画像引用元:怪獣8号|アニメ公式サイト様より
【怪獣8号で覚える】:変身する家具。
ソファが変身して
\ ベッドに /




ときどき見かけるんだけどさ~。

一つの家具が、
『2種類の用途』で使えるやつあるじゃん?

ソファにもベッドにもなる、
『デイベッド』みたいなやつかな。

ああいうリバーシブルな家具って、
インテリアの世界ではダサかったりする?

ギイイイイイイイイッ!!!!
変身家具
▼『ネストテーブル』▼



す~~ぐに、
ダサいダサいと言うんじゃありません!!

世の中にダサい家具があるのではなく、
『ダサいと言う人間』がいるだけなのです!!

モノの価値は観測者次第!!

本日は!!!
アニメで学ぶインテリアでございます!!!
本日のお題は
▼【怪獣8号】▼


【怪獣8号】をもとにして!!

『変身家具』が、
どれだけ由緒正しい北欧家具なのかを覚えましょう!!

変形じゃなくて変身なんや。

北欧文化に詳しい、
深井せつ子さんが『変身する家具』と表現されているので!!

それに準拠していますよ~。
▼参考文献▼
【北欧デザイン】:モダン時代の特徴
\ 出たわね /




北欧家具は、
『圧迫感が少ない』ので、
『狭い部屋』でも使いやすいですよ、

……みたいな話を聞くことがありますよね。

聞く聞く。

北欧家具であれば、
必ずしも圧迫感が少ないってわけじゃないんだけど、

北欧という土地の歴史的に、
『コンパクトな家具』が作られがちだった側面はございます。
とくに重要な歴史は
▼『戦争』です▼



なかでも、
特に大きな影響があったのが第二次世界大戦。

インテリアの世界、
ほんと戦争めっちゃ関係あるよね。

ミッドセンチュリー家具なんかも、
『戦争のため』に生まれたものを、
『技術転用』して平和のために使う、

識別怪獣兵器(ナンバーズ)みたいなもんですからね。
ミッドセンチュリー家具も
▼『平和転用』です▼



家とか家具とかって、
国民みんながいっせいに交換することなんて無いから、

『地震』とか『火事』とか『怪獣』とか、
都市が大ダメージを受けたときにはじめて一新されるんだよね。

どれだけ新しいトレンドが生まれたって、
街全体のインテリアが一気に変わることなんて無いよね。

だからといって、
破壊を肯定するわけではないんだけれど、

純然たる歴史上の事実として、
『都市が壊滅』したからこそ、
『復興という行動』が生まれるものではございます。
破壊されたから
▼『復興』をします▼



怪獣映画は、
怪獣が暴れるシーンがすごく印象的だけど、

実際に怪獣災害があった場合は、
(株)モンスタースイーパーみたいな仕事も必要になるわけですよ。

『復興のための』後始末ですな。

怪獣清掃業の戦いは!!
すべてが終わった後に始まる!!

私語はお控えください。
怪獣清掃業
▼『(株)モンスタースイーパー』▼



で、北欧では戦後復興のために、

小さな住宅に住めば助成金がもらえる、
『アラヴァ住宅』という制度があったのでね。

前にもチラッと聞きましたな。

それに合わせて、
『小さな家具』『小さく見える家具』が作られたと、

そういう歴史があるわけです。
『復興に合わせた』
▼文化が生まれます▼



なので今でも北欧家具には、

『小さな家具』を作っていた時代の
デザイン思想が受け継がれているし、

スカンディナヴィア・ハーモニーの一部ですな。

現代ならではの事情としても、
北欧は『住宅不足』で引越しがすごく多いため、

あまり物を多く持たない、
ミニマリズムなスタイルになりがちです。
引っ越しが多いと
▼『荷物』を増やせません▼



なんにせよ、
北欧家具と北欧スタイルは、

偶然にせよ必然にせよ、
『狭いおうち』と相性が良いことが多いわけね。

なのだけど、
これはあくまでモダン時代のお話。

実はそれより以前、
『モダン時代』だけでなく、
『クラシック時代』の北欧にも、
……狭い部屋を効率よく使おうという発想があったんです。

そうなの!?
《関連記事》
【北欧デザイン】:クラシック時代の特徴
『気候風土』が
▼暮らしを作ります▼



住まいは、
気候風土の影響で作られます。

夏が暑~い国では『夏向けの家』を建てるわけですね。

徒然草に出てくる、
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。」ですな。

なので例えば日本なら、
軒下エリアを作れるように『屋根を広く』したり、

日本より暑いアラブ諸国には、
太陽光は遮りつつ風は取り込める『マシュラビーヤ』という格子窓があったりしますよ。
地域に合わせた
▼『家の形』が生まれます▼

日陰も作れるし
▼『雨の日』でも戸を開け放てます▼

風は通って日はさえぎる
▼『マシュラビーヤ』▼


で、じゃあ北欧はどうなのか?

北欧はクソ寒い国なので、
『冬のための家』が発達したんですよね。

冬のための家ってどんな工夫がされてるの?

実は北欧のクラシック時代、
わざと狭い家を作っていたことがあるんですよ。

同じ暖炉でも、
部屋が小さかったらいっぱい暖かくなりますからね。

マジで!?
北欧スウェーデン
▼『わざと小さい家』▼


【北欧の小さな家】
『スウェーデンは北極に近く、とても寒い国です。冬になると、マイナス30度まで下がることもあります。』
『そこで昔の人は、家を小さめに作りました。そのほうが、だんろやかまどの熱が部屋全体にまわって、あたたかく過ごせるからです。』

家とか部屋って、
広いほど偉いイメージだったけど、

暖房効率とかを考えれば、
『小ささに価値がある』こともあるんですなあ。

小さな怪獣でも、
フォルティチュードが高ければ大怪獣なのです。

ほっといたら
インテリアよりアニメの話を始めるの何なんだ。
▼『小さな家具』を広げて……▼



▼『大きな家具』に変身!▼


そんな北欧の、
狭~い家のために生まれたのが《変身家具》です。

必要なときだけ、
日比野カフカのように『変身させて』使うわけですね。

普段は小さくしておいて、
いざ必要な時は大きくして使うんや。

北欧の人たちは、
こうやって『変身家具』を活用することで、

狭い部屋でも効率的に暮らしていたのです。
▼『小さな家具』を組み合わせて……▼



▼『大きな家具』に変身!!▼


『テーブル』や『ベッド』に『ビューロー』などなど、

今でも北欧ブランドには、
変身家具がたくさんありますよ。

欲しくなっちゃうじゃん。

この手の家具たちは、
歴史の浅い便利用品なんかではなくて、

ちゃんと北欧ルーツにのっとった、
由緒正しい伝統家具なのでございました。
変身する家具
▼『ビューロー』▼


【怪獣8号で覚える】:『変身する家具』の歴史でした!!


というわけで!!
北欧デザインにはいろんな特徴があるけれど!!

変身する家具は、
特に由緒正しい北欧らしさの一つだよ。

便利な家具だからって、
ダサいと思われてないか疑ってすいませんでした!!

日本と北欧……国は違えど、
『狭い部屋を効率よく使いたい』という目的は同じです。
『日本の部屋』でも
▼北欧家具は役に立つはず▼



まあ~北欧の人が、
『日本文化』を参考にすることもあるんだろうだけど、

北欧の伝統文化が、
『日本の環境』に偶然マッチすることもそりゃあるんでしょうな。

ちなみにエリンギは、
日本に馴染みすぎてもう『和食材』のイメージですが、

元々はヨーロッパ・中央アジアのキノコですよ。

なんで今その話したの?
『日本の環境』に
▼偶然マッチしたキノコ▼




かつて活躍していた場所は違ったとしても!!

『変身する家具』は、
日本の家庭でもきっと役立ってくれることでしょう!!

普通に便利だもんね!!

いつか隣に立って、
『防衛隊』として一緒に活躍するように!!

一言多いんだよなあ~!!!



ではでは!!
本日はこんなところで!!

《変身家具》がなくても、
北欧インテリアはぜんぜん作れるけれど!!

そりゃそうだよね!!

北欧系のインテリアショップで、
『変身家具』を見つけたらニヤリとしてください。

じゃあの。
\ じゃあの /


怪獣8号
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怪獣8号
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和室の特集が見たいです
こんばんは。
約2〜3年くらいに、飾り棚を購入したいけど、大好きなブラックチェリー材の棚に拘って探すか、それとも違う方が良いのか…みたいな相談をのって頂いたかまぼこ隊です。
アドバイスを参考に、ブラックチェリー材の棚を探し続けましたが理想のものが発見出来ず、とうとうオーダーメイドしました!
オーダーメイドまで踏み切れてたのは、アドバイスのおかげです。ありがとうございました!
棚が届きましたら、このブログのディスプレイ記事を参考にしたいと思います。