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【TECTA|テクタ】:バウハウス以外の人気アイテム
おすすめブランド
▼【TECTA|テクタ】▼



モダン家具といえばココ!!
おすすめブランド《TECTA|テクタ》!!

『バウハウスの家具』を、
正式に許可をとって復刻販売している……、

由緒正しいモダンブランドさんですな!!

その通り!!
『バウハウスの家具』を
\ 復刻販売 /



なのですけれど。
……実はTECTAさんは、

『バウハウス以外』の家具も作ってましてな。

そうなの?

これがまた素敵なものばかりでして。

バウハウス家具も魅力だけど、
『それ以外のファン』も多いんですよね。
『バウハウス以外』の家具も
\ なんやかんやで販売 /




本日は!!!
おすすめモダンブランド《TECTA》さんの!!

『バウハウス以外』の名物アイテムをご紹介!!

すぐにこうやって、
ブランド丸ごと好きにさせようと布教してくる!!!

『バウハウスの復刻メーカー』、
と言われるとちょっと固い印象だけど、

意外と面白みがある、
チャーミングなブランドさんだったりしますよ。
『TECTAオリジナル家具』も
▼色々あって良きです▼

《関連記事》
【TECTAおすすめ家具】:ダイニングテーブルM21
TECTA名物
▼【ダイニングテーブルM21】▼



バウハウス以外の、
TECTAの名物アイテム『1つ目』!!

大事な天板が!!
マルでもシカクでもない不定形【ダイニングテーブルM21】!!

おお!!
知らないけどオシャレっぽいテーブル!!

TECTAの立役者『アクセル・ブロッホイザー氏』は、

フランスの大人気デザイナー、
ジャン・プルーヴェと交流がありましてな。
ジャン・プルーヴェ
▼『スタンダードチェア』▼



ジャン・プルーヴェは、
インテリアの世界では有名なモダンデザイナーさん。

家具なら『スタンダードチェア』とかが有名かな。

知らないけど、ほーん。

TECTAのブロッホイザー氏は、
独学でモダン家具の勉強をしていた時期があったんだけど、

その中には、
『バウハウスの本』だけでなく『プルーヴェの本』もあったんですよね。
\ なんだこれは /



その資料の中からブロッホイザー氏は、

『プルーヴェがデザインしたのに』
『技術的な問題で作れなかった椅子』
……を発見しちゃったんですよね。

あらあら、くやしそうな案件。

ブロッホイザー氏は、
もともとモダン家具に興味もあったし、
家具屋としての実績も積んでいたので、

なんやかんやで頑張って、
ついにこの椅子の『試作品』を完成させました。
イージーチェア
▼【D80】▼



で、その試作品をね。
プルーヴェ本人にも見せたかったんだけど、

ブロッホイザー氏は『ドイツ人』で、
プルーヴェは『フランス人』だから、
電話をかけたけど話が全然通じなかったんですよね。

なんで直電しようと思ったんや。

のちにプルーヴェは、
「おかしなドイツ人が電話をかけてきて恐ろしかった」と語っております。

不審者と思われてるじゃん!!
TECTA企画展とかで
▼『よくイジられる』ネタです▼



でもブロッホイザー氏は、
『行動力おばけ』なので電話した翌日にはもう、

個展やってる真っ最中の
プルーヴェの事務所に椅子を持ち込んだのです。

今だったら捕まりそう。

けっきょく言葉は通じなかったんだけど、
『椅子の実物』と『スケッチ』を使って交流に成功。

なんやかんやで二人はめっちゃ仲良しになりました。
『試作品』もプルーヴェに
▼喜んでもらえました▼



残念ながら権利の問題で、
TECTA社はプルーヴェの家具を作れないんだけど。

のちほど、
『生前のプルーヴェ本人が』
『天板だけデザインしていた』
『テーブルのスケッチ』
……が発見されることがありましてな。

ホウホウ?

この原案にブロッホイザー氏が、
自分なりに脚部を足してテーブルを完成させまして、

これについては今でもTECTAの商品として、
【ダイニングテーブルM21】という名前で販売されております。
『天板だけ』
▼スケッチが残っていたM21▼



あのジャン・プルーヴェがデザインした天板に、

ブロッホイザー氏が、
『プルーヴェ本人のデザイン』を引用したり、
『バウハウスから得た知見』を活用したり、
……持てる知識と人脈を駆使して完成させたM21!!

面白い由来の家具ですなあ。

パッと見はお堅い印象なんだけど、
『不定形の天板』だったり、
『脚部のまるい穴』だったり、
……ほどよく肩の力が抜けた柔らかさのあるデザインが特徴的です。

TECTAといえば、
バウハウスを差し置いてM21が好きって人も多いよ。
TECTAの名物家具
▼【ダイニングテーブルM21】▼


《関連記事》
【TECTAおすすめ家具】:サイドテーブルK22
TECTA名物
▼【サイドテーブルK22】▼



バウハウス以外の!!
TECTAの名物アイテム『2つ目』!!

カンチレバーデザインの【サイドテーブルK22】!!

シュッとしたデザインをしておるわ。

そもそも金属カンチレバーって
『すごくバウハウスらしい』デザインだから、

昔っからTECTAは
カンチレバーが大好きなんだけど。
TECTAのラインナップ
▼『こんなん』です▼


TECTAが勝手に作った
▼『カンチレバーミュージアム』▼




なんとブロッホイザー氏は、
先ほどのジャン・プルーヴェと協力することで、

カンチレバーのための新技術、
『チューブアプラティ』まで発明したんですよね。

仲良いですなあ~。

これようするに『金属脚をちょっと潰す』ことで、
カンチレバーの強度を上げる技術でして、

チューブアプラティのおかげで、
これまで実現できなかったバウハウス家具の製品化にも成功しておりますよ。
『パイプをつぶして』
▼強度UP▼




デザインに合わせて、
『チューブアプラティを採用する』家具もあれば、
『チューブアプラティを採用しない』家具もあるんだけど、

……どちらにせよ、
TECTAが考える最高の作りでカンチレバー家具が製造されております。

ほんとに、
カンチレバー大好きなブランドなんですな。

なかでも特に人気なのがコレなんです、
TECTAオリジナル商品の【サイドテーブルK22】。

『カンチレバーの椅子』じゃなくて、
『カンチレバーのサイドテーブル』なのがすごく面白いですね。
『カンチレバーの』
▼サイドテーブルK22▼



これインテリアファンはみんな大好きです。

『機能主義』
『平滑な素材』
『金属脚のカンチレバー』
まさにモダニズムど真ん中のデザインですばらしい。

どこかで見たことあるような気もしますな!!

脚がカンチレバーになっているのは、
見た目の美しさとしてもベリーグッドなんだけど、

サイドテーブルならではの実用性として、
『ソファに添えやすい』というのがまた嬉しいんですよね。
『ソファに添えやすい』
▼サイドテーブルK22▼



ホウホウ!!

片脚のデザインだから、
ソファに重ねるように配置できるんですな!!

K22は『高さ調節』もできるので、
カンチレバーなことも考えるとすごく自由な配置が可能です。

『見た目の良い家具が』
『使いやすさもバッチリ』
……というのはコーディネートでめちゃんこ頼りになりますよ。
『アート』が元ネタなので
▼ほぼ合法オブジェです▼




《関連記事》
【TECTAおすすめ雑貨】:TECTAキャットオブジェ
TECTA名物
▼【キャットオブジェ】▼



実はブロッホイザー氏は……、

大のネコ好きです。

今そんな話してたっけ?

バウハウス以外の!!
名物アイテム『ラスト3つ目』!!

TECTA公式ネコチャングッズ【TECTAキャット】。
大人気オブジェ
▼『TECTAキャット』▼



なんやこれ!?

幾何学デザインで作られた、
モダニズム猫チャンですね。

TECTAのオリジナル雑貨でして、
50,000円くらいするただの置き物です。

なんやこれ!?(※2回目)
\ ネコと和解せよ /




ブロッホイザー氏は、
すごく立派な自邸へクソンハウスに住んでまして、

そこには世界中から集めた、
『すごく貴重な家具』とかも置いてあるんだけど。

まあ、そういう来歴の人物ですもんね。

このレア家具たちを、
愛猫カールヒェンが好き放題に使い込んでるらしいです。

大丈夫なのそれ!?
ブロッホイザーの自邸
▼『ヘクソンハウス』▼



ブロッホイザーの愛猫
▼『カールヒェン』▼


ブロッホイザー氏いわく、
「この家の真の主人は私ではなく、愛猫のカールヒェン」とのこと。

このカールヒェンこそが、
TECTAキャットのモデルですよ。

だろうと思ったよ!!

ちなみにカールヒェンは『襲名制』で、
三代目カールヒェンとか四代目カールヒェンとかいるよ。

ただし歴代カールヒェンは、
必ずしも全員が黒猫ではないのでご注意くださいませ。

ワイは今何の話を聞かされてるんだ?
TECTAスタッフの制服も
▼『ネコチャン柄』です▼

TECTA公式ページは
▼『ネコチャンモチーフ』ばっかり▼



カールヒェンは、
TECTA社内ではオーナーと呼ばれてたり、

海外サイトのTECTA公式ページも、
猫ちゃんモチーフ尽くしだったりと逸話には事欠きません。

思ったよりガチの猫好き会社!!

最初に挙げた『CATオブジェ』がとくに有名で、
僕もいつか欲しいと思ってるんだけど、

何かしらイベントで物販があるときは、
『トートバッグ』とか『マグカップ』とかにCAT柄が使われることもあるよ。

50,000円のオブジェよりは、
そっちの方が買いやすいかもしれませんなあ~。
『TECTAキャット柄』の
▼トートバッグ・マグカップ・ステッカー▼




《関連記事》
【TECTA|テクタ】:おすすめモダンブランドでした。



というわけで!!
モダンのおすすめブランド《TECTA|テクタ》!!

バウハウス家具も良いけど、
それ以外も面白いメーカー様なのでした。

たしかにチャーミングっぽさありましたな。

さすがにちょっと、
高級なブランド様ではあるんだけど!!
どれも
▼『いい値段』します▼



だけど『モダンスタイル』を目指すなら、
とっても頼りになる家具ばかりですので!!

格安品ではない、
『本当に良い物を暮らしに取り入れたい』気分のときがあれば!!

あるある。

よかったら『候補の一つ』に加えて頂けましたら幸いです。


まあ~~、
このデザイン・このルーツの家具たちなら、

『流行りすたり』に影響されず、
『ずっと機嫌よく使える』と考えれば、
……そこまでコスパも悪くないのかもしれませんな。

買いましょうTECTAキャット!!

正直ちょっと気になってるんだよなあああああ!!
おすすめモダンブランド
▼《TECTA|テクタ》▼



【TECTA|テクタ】
▼参考文献▼

TECTA バウハウス最後の目撃者

















面白かったです!
何度も笑いました。
店だとデザインに惹かれて見て、めちゃくちゃカッコ良い!と思いますが、値段見てお高い!ってなり終わりますが、エピソードを知るとより魅力を感じますよ。
あの5万円の猫ちゃんが自分の部屋にいたら、と想像しました。
すごく面白かったのでYouTubeでも見たいです!!
理由もわからずバウハウスに惹かれてるので、こういうブランド紹介嬉しいです〜!!
M21のホワイトデスクが下部のガラスも相まって最高に美しい…。
さすがにホイホイ買える価格じゃないですが、理想のインテリアの夢が膨らみます。
サイドテーブルも美しいし、これらにカンチレバーチェア合わせたら美の共演で感激のあまり日々見惚れてしまうかもしれません…。
実物はなかなか購入できなくても、こんな雰囲気のアイテムを中心に集めていけばいいんだとわかったので、バウハウスやミッドセンチュリーの記事を特に見返して頭に刻み込んでおります…!
アイテムの紹介だけでなく、歴史的背景や使い道も紹介されているのが本当にありがたいです!使い方やレイアウトって意外と説明されないかワンパターンだけだったりで、オシャレなのはわかったけど自分でどう使えばいいんじゃいって突っ込みたくなること多いので。
海外インテリアYouTuberですら、バウハウスについて詳しく解説してる人って、そりゃ皆無ではないですがほとんどいないし、してても大抵バウハウス学校の歴史なんですよね。
なのでこちらで好きなインテリアが取り上げられるたび、毎回わくわくワクワクしています!
そして何となーくIKEAで引かれていたアイテムが、やはりこれらの製品とどこか似ていて、曲線のスチールやカンチレバーの購入率が高いです。
オタクグッズも諦めたくない自分にはいつも為になる情報ばかりで感謝しております!
あああああああああああのネコそういうことかあああああ!
このトートバッグめちゃくちゃ欲しいんですけど!
今アクタス京都で企画展やってんですね
間に合いそう、神奈川からだけど行きます
こんなレガシーある家具会社の実質トップがネコチャンとはね…
もうARIAじゃん、ぷいにゅー
こんにちは。TECTA特集の投稿ありがとうございます。
今年は故あって上京する機会がそこそこあり、その度にACTUSに立ち寄っては「K22いいなあ…絶妙なサイズ感と機能性と見た目だよなあ…これにお酒を置いてメインテーブルでフィギュアを眺めたりできたらなあ」と見惚れています。
キャスター付き(K22R)や亜種のK26も登場し、少しずつ財布や口座の防壁が崩されてきています(笑)
以前よりこのブログやYouTubeチャンネルは参考にさせていただいており、この1~2年ですっかりドライフラワーやフェイクグリーンやコンポートやぽれぽれ動物が増えました。
どちらかといえばnico and…など寄りの方向性が好みなので、そこに来てK22のモダン感はともすればノイズになりかねないのですが…
天板のカラーリングも豊富ですし、無事にお迎えできたら「まあ、うまくや」ってみたいところです。
今後とも霊夢さんとバッチバチに素敵に楽しくやり合うコンテンツを楽しみにしております。