画像引用元:アニメ「DRIFTERS」公式サイト様より
【アニメで学ぶインテリア】:北欧の『家具デザイナー』『名作椅子』
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《Yチェア》は素晴らしい椅子ですね。
品質もさることながら、ウェグナーらしいデザインがたまりません。
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……『ウェグナーらしさ』って何?
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えらそうにウンチク語る前に、
『らしさの解説』をしろ!!!
家具マニアは
▼初心者に優しくないがち▼
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画像引用元
家具として出荷された少女の話(サンプルページより)
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座ることは、生きること!!
家具好きには『椅子オタク』が多いのですが、初心者にはわからない高度な話をしがちです!!
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ネットのインテリア情報って、
めちゃめちゃ低度な「これがオススメ30選!」ってやつか、
めちゃめちゃ高度な「巨匠のこの時代のモデルが…」って話しかないんですよね。
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特にインテリアオタクは、
家具デザイナーの話が大好物なのですが!!
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知ってる人同士でしか通じない
『言うまでもない』前提知識を要求しがちです!!
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画像引用元
家具として出荷された少女の話(サンプルページより)
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無理に覚える必要はないんだけど!!
ちょっと知っておくと世界が広がるインテリア有名人の小話!!
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せっかくなので『面白い部分だけ』軽くかじっておきましょう!
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イエーイ!!!
もうマニアの話に置いてきぼりにされないぜー!!!
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なお!!!
歴史上の偉人たちは、もうほとんどの方が存命していらっしゃいません!!
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『英霊』として人類史に名を残した皆様に敬意を表し!!!
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ヒラコー先生の異世界偉人バトル!!!!
【DRIFTERS|ドリフターズ】で北欧チェア4名匠を覚えましょう!!
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このブログだって大概ですわ。
【ハンス・J・ウェグナー】:北欧名作チェア『Yチェア』のデザイナー
北欧チェア4名匠
▼《ハンス・J・ウェグナー》▼
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まずは一人目!!
インテリアオタクで『この男』を知らない人間はいないでしょう!!
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「首、置いてけ」
……《ハンス・J・ウェグナー》!!
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あ、悪ふざけ回だな今回。
北欧チェア4名匠
▼《ハンス・J・ウェグナー》です。▼
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『北欧名作チェア』を手掛けた巨匠の中でも、
ウェグナーはまさに椅子づくりの鬼。
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ユトランド半島という、
デンマークの片田舎で育った生粋の薩摩隼人(さつまはやと)でした。
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デンマークに薩摩藩あったんだ。
『椅子作り』に長じた
▼戦闘民族でした▼
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ことごとく首をとる。
ウェグナーが生涯にデザインした椅子は500種類を超えるとも言われています。
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中でも最大級の手柄、
大将首となったのが《Yチェア》です。
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『世界で一番売れた椅子』!!!
それ作ったデザイナーさんなら有名でも仕方ないですな!!
『曲線を描いた笠木』が
▼ウェグナーの特徴です▼
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↑いわゆる『ウェグナーらしさ』というのは、
Yチェアにもよく現れている曲線を描いた笠木のことですよ。
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はいはい、『背中が当たるところ』の曲げ木ね。
これは素人目にもちょっと分かりやすいかもです。
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ウェグナーは古代中国の椅子『クワン・イ』をモチーフにして、
リ・デザインを繰り返すことで自身の作風を作っていったのですが、
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この元ネタの『クワン・イ』が
曲線を描いた笠木だったので、それをずっと継承していたイメージですね。
ルーツを重んじる
▼義理堅い人物です▼
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古代中国の椅子
▼『クワン・イ』▼
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古代中国の椅子
▼『クワン・イ』▼
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ウェグナーは、
椅子作りのためなら手段を選ばない戦闘マシーンでした。
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工芸品というと『手作業』が美化されがちですが、
当時としては珍しく、必要とあらば機械化・近代化を積極的に行っていたんです。
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あ、そうなの?
『大量生産』とかやっちゃう人だったってこと?
『家具工房』と非常に
▼仲が良かったです▼
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『機械化』はあくまで『機械化』です。
機械の用途ってのは使う人次第。
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『ダサい家具を大量に作る』ためにも機械は役立つけど、
『手作業より高精度で作る』ためにも機械は使えるんですよ。
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あぁ~~!! そりゃそうか!!!
機械だからこそ作れる
▼『精密なデザイン』もあります▼
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ハンドクラフトだけを妄信せず、
機械の方が『より良い製品』を作れるのなら素直に採用する。
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目的のためには手段を選ばないこの柔軟さが、
《Yチェア》のような名作家具を生んだり、それを世界中に普及させた下地になったとも考えられますよ。
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ほーんほーんほーん!!!
猪突猛進に見せかけて『目的達成に特化』してるだけなんですね!!
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ちなみに、
インテリア史に残る『数々の輝かしい功績』をあげておきながら、
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「人生でたった一脚のよい椅子をデザインできるか……いやそれは到底無理な話だよ」
……という言葉を残して死んだ男です。
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豪傑すぎる!!!
《ハンス・J・ウェグナー》
▼まとめ▼
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【ハンス・J・ウェグナー】
■世界一売れた椅子、
《Yチェア》を作った人物。
■デザインの特徴は、
背もたれの『曲げ木』。
■実直で柔軟、
『椅子作りの鬼』。
【ボーエ・モーエンセン】:庶民の椅子『J39』を作った家具デザイナー
弓の使い手
▼《ボーエ・モーエンセン》▼
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お次はこちら!!!
声に出して読みたい家具デザイナーさま第1位!!
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「好きなのお取りよ」
……《ボーエ・モーエンセン》!!
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ボーエ・モーエンセン!!!
二人は大切な
▼お友達▼
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モーエンセンは、なんとウェグナーの親友です。
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『同じアパートで共同生活』したり、
『家具の展示会に共作のソファを出品』したり、
『モーエンセンの息子にウェグナーが手作り家具を贈ったり』、
『その家具をモーエンセンが商品化して』ウェグナーの資金繰りを助けてあげたり、
……それはもう2人は超仲良しでした。
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のちに偉大なデザイナーになる二人が
学生時代からずっと仲良しだったのって、なんかエモで良いですね。
だけど二人は
▼別々の道を歩みます▼
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ただしウェグナーは高卒で就職、
すぐさま実戦で腕を磨き始めたのですが……、
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モーエンセンは進学し、
そこでF.D.B.という『デンマーク生協』で売るための家具デザイン担当を任されました。
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モーエンセンの方が
着実な『家具デザイナー人生』っぽい感じですかね。
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名誉は名誉ですが、
若さの割にとんでもない重役に任命されちゃったイメージでもあります。
『庶民のための家具』を開発する
▼F.D.B.の初代代表へ就任▼
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モーエンセンに課せられたオーダーは、
なかなかの無茶振りでした。
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『一般市民が購入できるくらい安価で』
『末永く愛される』
『機能的で美しい家具』です。
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それが作れたら苦労しないんよ。
とにかく『庶民のための家具』を
▼作り続けた人物です▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
その期待に応えるべく、
モーエンセンが選んだアプローチが『シェーカー家具』のリデザイン。
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『一般市民が使うための』
『飾りっけのない堅実な家具』
……ということで、シェーカー家具に目を付けたわけですね。
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ウェグナーが『中国の椅子』をモチーフにして、
モーエンセンが『シェーカー家具』をモチーフにしたんや。
シェーカー教徒の
▼『機能美デザイン』▼
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ボーエ・モーエンセンが
▼現代風に『再デザイン』▼
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↑そうして生まれたのが、
名作中の名作《J39》でございます。
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デンマークでは今も国民的な椅子として、
Folkestolen(庶民の椅子)と呼ばれて愛されてます。
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めちゃめちゃ庶民の味方ですねえ。源氏バンザイ。
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愛されすぎて、
製造権を持ってるクヴィスト社(現フレデリシア社)はJ39の石像まで建てたんですよ。
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日本人と考えることが一緒!!!!
『石像』まで作られた
▼J39▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア11.jpg)
※画像引用元
エイ文庫《美しい椅子|島崎 信》
P116 『F.D.B.からクヴィストへ』より引用
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
モーエンセンと言えば
『シェーカー家具風のデザイン』……というのが一般的な解釈ですが、
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後期には分厚いレザーを使った家具もたくさん作っており、
これも『モーエンセンらしさ』を代表するデザインですよ。
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急にレザー。
なんか唐突な感じもしますけどね。
▼むしり候へ▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター51-1024x576.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
当時、自動車が普及したことで
馬車で使う『鞍』とかの需要が激減しておりまして、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
仕事をなくした馬具職人さんに
活躍してもらえるようにレザーシリーズを作ったとかなんとか。
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どこまでも庶民の味方!!!
《ボーエ・モーエンセン》
▼まとめ▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠26.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/002.png)
【ボーエ・モーエンセン】
■デンマークの国民的な椅子、
《J39》を作った人物。
■デザインの特徴は、
『シェーカー家具風』
『分厚いレザー』
■庶民の味方で、
ウェグナーの親友(※重要)
《関連記事》
【アルネヤコブセン】:ミッドセンチュリー家具を『北欧で』作った男
次の名匠に
▼交代です!▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠28.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
どんどん参りましょう!!
北欧チェアの4名匠……『三人目』!!
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
第六天魔王《アルネ・ヤコブセン》!!
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
パワーワードやめろ。
第六天魔王
▼アルネ・ヤコブセン▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/オタクの趣味部屋インテリア129.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠31.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
え~~《アルネ・ヤコブセン》。
才能のカタマリなんですが、偏屈でも有名でカスみたいな逸話がいっぱいあります。
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どいつもこいつも癖が強いんよ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
『安全性よりデザイン優先して怒られたり』
『取引先とケンカしたり』
『そのケンカ負けたからって仕返ししたり』
『延暦寺を焼き討ちしたり』
……けっこう破天荒なイメージもある人物です。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
それ本当に全部ヤコブセンの逸話?
実は『ウェグナー』とも
▼絡みがあります▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/08/050-1-1024x768.png)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠30.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
↑ちなみに高卒のウェグナーが
就職した先が『ヤコブセンの事務所』ですよ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
北欧インテリアの特異点か。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
ヤコブセンのデザインは明確で、
もう見た瞬間に分かるミッドセンチュリー感です。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
アルミのような『新素材の採用』だったり、
ポップで楽しい『3D曲面デザイン』だったり、
……いわゆるミッドセンチュリー家具を北欧で作っていた人物がヤコブセンなんです。
『新しい素材・技術』を
▼すぐ取り入れるカブキ者でした▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア18-1024x635.png)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
↑なんかアレですね、
『イームズチェア』とか有名なヤツに似てる感じですね。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
ヤコブセンはイームズチェアの実物を事務所に持ってきて、
「こんな感じのやつが作りたい」って言い放った男ですよ。
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「でもパクリは嫌だから」
「オリジナルでこんなヤツ作る」
……って言った男ですよ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
言動の全てに性格がにじみ出てる。
『こんなやつを作りたい!』
▼……と言って▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア15-1-1024x528.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/オタクのおしゃれな趣味部屋インテリアをわかりやすく.png)
『こんなやつ』を
▼作った男▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター08.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア20-1024x679.png)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
現代では当たり前の工夫でも、
ヤコブセンが発明して一般化したものも多いんですよ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
『ウレタンのクッション材』なんて今では普通だけど、
これを世界で初めて家具に使用したのもアルネ・ヤコブセンです。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
めちゃくちゃすごい人物なのに、
珍エピソードとのギャップが凄すぎますね。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
ヤコブセンは『時代を先取りした感性』を持っていたんですが、
一般には理解されないことも多かったようですね。
『ウレタン入り』のソファは
▼ヤコブセンの発明▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター39.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
例えばデンマークの伝統を重んじるのどかな町、
『オーフス』で市庁舎をデザインする仕事があったんですが……、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
時代の先取りをしすぎて、
ゴリゴリのオフィスビルを建てようとしてめっちゃ怒られたり。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
そりゃ怒るでしょうよ。
伝統的な街並みの
▼オーフスに……▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/北欧チェア4名匠.jpeg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/オタクのおしゃれな趣味部屋インテリアをわかりやすく.png)
モダンな『オフィスビル』を
▼建てた男▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
「せめて時計塔は付けてください!!」
……って妥協案をしぶしぶ受け入れて完成させたけど、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
時計塔の『時計の位置』をめちゃめちゃ低くして
不満をアピールした前科があります。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
子供っぽい!!!!
時計が『変な位置』についてる
▼オーフスの市庁舎▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア06-1024x767.png)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
でもこれ『ただの奇行』ってわけじゃなく、
自分のデザインを活かすための行動力でもあるんですよ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
どゆこと?
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
アルネヤコブセンの代表作に、
『ありんこ』みたいな名作椅子アントチェアというのがありまして。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
これ、デザインは良かったのに
製造が大変すぎて採算が取れないと家具メーカーから怒られてた厄モノだったんですけれど……
目的を達成するための
▼『行動力』『政治力』に長けていました▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
↑ヤコブセン、
自力で製薬会社に営業して300脚受注して生産スタートをもぎとったんですよ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
行動力すげええええッッ!!!
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
まぁこれ本当は『3本脚』のデザインだったのに、
安定が悪いから『4本脚』にするようにってまた怒られたんですけどね。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
すぐ怒られる!!!
あきらめたら
▼そこで合戦終了だよ……▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠33.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア21-772x1024.png)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
でもまあ~~、
そうやって押したり引いたりして『4本脚だけど』『ちゃんと販売にこぎつけた』ってことですね。
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いや、3本脚で発売しました。
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ヤコブセンがゴネまくって、
「人が座れば5本足になる」とか
「自転車はタイヤ二輪で安定してる」とか
屁理屈こねてムリヤリ3本脚で通したんですよ。
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無茶苦茶すぎる。
▼よかったね▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠37.jpg)
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
……まあ、ヤコブセンの他界後に
『4本脚バージョン』発売されちゃったんですけどね。
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すぐ裏切られる!!!
《アルネ・ヤコブセン》
▼まとめ▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠35.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/001.png)
【アルネ・ヤコブセン】
■新素材・新技術を取り入れて
《アントチェア》を作った人物。
■デザインの特徴は、
『ミッドセンチュリー』。
■ガンコで行動力おばけ。
奇行種。
《関連記事》
【フィン・ユール】:北欧よりアメリカでヒットした『家具の彫刻家』
ラストは少し
▼『変わった経歴』の名匠です▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠52.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
北欧チェア4名匠!!
『ラスト』を飾る異端児はこちら!!!
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家具の彫刻家、
《フィン・ユール》!!
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異端児なの?
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
一般的な経歴ですと、
マイスター制で『木工の勉強』をしてきたのが由緒正しき家具デザイナーなんだけど、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
フィンユールは彫刻家に憧れてた『建築家』です。
フィンユールは
▼武士の出自ではありませんでした▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター55.jpg)
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だからと言って『仕事ができない男』というわけではありません。
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自身がデザインした家具について、
「博物館などで意図的に残そうとする必要はない」
「残り得るべきものは残る」
……などと格好つけておいて、のちに本当に多くの作品が世界中の博物館で永久展示になったという天才肌です。
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なかなかクールな人物像ですな。
でもこう見えて
▼『苦労人』だったりします▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
↑フィンユールの家具は
しばしば『彫刻的』と例えられますが、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
特に椅子のアーム部分……『手をのせるパーツ』のデザインに
いわゆるフィンユールらしさが表れていますよ。
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めちゃくちゃ独特ですね!!!
言われてみればたしかに彫刻みたいかも!!!
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
ただしこれ、
北欧人にとっては奇抜すぎて発表当時はボロカスの評価でした。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠51.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア16.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
デザインの癖だけでなく、
濃い色の木材『チーク材』を好んで採用したことからも個性的な印象がとても強く、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
名作グラスホッパーチェアは
プレスから「バッタのようだ」と揶揄され、
名作チーフテンチェアは
建築家さんから「ラケットに引っ掛かった四つのオムレツ」と馬鹿にされました。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
炎上してるじゃん。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター23-1.jpg)
『バッタのようだ』と言われた
▼グラスホッパーチェア▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/北欧チェア4名匠04.jpeg)
ラケットに引っ掛かった
四つのオムレツ
▼《チーフテンチェア》▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア17.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
フィンユールを評価したのは、
実は祖国北欧ではなくアメリカだったんです。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
そうなの!? 北欧の人なのに!?
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
第二次世界大戦では、
デンマークってすぐ隣のドイツが『日独伊三国同盟』の枢軸国だから大騒ぎだったんですよ。
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なのでみんなアメリカに亡命したり、
アメリカに家具を売りに行ってシノギをしたりしていたんです。
アメリカ人の方々に
▼評価された人物です▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター11-1024x961.jpg)
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北欧の家具が『世界の人気家具』になったのは
このときのアメリカ出張販売が大きな原因の一つでして……、
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戦後の家具需要が高まってるタイミングで、
世界で一番勢いがある先勝国アメリカでヒットを飛ばしたからなんですよ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
そうだったの!?
今では
『世界で最も美しいアームを持つ椅子』
▼……とまで評価されてます▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
1954年から1957年にかけて
北米を巡回していた出張販売チーム『Design in Scandinavia』にて、
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フィンユールは、
『デンマークの展示エリア』の担当に抜擢されます。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
おおお、歴史が動いた瞬間ですね!!
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
当時、アメリカ人は大量生産品を見慣れていて
北欧の『職人が作った伝統的なチェア』にビビリ散らかしたことと、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
アメリカ人はもともと『濃い色の木』の家具が好きだったこともあり、
フィンユールの展示品は大人気を博します。
『濃い色』のチーク材も
▼アメリカ人の心を撃ち抜きました▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠54.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
かくしてフィンユールの評判は広まり、
逆輸入的に北欧でも評価されるようになりましたとさ。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
今さら後悔してももう遅い。
ざまあ系の主人公じゃん。
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なんにせよ、
一般的な『北欧家具デザイナー』のルートを辿ったわけではないんだけど、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
北欧家具を語る上で
歴史的に重要な人物ということだけでも覚えてみて下さいね。
《フィン・ユール》
▼まとめ▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/003.png)
【フィン・ユール】
■世界で最も美しいアームを持つ
《NV45》を作った人物。
■デザインの特徴は、
『主にアーム部分の』
『彫刻のような有機的デザイン』。
■北欧家具をアメリカでバズらせた
逆転ラノベ人生。
《関連記事》
【ドリフターズで覚える】:北欧家具デザイナー『4名匠』でした!
いつか機会があれば
▼『名作椅子』に触れてみて下さい!▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/オタクの趣味部屋インテリア122.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
というわけで!!
ドリフターズで覚える《北欧チェア4名匠》でしたーッ!!
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思ったよりゴキゲンな連中ばかりでした!!
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かな~り端折って『基本だけ』を解説してるけど、
イメージはだいたい合ってると思います!!!
他にも色んな
▼『名匠』がいましたよ▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター02-1024x576.jpg)
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無理に覚える必要は全くありませんが、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
「Yチェアやっぱり良いよね」
「ウェグナーと言えばこれだよね」
……みたいな思わせぶりなことが言えるとドヤリティが高まりますよ。
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相手に応じて使いこなしてみます!!
不意打ちでドヤできると
▼強いですよ▼
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![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
なお4名匠、
解説のダンドリ順でご紹介しましたが『誰が上』で『誰が下』とかはありません。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
お好みに合わせて、
『好きな人』と『好きなチェア』を推してね。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
『誰を推すか』選ぶものなんだ。
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ちなみに僕は『ボーエ・モーエンセン』推し、
リグナの村野さんは『フィン・ユール』が好きって言ってた!!!
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
人の推しを勝手にバラすな。
自分だけの『推し名匠』を
▼見つけて下さいね▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠ツイッター40.jpg)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア24-1024x576.png)
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
誰を推しても良いんだけど、
推しが決まっていると今後の理解も捗りますので、
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/thumbnail_インテリアコーディネーター-1.jpg)
よかったら、
楽しみながら北欧名作チェアの世界に触れてみて下さいませ~~。
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2022/09/趣味オタク-1.png)
あいあ~~い!!
北欧チェア4名匠
《まとめ》
▼【ハンス・J・ウェグナー】▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠07.jpg)
【ハンス・J・ウェグナー】
■世界一売れた椅子、
《Yチェア》を作った人物。
■デザインの特徴は、
背もたれの『曲げ木』。
■実直で柔軟、
『椅子作りの鬼』。
▼【ボーエ・モーエンセン】▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠25.jpg)
【ボーエ・モーエンセン】
■デンマークの国民的な椅子、
《J39》を作った人物。
■デザインの特徴は、
『シェーカー家具風』
『分厚いレザー』
■庶民の味方で、
ウェグナーの親友(※重要)
▼【アルネ・ヤコブセン】▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠32.jpg)
【アルネ・ヤコブセン】
■新素材・新技術を取り入れて
《アントチェア》を作った人物。
■デザインの特徴は、
『ミッドセンチュリー』。
■ガンコで行動力おばけ。
奇行種。
▼【フィン・ユール】▼
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/ドリフターズで覚える北欧チェア4名匠50.jpg)
【フィン・ユール】
■世界で最も美しいアームを持つ
《NV45》を作った人物。
■デザインの特徴は、
『主にアーム部分の』
『彫刻のような有機的デザイン』。
■北欧家具をアメリカでバズらせた
逆転ラノベ人生。
《いちばん使った参考図書》
【美しい椅子|島崎 信】
ここにしかないオリジナルの話題が
たくさん詰まっている良著。
コピペ情報が溢れかえった現代では、
自分の目で見て自分の耳で聞いた
一次情報は本当に貴重。
北欧デザイナーの特徴から
歴史的に重要なモデル、
それらが生まれた背景まで
カラー写真多数でサクッと学べる。
ただし文体に年配しぐさが多いので、
人によっては読んでて
イラッとする危険があるため注意。
決して間違ったことは言ってないのだが
『余計な一言』が非常に多く、
息をするように今どきの若いモンに苦言を呈す。
Twitterやったら炎上するタイプ。
でも内容が良いので読まざるを得ない。
個人評価:★★★★★
《原作マンガ》
《アニメ版》
![](https://kajikissa.com/wp-content/uploads/2023/02/てぃ~244-1024x1024.png)
アマプラ【無料体験あり】:ドリフターズ
※当サイトにはアフィリエイトリンクが含まれます。
リンク先で商品を購入すると作者に収益が発生することがありますので、
望まれない方はサイト外でお買い物を楽しんで下さいませ~。
関係ありそうな
記事
お世話になっております、先日「イケアのおすすめをしてくださいよ」と事情も知らず軽率に依頼した者でございます。
イケア365どころかキッチンツールのキの字もない特集を組んでいただき、感謝申し上げますっていうか心からありがとうございました、私が夢で見たイケアオススメ名品セレクション記事そのもので本当に楽しかったです。
これはすぐにお礼のメッセージを……と思っていたらそこから怒涛の北欧月間が始まり、イケアに始まりムートにレクリント、モーダエンカーサから第六天魔王までおいしい北欧インテリア情報に肥え太らされ、今月は毎週北欧食っていいのか!!うめ……うめ……してたらコメントが1か月遅れになりましたことお詫び申し上げます。おかわりどころかデザートもいいぞ。
生きるのが楽しい北欧月間でした、本当にありがとうございました。
原稿より健康で()無理せず更新くださいね!ファンはなんぼでも待ちますので……!
くろっきすさん、ありがとうございますーッッッ!!!
『記事にするの遅くなって申し訳ないなあ』と恐縮しておりました!!笑
IKEAや北欧に関する特集シリーズ、
少しでも楽しんで頂けておりましたら嬉しいです。(おかわりもデザートもいいんですよ……)
優しいお言葉の数々もありがとうございます、とっても心強いです。
わりと無理しがちな性分なのですが、それで燃え尽きては元も子もありませんね。長く続けられるようにがんばります~~!!