(画像引用元:アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive (プリコネR)」公式)
【プリコネR】コッコロちゃんと学ぶインテリア【美食殿のギルドハウス】
食べることは!! 生きること!!!
ハイ!! アニメで学ぶインテリア【プリコネR】シリーズの第四弾です!!
前回から、ちょっと間が空きましたね。
▼『前回』の記事:【プリコネで覚える】:家具の配置・カメラワーク▼
実はですね。
今回の記事、書くかどうか迷ったんですよね。
ほーん?
ちょっと微妙な案件でしてね。
いっそ書かない方が混乱を招かなくていいかな~とも思ったんですが。
思ったんですが?
↑まだ記事の表紙に一回もコッコロちゃんを使ってなかったので、
『悩むくらいなら書いちゃえ』となりました。
ここ、何ブログでしたっけ?
それでは!! サクサク進めて参りましょう!!
僕が書くべきかどうか悩んだ微妙なインテリア情報!! それは!!!
それは!!!
【遠近法】だ!!!
ホゥ?
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▼【個人ブログで解説】:おしゃれなオタク部屋の作り方『第一回』▼
▼【趣味部屋インテリア】:アニメグッズのおしゃれな飾り方『まとめ』▼
【プリコネR】コッコロちゃんと覚える遠近法【美食殿のギルドハウス】
【遠近法】とは!!
『遠くにあるものは小さく見える』
『遠くにあるものは淡い色に見える』
↑という、アレのやつのことである!!
はいはい。
なんか昔、学校で習ったような、そうでもないような。
僕は、ガンプラで『ジオラマ』作るときに勉強しましたね。
めっちゃ重要なテクニックなんで。
本当に気が多いな、この人は……。
【ジオラマ(情景模型)】
ガンプラとか戦車みたいなキャラものだけじゃなく、
周りの街並みもセットで作る『ワンシーン模型』のこと。
発砲スチロールのかたまりに接着剤をかけて化学反応で溶かして土地を作ったりするんだけど、
ものすごく体に悪そうな気体が発生するので換気に気をつけましょう。
ええとですね。
実際問題、人間の目って遠くにあるものは『小さく』『淡く』見えます。
『小さく』はわかるんですけど、
『淡く』って見えましたっけ。
見えます見えます。
遠くにあるものほど、『自分と対象物との間にたくさん空気がある』のでボヤけて見えるんですよ。
(画像引用元:アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive (プリコネR)」公式)
はぁー、言われてみれば確かに。
この性質を『逆に』利用したのが遠近法テクニックです。
すなわち。
お部屋の奥に小さいものを置くことで、家具が遠くにあるように錯覚させる。
ホホウ?
背の高い家具は、お部屋の手前に置く。
背の低い家具は、お部屋の奥に配置する。
色の濃い家具は、お部屋の手前に配置する。
色の薄い家具は、お部屋の奥に配置する。
こうすることで、人工的に遠近法の『錯覚』を発生させてやり、
お部屋の奥をすごく遠く感じさせる……これが遠近法です。
フーン。
ようするに、お部屋を広く感じさせる効果があるってハナシですね。
一理あるんじゃないの?
ありますよ。
遠近法自体に、お部屋を広く見せる効果は確かにあります。
気をつけなきゃいけないのは、
『遠近法が成立すれば勝利』なわけじゃなくて、そもそもの目的は『素敵なお部屋で暮らすとハッピー』ということです。
あ、それってイコールじゃないんだ?
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【プリンセスコネクト】美食殿のギルドハウスで考える『遠近法を信じすぎるな!』|アニメで学ぶインテリア
まず大前提。
遠近法は、どこのインテリア情報サイト様でも当たり前のように紹介されている『キホンのキ』みたいなテクニックです。
そういうの調べるのがお好きな方は、
『もう見飽きたよ……』『他のテクニック教えてくれ……』くらいになっているかもしれません。
へー。
ワイは聞いたことなかったけど、わりとメジャーなテクニックなんですね。
では、なぜそんな大御所テクニックを疑うのか?
まず一つ。
遠近法で部屋を広く見せよう……というのは、
『広さ』の視点で『お部屋をリラックス化する』という効果しかありません。
ホホーン?
- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。
▼【おしゃれなオタク部屋】の作り方:お部屋を広く見せるのが大切です▼
お部屋は、『リラックス度が高ければ高いほど偉い』わけではありません。
それにもし、リラックスが欲しかったとしても、
お部屋の要素には『広さ』以外に、『色』『素材』『デザイン』などなどの様々なファクターがあります。
うんうん。
『お部屋を広く見せよう』だけじゃなくて、
『同じ色の雑貨を揃えよう』とか、
『木材の家具ばっかり揃えよう』とか考えるわけですね。
でも、どうでしょう。
遠近法の教科書通りに家具を配置してみたら。
↑『部屋の奥ほど小さい家具』
……にしてしまうと、家具の高さがバラバラになってプレッシャー化してしまいますし。
↑『部屋の奥ほど淡い色』
……にすると、今度は色や素材がバラバラになってプレッシャー化してしまうわけです。
あーあーあー!! ホントだ!!!
『広々感』の視点だけで見ればたしかにリラックス化してるかもしれないけど、
他の要素がぜんぶ犠牲になるんや!!!
そう。
これだと『広さ以外のプレッシャー要素』を足して楽しむ余力が少なくなってしまいます。
遠近法の効果自体を疑うわけではないのですが。
インテリア全体の仕組みを知らずに『遠近法だけを妄信』しちゃうと、
思考が窮屈になって家財選びが楽しみにくくなっちゃうかな~という懸念はありますね。
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▼【カラーコーデの基礎知識】:お部屋の色合わせ『イエベ・ブルベ』▼
【プリコネR】美食殿のギルドハウスで考える『遠近法の落とし穴』|アニメで学ぶインテリア
そして、もう一つ。
何度も言っちゃってますが、
遠近法って要するに『手前にデカイもの』『奥に小さいもの』を置くという、配置のテクニックです。
うん。
そう聞くと、アレを思い出しませんか?
お部屋のカメラワーク、『1カメ・2カメ』の話。
思い出しません。
そこは思い出してくださいよ。
▼当時の記事です:【プリコネで覚える】:お部屋の『死角』『カメラワーク』▼
↑前回のコレね。これこれ。
ふむ。
デカかったり、ゴチャゴチャしていたり、
見せたくないもの全般は『死角に配置しましょう』というお話です!!
聞いたことあるなコレ。
遠近法を活用すると、
『勝手にこれが発動してるだけじゃね?』という疑いがあるんですよね。
ぬ?
ああ、
『手前にデカイもの』を置くと、自動的に『死角にデカイもの』が配置されるわけですね。
そうそうそう。
デカイものを手前の死角に置いて隠しちゃえば、
遠近法と関係なくお部屋って広く見えちゃうんですよね。
なるほど。
どちらでも効果があるなら、
『奥に行くほど小さくする』なんてグラデーションを考えるより、
『見せたくないものは死角に置く』の方が頭がスッキリするし、応用も効きやすい。
▼過去記事です:【プリコネで覚える】:『フォーカルポイント』▼
↑それともう一つ。
遠近法を気にしすぎると、
『フォーカルポイントに素敵なものを飾る』ことに、ブレーキがかかってしまう危険があります。
あ、それは絶対になる。
↑いちばん目立つ場所……『フォーカルポイント』には素敵なものを飾って、
お部屋の第一印象をオシャレにしましょう。
これが、インテリアのセオリーです。
『部屋のカドに照明・観葉植物・アート』
▼のイメージです▼
これがいわゆる『お部屋のメインディッシュ』ですね。
そう。
ウチの理論で言うところの『ハレ(非日常)のプレッシャー』です。
- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。
↑お部屋の要素は、『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』。
この『プレッシャー1』を配置するのに向いているのが、
お部屋の奥……フォーカルポイントなんですが。
遠近法を意識しちゃうと、
ここに『見栄えする大物』を置きにくいわけだ。
ですです!!
前述のとおり、遠近法はお部屋をリラックス化するだけの効果なので、
この『素敵な部屋にはプレッシャーも必要』という原理が織り込まれていません。
ああ。
遠近法だけを参考にすると、飾りつけの概念が抜けちゃうわけだ。
だから妄信すると、
堅苦しくなって苦労した割に「思ったよりパッとしないな?」となる危険があるわけですね。
その通り!!
ここまでの理屈を十分理解した上で、
他のメカニズムとの兼ね合いも考慮しながら『遠近法も』上手に活用するなら悪くないんですけれど。
情報サイト様によっては、
この遠近法だけを声高にアッピールされていることも、しょっちゅうありまして。
こういうメジャーなお役立ち情報は、
まとめサイトとかが寄ってたかってコピペみたいに紹介するのが世の常です。
なんの達観?
と、ともあれ!!
うちの読者様には、遠近法とは『上手な距離感』で付き合って頂けたら嬉しいな~と思う次第でございます。
ほいほい。
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▼【ディスプレイの配置のコツ】:美少女フィギュアで《リフト》▼
【F:NEX(フェネクス)】コッコロちゃんと覚える『フィギュア棚』『趣味部屋のインテリア』
ただし!!
え、何っ!?
遠近法には一つだけ、
全面的にオススメできる活用法があるのですよ。
どういうことなの……。
それが!! それこそが!!!
【フィギュア棚】での遠近法の活用だーっっ!!!!
そうかな?
説明しよう!!
ガンダムでも鉄道でも萌えキャラでも!!
フィギュアには必ず【スケールの概念】が存在するのであーる!!!
スケール。
【スケール(縮尺)】とは!!
そのフィギュアが、
実物の『何分の1のサイズか』をあらわす指標のことであーる!!
例えば、ジャンボジェット機の全長はおよそ60メートル!!
こいつの1/400(よんひゃくぶんのいち)スケールの模型を買うと、
全長15センチくらいになるのであーる!!
たとえが分かりにくい!!!
ええーっっっ!!!
もうちょっと何とかなんないんですか。
ジャンボジェット別に興味ないし、イメージが湧きにくすぎますよ。
もっとみんなにわかりやすいように、
こう……『美少女フィギュア』とか、どうですか?
じっ、じゃあ例えば!!!
↑実際のコッコロちゃん本人は『身長140センチ』だから!!
プリンセスコネクト!Re:Dive コッコロ 1/7スケールフィギュア
↑『1/7(ななぶんのいち)スケール』のフィギュアを買うと、
身長20センチくらいの、手のひらサイズのコッコロちゃんがお手元に届くっていう寸法ですよ!!
……なんか、きもちわるい感じの発言になっちゃってるけど大丈夫ですか?
アナタが誘導したんでしょうが!!!!!
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【そらのおとしもの】コトブキヤのニンフで覚える『フィギュア棚』『趣味部屋のインテリア』
まあいいや。
ちょっと本棚からフィギュア借りますよ。
あっ、コラ!!!
せっかく片付けたのに崩さないで!!!
いや、さっきちょっと言いましたけど、
『遠近法』をフィギュア棚に応用するんで、実物のサンプルがあった方が分かりやすいかなと思いまして。
そういうことなら、まあ……ちょっとだけですよ。
サンキューですサンキューです。
ええと、ちょうど良さそうなのは……コレかな。
↑コトブキヤのニンフと。
↑同じくコトブキヤ、『4-Leaves』ラインのニンフですね。
使い終わったら、ちゃんと元に戻してくださいよ。
もちろん、もちろん。
ううーん……しかしこれは、ひょっとして……。
な、なんか説明の都合が悪いヤツでした?
これはひょっとして……ニンフ好きですか?
早よ進めろ。
↑では本題。こちらの二つ。
慣れないと分かりにくいかもしれませんが、それぞれスケール(縮尺)が異なります。
ワイはわかりますよ。
向かって右のほうが小っさいんでしょ。
そうそう。
左が、実物の1/6(ろくぶんのいち)スケール。
右が、実物の1/8(はちぶんのいち)スケールです。
ピンとこなかったら、『顔の大きさ同士』とかを見比べてやると分かりやすいかもです。
ああ、なるほど。比べやすいかも。
さて、このようにスケールの異なるフィギュアを一緒に飾ると、
少し困ったことが起こりますよね?
は、ハイハイ!! ハァーイッ!!
お部屋は『情報量が少ないほどリラックス』!!
そしてお部屋の要素は、『コピペで表現できるほど情報量が少ない』!!
すなわち!!!
スケール違いのフィギュアが混在してしまうと、お部屋の情報量が増えてプレッシャー化してしまう!!
つまりはそういうことだーッ!!!
いや。
フィギュアの縮尺がズレてると、いかにも作り物を飾ってるって感じがして興ざめしませんか?
先生、本当にインテリアが専門ですか?
現実の世界で、縮尺の違う人物がとなりに立っているなんて有りえません。
縮尺の異なるフィギュアを一緒に飾ってしまうということは、
それはもう、僕たち自身がアニメの世界を非実在のものだと認めてしまうような行為なのであーる!!
そういう話は居酒屋でやってくださいよ。
ていうか、じゃあフィギュア買うときはスケールを統一して買わなきゃいけないんですか?
『あのキャラが欲しいけど、1/6スケールだからお迎えできない』……みたいな。
地獄かな。
だよね。
そういうときは……こうだっ!!
どうだっ!?
遠近法を最大限活用する、たった一つの冴えたやり方!!
スケールが大きい方を『手前に置く』!!
スケールが小さい方を『奥に置く』!!
ホウ!?
こうすることで、『遠近法の錯覚』が発動します!!
すなわち、
『スケールがずれてるから大きさが違う』のではなく、
『遠くにあるから小さく見えてるんだね』……という、自然な印象が生まれるのです!!!
うおおおおおお!!!! ホントだあああああああああっ!!!!
この感動、カタギの読者様にどこまで伝わるんだああああああ!!!
これが使いこなせるようになると、
趣味部屋の『フィギュア棚』が一気に洗練されますし、
ちょっと神戸センタープラザ西館のボークスに立ち寄ったときでも、
スケールに関係なく好きなフィギュアが買えるようになります!!
うむり!!
【VOLKS(ボークス)】
自社オリジナル製品も手掛ける、模型・ホビー全般のセレクトショップ。
近くに立ち寄ったらとりあえず覗いて、壁に貼ってある『新作予約リスト』を眺める必要がある。
【プリンセスコネクトRe:Dive】コッコロちゃんと覚える『オシャレ雑貨の飾り方』
そしてもちろん!!
この効果は美少女フィギュアだけに発揮されるわけではありません!!
インテリアでよく使われる『雑貨』全般!!
『おうちの置物』『木のオブジェ』『動物のミニチュア』
……そういった感じの、ディスプレイ雑貨達!!
なんとなくイメージできます!!
『ブリキのワーゲンバス』『松ぼっくりの形のアロマキャンドル』『鳥さんデザインの天井からぶら下げるやつ』!!!
そういう感じのオシャレな雑貨たち!!!
わかった、わかったから!!
こういったものたちは、
フィギュア以上に『スケールが統一されていない』文化です!!
そのまま飾っても問題ないのですが、
ここで遠近法を活用してやると、さらにワンランク上のディスプレイができますので!!
ふぁい!!!
お手持ちの雑貨と相談しながら、
遠近法を活用して、うまく飾ってみてくださいませッ!!!!
やってみます!!
うちはフィギュアしかないけどやってみます!!!
というわけでッ!!!
よく見かける『遠近法テクニック』は、
それだけ覚えれば勝てるというワイルドカードではありません!!
ふぁい!!
この手の実施例なんかとは、参考程度の距離感でうまく付き合いつつ!!
比較的リスクが少なく大きな演出効果が見込める
『雑貨のディスプレイ』などで活用しながら、少しずつ遠近法に慣れていくとよいでしょう!!
わかりましたーっ!!!!
それでは!!
『アニメで学ぶインテリア』シリーズ、プリコネ編R! 長らくご清聴ありがとうございましたッ!!
はいこれ、ポンっ。
そのスタンプは本当に要らないんですけど?
プリコネで『無料10連』がある日にログインし忘れる呪いをかけました。
それだけはやめてっ!!!!!
復習にピッタリ!
▼『YouTube版』もあるわよ▼
プリンセスコネクト Re:Dive
ペコリーヌ 1/7スケールフィギュア
プリンセスコネクト!Re:Dive
キャル 1/7スケールフィギュア
プリンセスコネクト!Re:Dive
コッコロ 1/7スケールフィギュア
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コッコロちゃんかわいいよね
かわいいですよね!!!!!!!!
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