①【置くだけでダサくなる】洋服ハンガーラックの秘密｜②服好きのための『ショップみたいになれる』ハンガーラックの選び方

持ってるお洋服はオシャレなのに、

お部屋はまるでゴミ屋敷！！

ハンガーラックには『ブランド服』をかけているはずなのに、

なぜかオシャレに見えてくれない！！

↑本当は『アパレルショップみたいなインテリア』で暮らしたいのに！！

どうして自分はうまくできないんだぁぁぁぁぁ……っ！！！！！

……というのが、

『ファッション好きな』『インテリア難民』共通のお悩みだと思います。

これ、実は服好きな人が悪いわけじゃないんです。

インテリア的にハッキリと『こうなっちゃう理由』がありまして……、

↑肝になるのはコイツです！！

たいてい悪さをしてるんですよ、

お洋服をかける『ハンガーラック』がね！！！

本日は、アパレルショップみたいに暮らせる

【おしゃれな洋服ハンガーラック】の選び方でございますよ！！

実はインテリアの世界では、

そもそも『洋服用のハンガーラック』ってあんまりお部屋に置きません。

なぜなら、ハンガーラックを置くとお部屋がダサくなるから。

とはいえ、これはあくまで基本のセオリー！！

理屈が分かれば『服好きが』『オシャレな部屋で暮らす』ことも不可能ではありません！！

本日は、その謎を紐解いてゆきましょう！！

もしもあなたが自分で選ぶとしたら、

洋服ハンガーラックって『どんな基準で』選びます？

惜しい！！

非常に言いにくいことなのですが、

わざわざ『ブランド品の高級ハンガーラック』を買ってもダサいときはダサいです。

↑もちろん、高級品に備わっている

『アイアン製でかっこいい！』とか、

『ビンテージ加工がかっこいい！』とか、

そういった素材面でのビジュアル要素も大切ではあるのですが、

それ以上に、

洋服ハンガーラックは『サイズ選び』が超重要なんですよ。

逆です。

お洋服好きなら、

アパレルショップみたいに見せたいのなら、

《超でっかいハンガーラック》一択なんですよ。

『服屋みたいなお部屋に住んでみたい』。

『アパレルショップみたいなインテリアで暮らしたい』。

これを実現するためには、

そもそも目指すべき服屋さんが実際に『お洋服をどう扱っているのか』を知らなければ始まりません。

めちゃくちゃ当たり前のこと言いますよ。

実は服屋さんは、

……ハンガーに服をギチギチに詰め込まないんですよ。

おしゃれな服屋さんでは、

ハンガーには『これくらいの数の服をかけましょう』という基準が決まっております。

ショップさんごとのローカルルールはあるにせよ、

どんなお店でも守られる基本的な考え方として……

洋服ハンガーラックには、

『高い服ほど』『余裕をもってゆったりかける』というのが大前提なんです。

お洋服を売っているショップさんには、

そのお店がどれくらい高級店なのかによって『グレード分け』が存在します。

ずばり、

①最高級を【プレステージ】

②普通を【モデレート】

③最安値を【ボリューム】

……とした3グレードですね。

↑もっと細かい区分けもあるんですが、

一般家庭で『自宅をおしゃれにしたいよ～』という目的だけなら、3つ覚えれば十分です。

ちょっと乱暴になりますが、

①プレステージが【エルメス】とか【バレンシアガ】くらい、

②モデレートが【ビームス】とか【ユナイテッドアローズ】くらい、

③ボリュームが【しまむら】とか【ユニクロ・GU】くらい、

……みたいにイメージすれば覚えやすいかなと思います。

その通り！！！

インテリアショップで売ってる普通のハンガーラックって、

だいたい『60cm幅～80cm幅』くらいのサイズのことが多いんですが、

それくらいの大きさのハンガーであれば、

例えば冬物コートの場合『プレステージなら5着』『ボリュームなら9着』くらいをかけるのが適正になります。

何が困るかって、せっかく高級なお洋服でも

ハンガーラックに『安物のかけ方』をしたら『安物っぽく見える』という視覚効果があるんですよ。

せっかくビームスで買ったブランド服、

……しまむらの密度でハンガーにかけていませんか？

そして服屋さんに行くのに慣れている人ほど、

『高い服は余裕をもって陳列されているんだな～』

……という実体験を無意識のうちにたくさん味わっています。

『服好き』ほどおしゃれへの意識は高いのに、

『服好き』ほど服をたくさん持っているから、

『服好き』ほどハンガーラックに詰め込みがち、

なのに服好きほど、ギチギチに詰め込まれたハンガーラックは

『安物のフォーマット』だという事実を経験上よく知ってるから！！

カタギの人間以上に

自宅のハンガーラックの残念さを敏感に感じ取ってしまうんですよ……。

とはいえ！！

いくら僕がインテリアアカウントであろうと！！　趣味人の仁義として！！

服好きに対して、

「ハンガーラックの見栄えのために」

「服を増やすな」

というご提案はできません！！

ですので、僕から言えることはただ一つ。

『60センチ幅』のハンガーラックよりも、

『120センチ幅』のハンガーラックを使えば

二倍の服がかけられるぞ……それだけです。

というわけで、『インテリア好き』が

ハンガーラックをあまり積極的に使わないのはこれが原因なんです。

普通の感覚で服をかけるとギチギチに詰め込みがちなので、

意識を徹底しないと『オシャレに見える分量』を維持できないんですよね。

でしょでしょ。

服の管理ってけっこう難易度高いんですよ。

ですので、特にこだわりが無ければ

最初から『お部屋にハンガーラックは設置しない』か、

設置するけど『服じゃなくて雑貨のディスプレイ棚として使う』、

……みたいなのがベターになったりするんです。

そう！！

服好きじゃないのに、

『とりあえず』で設置する洋服ハンガーには大いに異議を唱えますが！！

ファッション好きな方が、

『かっこいいハンガーラックで』

『毎日かっこいいお洋服を選んで着る暮らし』

……に憧れるのはとっても尊いことだと思います！！

ハンガーラックのサイズを適正にすべし。

それにかけるお洋服の量を適正にすべし。

ここまで理屈が分かっているなら、あとは知識と努力で辿り着けます！！

おしゃれなお部屋は

リラックスとプレッシャーのバランスが『2：1』。

たとえ圧迫感のある巨大なハンガーラックを置こうが、

それ以外をリラックスにしてしまえば『洋服ハンガーがメインディッシュの部屋』として十分成立します！！

お洋服が好きすぎてゴミ屋敷に住んでいる方にこそ、

その『好きな気持ち』を力に変えてチャレンジしてみて欲しいところです。

それでは本番！！

具体的なアプローチに参ります！！

まずは大前提、基本の確認として。

ファッション好きなら

自宅で過ごす時間のうち『ハンガーラックと関わっている時間』が相対的に長くなりがちです。

であるからして、

「服好きだからハンガーラックに投資しよう！」

……という判断自体はたしかに理にかなっているのですが。

前述のとおり、

『幅の小さい高級品』を買うよりも

『同じ予算で幅をビッグサイズにする』ほうが

望んだ暮らしのイメージに近づきやすいので、

ご予算の範囲内で、

できるだけ効率のいいチョイスをして頂けたらと思いますね。

その上で！！！

具体的なハンガーラックのサイズです。

先ほど『60cm幅よりも120cm幅』と言いましたが、この120cmには意味があります。

ずばり、アパレルショップさんがよく使う

ハンガーラックの規格サイズが『120cm幅』なんですよ。

60cm幅や80cm幅などの

一般家庭によくあるサイズと比べて、

120cm幅は『たくさん服がかけられる』だけでなく、

圧倒的に『ショップっぽい第一印象』を感じさせてくれます。

例によって、服好きな方ほど

人生でたくさん服屋さんの店内を体験していますから、

120cm幅のハンガーラックを自宅に置くと、

想像以上に『アパレルショップみたい！』という実感が感じられると思いますよ。

ですので！！

当ブログではビッグサイズ、特に120cm幅を基準として解説させて頂きます！！

横幅120cmのハンガーラックの場合！！

最高級のお洋服【プレステージ】っぽく見せられる収容数は下記の通りだ！！

↑これくらい！！

あくまで基本なので、

お手持ちのお洋服の『実際のボリューム感』と相談しながらバランスを微調整してくださいね。

↑複数アイテムを混合でかける場合も、

『基本の数量』を元にして、ご都合に合わせて自由に割り算してくださいませ。

OKですOKです。

なお、カットソーやニット類の規定数がありませんが、

『ショップでは畳むのが基本』だからですのでご了承くださいませ。

どうしてもハンギングしたい場合は、

『ジャケットで15着なんだから』

『カットソーも最低15着まではイケるやろ』

……みたいにうまく応用してください。

そういうことなのです。

理屈があるなら、理屈を有効に活用するのです。

そしてご注意ですが！！

この『規定数』以上に服を買ってはいけないわけではありません！！

押し入れに片づけとく分とは別の、

ハンガーラックを眺めながら『お酒を飲む用』のお洋服

……はこれくらいの数に絞ると、お部屋がかっこよく見えるよというお話でございます！！

……それねえ。

僕も実際にやってみたんですけどねえ。

店内の『全ハンガーが』ビームス級に統一されてるショップ様と違って、

自宅でハンガーラック1台でやるなら『ビームス級』ではちょっとインパクトが弱いのよ。

自宅でビームス級のフォーマットで妥協すると、

『理論上はあってるはずなのに』

『期待したほど感動しない』

……感じになってしまいがちです。

なので個人的なオススメとしては、

まずは『無理してでもエルメス級で飾って』、ショップ風のマイルームで暮らせる衝撃を体験してみてほしいですね。

あぶれた分のお洋服は、

いったん押し入れにでも詰め込んでおけばいいと思うの。

それでは、具体的なアプローチ【その②】です！

『120cm幅』がいいのは分かった、

だけどどこのブランドの120cm幅ハンガーラックが良いのかわからない！！　そうですね！！

実はインテリアの世界でも、

家庭用サイズで『120幅』ってだいぶデカイので、そんなにどこでも取り扱ってません。

ちゃんとしたブランドのおすすめ品、

ぶっちゃけ網羅できちゃうのでぜんぶ載せときますよ。

↑以上！！

『120cm幅のおすすめハンガーラック』になります！！

お考えの通り！！

120cm幅は存在そのものが『レア』すぎて、あまりモデルが選べません！！

基本的には、

120cm幅の中に『好みのモデルがある』のが一番ラッキーですが！！

ぶっちゃけお高い買い物ですし、

もっと色んな選択肢からチョイスしたいというのも人情でしょう！！

『近いところ』で、

インテリア的にアリなオススメ品を追加でご紹介しておきます！！

ではでは、『120cmジャスト以外』のおすすめ品もどうぞ！！

↑このあたり！！

『100cm幅』にはなりますが、おのおの独自の魅力を持っています！！

アパレルショップさんだって『120幅しか使ってない』わけじゃないんで、

このあたりの選抜メンバーなら十分以上に素敵に見えますよ。

そしてさらに！！

アパレルショップより上を目指したいという

愛すべき大バカヤロウのために、『天上人用のおすすめハンガー』も載っけときます！！

デカイし超高級だし、

家具好きの世界でも『わざわざここまで買わない』んだけど、

お洋服と心中したいタイプの方は、

憧れすぎない程度にご参考にしてください。

↑以上！！

インテリアの視点で見て超強力な戦士たちです！！

まぁ、最後の30万円はムチャにせよ。

本日ラインナップしたモデルたちはどれも、

家具好きの感覚で『品質に対するコストパフォーマンスが良いな』と感じる商品を厳選しております。

今後のファッションライフを『一生底上げ』できますので、

趣味活全体の予算配分と相談しつつご検討頂けたらと思います。

家具の世界で「一生もの」って言ったら本当に一生ものですんで。

なお！！！

ご自宅で『すでに使っているハンガーラック』がある場合！！

『気に入らないけどとりあえず使ってる』やつなら、

いつか買い替えの際に高級ハンガーラックを検討の候補に加えて頂けばいいだけなのですが！！

「気に入ってる60幅のハンガーあるんだよ～」みたいな場合！！

これからも使っていきたい

60cm幅ハンガーがすでにある場合は！！

『同じモデルの60幅』を買い足して

横に並べるというワザでもかなり戦えますので！！

お手持ちの家具への愛着や、

目指す理想の暮らし、ご予算などと合わせてご検討くださいませ！！

決してご無理をしないように。

というわけで！！！

様々な理由により、

【服好きならデカいハンガーラック】がおすすめですよというお話でしたーッ！！

基本的には、

せっかくブランド服を持っているなら『ちゃんと高級そうに飾りましょうよ』というご提案なのですが！！

しまむらやGUのようなプチプラ服を

『エルメスのように飾って』高見えさせることも可能ですので！！

お手持ちのお洋服に関わらず、

ご自身の生活スタイルに合わせて、うまく知識を活用していただけたら幸いです！！

それではまた！！

機会があったらお会いしましょう！！

すてきな趣味部屋生活を！！　バイバイ！！！