイブロックの割合』が、
多ければ多いほどオシャレになって、
少なければ少ないほど蔵書量が増えます。
ふむふむ。
『○○%の割合だけが正解!』ではなく
▼自分と相談してバランスを考えて下さいね▼
インテリアの究極の目的は『自分たちが気持ちよく暮らすこと』。
雑貨が多いとエライとか、
蔵書が多いとエライとかではなく、
『自分にとってのちょうどいい暮らし』を目指しましょうね。
あぁ~~い!!!!
書籍の
『表紙見せ』
『平積み』
『ナナメ積み』
▼……は【ちょいディスプレイ扱い】です▼
※雑貨より『ハレ感少なめ』なので
頼りすぎないで。
《関連記事》
▼『GUの陳列』はギチギチ|『バレンシアガの陳列』はスカスカ▼
【本棚をおしゃれに飾って】:素敵なインテリアと読書生活を!!
ひとつのブロック内で
▼『蔵書』『ディスプレイ』をシェアしてもOK▼
というわけで!!! 本棚は!!!!
ふぁい!!!!
①『ぜんぶオシャレにして目立たせる』か!!
②『ぜんぶ収納にして隠しちゃう』か!!
③『部分的にオシャレ』『部分的に収納』にしてバランスをとるか!!
この3択の中から、
自分的にアリなものをきちんと選んで採用する必要があります!!!
本棚をステキにしたいときは、
自分自身の『求めるオシャレさ』や『求める蔵書量』を、
ちゃんと天秤にかけて、
納得できるバランスを探しましょうねというお話でしたーッ!!!
もともとイメージしてた
『おしゃれな本棚の飾り方』と全然違いました!!!
『何を考えて』コーデされているのか
▼仕組みを理解しましょう!▼
インテリアは『テクニック』も大切ですが、
それに負けないくらい『自己分析』が重要です。
「本好きだからインテリアは無理なんだ」とか
「たくさん本があってオシャレできない俺カッコイイだろ」みたいな、
便利な大義名分やドサクサの自慢に安易に逃げないように!!
もっと穏便な言い方あるでしょ。
『蔵書の割合』も
『ディスプレイの割合』も
『そもそもの本棚選び』も
▼ぜんぶ自分の自由です▼
本気で暮らしを改善したかったら、
『思考をサボる言い訳』を探してはいけません!!!
『究極のちょうどいい』を追求してるはずのミニマリストさんが
『なんとなくの無印良品』に逃げてるのと同じだぞ!!!
ミニマリストさん、もらい事故じゃんかよ。
上級者さんのスゴイ部屋も
▼『基本の積み重ね』です▼
『神聖な本棚にオブジェ飾るなんて邪道だぜ』
『本ばかり集めてないでオシャレしなさいよ』
……みたいな表面的な二元論ではなく!!!
フラットな視点で、
自分がいちばん気持ちよく暮らせる『妥協点』を目指して下さいませ。
うぇえ~~~~い!!!
以上!!!
『インテリア好き』も『本好き』も少々嗜んでる立場からの一意見でした!!!
多様な文化を
▼尊重しましょう!▼
『まぁまぁ納得できる』方も、
『異議アリ』な方もおられると思いますが!!!
本気でオシャレになろうと
『努力したことある者』だけ石を投げろ!
セイッ!!!!
痛”ッ!?
『本好き』ならではの
▼ディスプレイも楽しんで……▼
『本好き』ならではの
▼ディスプレイも楽しんで……▼
『本好き』ならではの
▼ディスプレイも楽しんで……▼
【おしゃれの定義について】
読書好きがイメージする理想の本棚には色々なカタチがあると思います。
ですが本記事では意図的に『インテリア業界』でオシャレとされているものを目指すべきおしゃれと仮定して解説しております。
インテリアに親しんでいない方が言う「それより俺はこんな部屋をオシャレだと思うぜ」という主張に配慮しすぎると永遠に話が進まないためです。
レストランの新メニューを決める会議で「俺はコンビニ弁当も好きだぜ」って意見を聞いてる場合ではないのです。
まずはある程度統一された『ひとつの基準』『ひとつの感性』で仮の結論にたどり着くことに意義があると判断して執筆致しましたのでご了承くださいませ。
※当サイトにはアフィリエイトリンクが含まれます。
リンク先で商品を購入すると作者に収益が発生することがありますので、
望まれない方はサイト外でお買い物を楽しんで下さいませ~。
先生――ッッッ!!!
ネットで検索しても『本棚をオシャレに飾る方法』が全然出てこないんです!!