画像引用元:アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト様より
【葬送のフリーレンで覚える】:クラシックインテリア全史
おしゃれな
\ 『クラシックスタイル』 /




ず~っと昔からあった!!

『装飾たっぷり』で、
『伝統と格式』がある、
『貴族みたいな』インテリア、
……それがクラシックスタイルです!!

それは分かったんだけど、

ネットのインテリア情報って、
モダンスタイルばっかりおすすめするじゃん?
クラシック
\ おすすめじゃないの? /




「花柄はダサい」とか、
「色数が多いとダサい」とか、
「ダークブラウンはダサい」とか、

クラシックスタイルの、
全てを否定しようとしてくるじゃん?

あるあるですね。

クラシックスタイルって、
伝統があるだけで本当はダサいの?

なワケあるか!!
ネット情報は嘘が9割!!
モダン以外は
\ 『ぜんぶダサい』 /



クラシックは
\ 『ダサくない』 /




インテリアのトレンドは、
『地味地味』と『ハデハデ』を繰り返すだけなので、

普通にそろそろ、
地味地味なモダンが飽きられて、
ハデハデなクラシックが人気になりますよ。

そうなの!?

そもそもクラシック時代の中でも、
『ハデハデ』のクラシックが人気になったり、
『地味地味』のクラシックが人気になったり、

同じようなトレンドの変遷は、
ず~っとあったんですって。
本日は
▼『アニメで学ぶインテリア』▼



本日は!!!
アニメで学ぶインテリア!!!

葬送のフリーレンで覚える、
【西洋クラシック全史】でございますよ!!

フェルン派です!!

ゼンゼ派です。

怖。
当ブログは
▼ゼンゼを応援しています▼




『ウン百年』の単位で、
じっくりトレンドが移り変わっていく、

悠久のクラシック時代!!

ひょえ~!!!

人間の寿命では到底知覚できない、
巨大スパンのクラシックトレンドを!!

『長命のエルフ』の視点で、
……順番に見て参りましょう!!!
《関連記事》
【歴史解説①】:古代のクラシック(紀元前1600~西暦400年)
クラシック時代の
\ 『トレンド』? /




ではさっそく!!

人間を知るための、
『歴史の旅』を始めましょう!

かかってこいや!!

まず大前提として!!

クラシックスタイルは、
大きく『三つの時代』に分けられます。
クラシック史の
▼『全体像』です▼

①
古代:2000年間
(紀元前1600年~西暦400年)
②
中世:1000年間
(西暦400年~西暦1400年)
③
近世:500年間
(西暦1400年~西暦1900年)

上記の通り、
①古代のクラシックスタイル
②中世のクラシックスタイル
③近世のクラシックスタイル

年号はざっくりですが、
おおむねこんな区分けになりますよ。

『勇者ヒンメルの死』から何年前ですか?

僕もヒンメル歴で例えたいけど、
不便すぎるので西暦で統一させてね。
まず最初は
▼【①古代】から▼



まずは最初に【①古代】から!!

ヨーロッパ最古のクラシックスタイルは、
『ギリシャ様式・ローマ様式』になります。

ほーんほーん。

これは名前そのまんま、
『古代ギリシャ』にあった様式と
『古代ローマ』にあった様式のことね。

それはそれは昔のスタイルで、
ゼーリエとかフランメの時代みたいなもんですよ。
『ギリシャ様式』
▼『ローマ様式』▼






どちらも一般的には、
『大理石』のイメージが強いスタイルですね。

ギリシャの『パルテノン神殿』とか、
ローマの『コロッセオ』なんかが有名です。

イメージあるある。

デザイン的な特徴は、
『オーダー』と呼ばれるぶっとい柱を使うこと。

ギリシャ風とかローマ風とかやるときは、
だいたいこの柱をマネして取り入れますよ。
デザインの特徴は
▼『大理石』『オーダー柱』▼



いちおうこれらは、
れっきとした様式ではあるのですが、

昔々のことすぎて、
ほとんど神話みたいな位置づけでして。

ゼーリエとフランメだもんね。

そのぶん西洋人的には、
超絶リスペクトしてしまうレジェンド様式でもあります。

トレンドとかとは一線を画した、
『信仰の対象』みたいな特別扱いになりますよ。
そして
▼『次の時代へ』▼


【歴史解説②】:中世のクラシック(西暦400年~西暦1400年)
続きまして
▼【②中世】▼


ガンガン参りましょう!!
こっから【②中世】です!!

1000年くらいこの期間が続くので、
『フリーレンの時代』みたいなイメージかな。

ひとまず神代が終わりましたな!!

この長~い中世のうち、

ざっくり前半が、
『ロマネスク様式』の時代になりますよ。
中世ヨーロッパ
▼『ロマネスク様式』▼




まずロマネスクという言葉、
これは『ローマ風』という意味です。

神代が終わって技術力が下がったので、
省エネ版ローマ様式を作ったのがロマネスクですね。

ギリシャ・ローマ時代が終わって、
一発目から早速もうローマ風じゃん。

あんまり覚える気なかったけど、
古代のスタイルって意外と重要かもですな。

ゼーリエやフランメの影響を、
受けてない魔法使いなんていないってことですよ。
歴史は連綿と
▼続いています▼



シンプルで素朴で簡素、
……これがロマネスクの大きな特徴です。

中世のクラシックスタイルは、
まずは『地味地味』からトレンドが始まったのです。

フランメの死後、
隠居生活してたときのフリーレンかな。

ちなみにギリシャ・ローマは、
『神聖・洗練』みたいなイメージでリスペクトされるので、

ギリシャ・ローマを模範としたスタイルは、
地味系になることが多いですよ。
ロマネスクも
▼『地味系』です▼



でもずっと地味だと、
みんなだんだん飽きてくるんです。

中世クラシックスタイルの、
ざっくり後半は『ゴシック様式』がトレンドになりました。

有名なゴシック様式!!!

特徴はロマネスクと真逆です。

ダークで複雑で不気味な感じ、
『魔王城』みたいなやつがゴシックです。
魔王城みたいな
▼『ゴシック様式』▼




ゴシックってのは、
『野蛮なゴート人みたいな』という意味の言葉。

まあ要するに、
ゴチャゴチャして下品だというニュアンスですね。

命名した人の、
『討伐してやりたい』という気持ちが伝わってきますな。

余裕ができたから予算UPだぞ!!
貧乏くさい教会は建て替えするぞ!!
めちゃめちゃデカい縦長建築にするぞ!!
線状の装飾だ!! ステンドグラスだ!! 怪物の彫像だ!!

なんにせよ、
突き抜けて『ハデハデ』な様式です。
ゴシックは
▼『ハデハデな様式』▼






中世ヨーロッパのクラシックスタイルは、

大きくわけて、
『地味地味』なロマネスクから、
『ハデハデ』なゴシックへと、
……移り変わっていくトレンドだったのですよ。

1000年かかってるから、
人間だと一生理解できないだろうけど、

フリーレンくらいの寿命で見たら、
わっかりやすくトレンド変遷してるんですなあ。
▼参考▼

【クラシック様式のトレンド】
『Q 各様式の特徴は、どのように変遷するの?』
『A 単純・一様 → 複雑・多様 → 単純・一様 と繰り返します。』
※※※
引用元
『ゼロからはじめる建築の[歴史]入門』
p41 ヨーロッパの様式概観 2 より
【歴史解説③】:近世のクラシック(西暦1400年~西暦1900年)
ラストは
▼【③近世】▼


ここから【③近世】です!!

フリーレンで例えるなら、
勇者ヒンメルたちが活躍したくらいの時代かな。

だいぶ現代に近づいてきましたな。

近世は大きく分けて、

『地味→ハデ→地味→ハデ』と、
……4回トレンド変遷しますよ。
たくさんの
▼『変化がある』時代です▼



中世の最後に流行ったのが、
ハデハデの『ゴシック様式』だったから、

近世の最初に流行るのは、
地味地味の『ルネサンス様式』になります。

ルネサンス!!!

ルネサンスというのは、
『復興・再生』という意味ね。

ようするに、
「ゴシックは調子に乗りすぎだぜ!!」
「キリスト教がそんなに偉いのかよ!!」
「古代ローマの時代に戻ろうぜ!!」
……みたいなニュアンスですよ。
『洗練の象徴』
▼ローマ様式の復興▼





ギリシャ・ローマは
『神聖・洗練』の象徴だったから、

それをお手本にしてるルネサンス様式も、
『地味地味スタイル』になるわけですね。

本ッ当~~に、
地味とハデを繰り返すんですな!!

インテリアの歴史では、
『地味→ハデ』の順番でトレンドが移り変わるなんて

フリーレンが
ミミックに喰われるくらいよくあることなんですよ。
▼よくあることです▼




そんな地味地味ルネサンスの、
次に流行ったスタイルが、

超ハデハデで、
おどろおどろしい『バロック様式』です。

定期的に魔王城との戦いが始まりますな。

「ルネサンス許せねえ!!」
「キリスト教の本気を見せてやる!!」
「めっちゃ豪華ですごい教会を見よ!!」
……これがバロックね。

バロックというのは『ゆがんだ真珠』という意味で、
これもゴシックのようにごちゃごちゃ感を連想させるネーミングですね。
超絶ハデハデ
▼『バロック』▼



バロックの一種
▼『ロココ』▼




ちなみにクラシックの中でも、
『ロココ』ってすごく人気がありますが。

それも聞いたことある!!
有名なクラシックスタイルじゃん!!

だけど実際は、
バロックのお屋敷にロココ調の部屋が存在しただけなので、

あくまでバロックの一種であり、
『ロココは様式ではない』と言う人もいますよ。
近世の
▼『前半おわり』▼



以上前半おわり。
ここからが『近世の後半』になりますよ。

魔王を倒したあと、
年をとったハイターの時代くらいかな。

時代の進み方が、
だんだんゆるやかになってきたような。

今回の分け方だと、
『古代2000年間』に1スタイル、
『中世1000年間』に2スタイル、
『近世500年間』に4スタイルですからね。

後半ほど急激に、
短期スパンでのトレンド変遷になりますよ。
ここからが
▼『近世の後半』▼



バロックの次が、
『新古典主義』様式です。

ここでいう古典というのは、
ギリシャ・ローマ時代のことね。

またゼーリエの時代を参考にしてる!!

「バロックだあ?」
「うるせえボケ!!」
「ギリシャ・ローマを復活させるっつってんだろ!!」
……これが新古典主義ね。

だんだん雑になってきた。
神代の復活
▼『新古典主義』▼





ギリシャ・ローマを規範にした、
新古典主義が『地味地味』だったから、

それに飽きたら
次はもちろん『ハデハデ』がきます。

もう知ってる。

インテリアのトレンドが、
『地味→ハデ』の順番で移り変わるなんて

フェルンが不機嫌になるくらいよくあることなのです。

いちいちうるせえな。
ハデハデ
▼『ネオゴシック』▼




ハデハデ
▼『ネオバロック』▼





「過去様式の調査技術が上がったぞ」
「ローマはそれほど神ではなかったかもしれないね」
「なんかもう、どうでもよくなってきちゃったな」
「様式はどれも同じくらいの価値かもしれないね」
……こうして往年のスタイルのリバイバルブームが起こりました。

ハデハデな過去様式を参考にして、
ゴシックを復活させる『ネオゴシック』、
バロックを復活させる『ネオバロック』、
……などが流行って近世はおしまいになりますよ。

それマジで史実なの?

ということで
クラシック全史をまとめると、

まずは古代に、
『神格化された』ギリシャ・ローマから始まって……。
クラシック
▼『全史まとめ』▼




『地味地味』
▼ロマネスク様式▼



『ハデハデ』
▼ゴシック様式▼



『地味地味』
▼ルネサンス様式▼



『ハデハデ』
▼バロック様式&ロココ▼



『地味地味』
▼新古典主義▼



『ハデハデ』
▼ネオゴシック・ネオバロック▼



……中世が、
『地味地味な』ロマネスク、
『ハデハデな』ゴシック、

そこから近世へ、
『地味地味な』ルネサンス
『ハデハデな』バロック&ロココ
『地味地味な』新古典主義、
『ハデハデな』ネオゴシック&ネオバロック
……という流れだったのですよ。

クラシックスタイルって、
無限にあって意味不明だと思ってたけど、

わりとこう、
似たようなテーマの『繰り返し』なんですなあ。
《関連記事》
【歴史解説④】:近代モダニズム(西暦1900年~)
『クラシック時代』
▼終わりです▼



そんなこんなで!!
悠久のクラシック時代が終わりまして!!

長い旅だったーっ!!!

ようやく、
モダニズムの時代が到来したのでした。

ここからやっと、
フェルンやシュタルクが活躍してるイメージかな。

『人間の時代』ですな。
現代
▼『モダニズムの時代』▼





クラシックの時代から、
新しい時代へと進んでいくなかで、

いろいろイレギュラーな時期を経て、
最終的に『モダニズム』が生まれたわけだけど。

ういうい。

このモダニズムがまさに、
『ゾルトラーク』のような大発明だったんですよね。

装飾を殺す魔法!!
装飾を殺す魔法
▼『モダニズム』▼





モダニズムはもともと、
『革新的なデザイン運動』だったんだけど、

あまりにも強すぎて、
研究されて研究されて、
完全に一般化してもはや普通と思われるようになりました。

ほんまにゾルトラークやな。
新技術が
▼『完全に一般化』▼





そんなぽっと出のモダニズムが、
世間一般で当たり前の存在となったのが現代。

歴史区分では【近代】といいますよ。

もうクラシックの時代じゃないのね。

近代は、
まだまだ100年そこそこしか経っていませんが、

情報化社会になっているので、
『トレンド変化が活発』な時代でもあります。
『モダニズムありき』で
▼トレンドが活発に変化▼





モダニズム以降なので、
『モダン系スタイル』が多めではあるけれど!!

ふむふむ。

日本国内だけを見ても、
ハデハデな『米国ミッドセンチュリー』、
地味地味な『北欧インテリア』、
ハデハデな『カフェ風インテリア』、
地味地味な『無印良品・ミニマリスト』、

みたいな感じで、
行ったり来たりしながら前に進んでいるのですよ。
『ハデハデ』
▼米国ミッドセンチュリー▼




『地味地味』
▼北欧インテリア▼



『ハデハデ』
▼カフェ風インテリア▼



『地味地味』
▼無印良品・ミニマリスト▼



まあ~現代では、
情報が広がるのが早いので、

ブームになったスタイルも、
『明確な順番』があるのではなく、
『同時多発的』に起こっている面もあるのですが。

それはそうでしょうな。

だけど大まかな流れとしては、

モダン時代の中でも、
クラシック時代の中でも、
地味とハデのトレンドを繰り返しているのですよ。
『世代交代が早い』
▼人間の時代▼


安心してクラシックインテリアを楽しんで。
必死に積み上げてきたものは
▼決して裏切りません▼




というわけで!!
古代・中世・近世・近代と!!

時代は変わっても、
『地味に飽きたらハデ』
『ハデに飽きたら地味』
……という変化はずっと普遍だったりします!!

人間って飽きっぽいなあ……。

そしてこの、
ハデが欲しい気持ちになったときに!!

『過去のクラシック要素』を、
参考にすることも多々あります!!
『クラシック装飾』は
▼永遠です▼




インフルエンサーさんは
言葉を話す魔物だから、

す~ぐに、
『クラシック要素はダサい』と断言するけど!!

ほんとよく聞くよね。

ただ単に、
最近はモダンブームなだけなんですよ。

後先考えずに、
「ダサいダサい」と不安を煽ったり、
「クラシック要素はNG」と決めつけたり、
……ヒンメルならそうしたでしょうか?

そんな詰め方があるか。
『クラシック装飾』は
▼永遠です▼



モダントレンドが続いても、
地味地味なモダンが飽和すれば、

ハデハデなエッセンスとしての
『クラシック要素』が必ず見直されます。

いいぞいいぞ!!

装飾のなくなった
近代モダニズムの時代でも、

『花畑を出す魔法』が人を癒すこともあるのですよ。
『クラシック装飾』は
▼永遠です▼




クラシックとモダン、
どちらにもそれぞれの良さがあるので、

クラシック好きな人を、
ダサいとか言って否定しないようにね。

あいあい!!

以上終わり、とっとと解散。
また会ったときに恥ずかしいからね。

ほんまフリーレン好きやな。
▼じゃあの▼


葬送のフリーレン
《公式PV》
葬送のフリーレン
《原作マンガ》
葬送のフリーレン
《アニメ版》
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クラシック記事ありがとうございます!
ゾルトラークの使い方に吹いて、でもすごく納得しました!笑
いちクラシック好きとしては今回の流れを見て、自分のヘキが地味地味クラシックだと判明してとても有意義でした。
そんなハレを、現代で調和するためのケの裏方として、北欧モダンや無印モダンは使えそうかも。
ジャパンディより大正ロマンが大好物。ロココよりゴシック、クィーンアンよりエドワーディアンがどちらかというと好み。
若い頃は秘密基地を飾るようなチープな派手派手アメリカン雑貨とかも好きでしたが、いまはナチュラルモダン。歳を重ねると落ち着きのハレが欲しくなったのかクラシックが気になりだして。自分の中での流行りの問題かもしれませんが、世の流れもきっとこうやって移り変わっていくのですね。
ちなみに推しはラヴィーネちゃんです!
もう付き合っちゃえよ!!!がいつ出てくるか期待してすみませんでした!