【DIYってインテリア的に何？】：『お部屋に与えるオシャレ効果』が不明な問題｜【Do It Yourself!!】

今日のテーマは《DIY》！！

クラフト感たっぷりの、

『手作り趣味』について覚えてゆきましょう～～！！

違うが？

↑本当のDIYを教えてくれるのは、こういう本です。

というわけで本日は！！！

意外とゴツめの歴史を持つ《DIY》につきまして！！！

『少しでも柔らかく』理解できるよう、

アニメで学んで参りましょう！！

↑サンキュープディング！！！

《Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-》で覚えるDIY！！

こちらを参考にさせて頂きながら、

『上級者向けDIYテクニック』……ではなく！！

そもそもDIYって

「インテリア的に何なの？」という根本部分を理解しましょう！！

善は急げです！！

さっそく始めましょう！！

どぅ～いっと～～～～？

ゆあせるふ～～～～っっ！！

まずは『根っこの部分』から始めましょう！！

DIYとは『Do It Yourself』の略で、

まあ大雑把に訳すと「自分でやる」って意味ですね。

こちらは西暦1945年からしばらく、

『第二次世界大戦』の終戦の影響で生まれた言葉です。

当時、空爆でボロボロになったイギリスでは、

破壊された街を『自分たちで復興しよう』という国民運動がありました。

このときに皆「Do It Yourself」と言って、

気持ちを奮い立たせながら『家づくり』や『修理』を頑張ったんですよ。

『Do It Yourself.』は、

『イギリスで生まれた』『復興のスローガン』の言葉だった。

これがまずスタート地点ね。

アニメDIYの『ジョブ子ちゃん』も、

フルネームは『ジュリエット・クイーン・エリザベス8世』でしょ。

作中で国籍は明言されてないけど、イギリスの家系なんじゃないかな。

↑1957年にはイギリスで

世界初のDIY雑誌『Do it yourself』も創刊されて空前の大ブームになったのですが……、

『イギリス』と『アメリカ』って関係が深いから、

こういうのすぐ伝わるのよ。

まもなく1960年代には、

『DIY運動』はアメリカ合衆国でも大いに流行しました。

ただし戦後『イギリス』と『アメリカ』の2国には、

決定的な違いがありまして。

『イギリス』は、

敵対国ドイツのすぐ隣りで戦災ダメージが大きかったのに対して、

『アメリカ』は、

本土の戦災ダメージが比較的小さい状態だったんです。

結果アメリカでは、

DIYは『国土の復興』ではなく『週末のレジャー』として普及しました。

アメリカのDIYは『趣味』なんです。

日本に入ってきた『DIY概念』はこっちです。

アメリカ流のDIYを真似したものが、

日本で一般的にイメージされてる『いわゆるDIY』なんです。

ここからどんどん『カジュアル化』が進んでいって、

現代では由来と関係なく

『自作すること』全般がDIYと呼ばれるようになりましたが……。

ですがDIYは本来、

ただ『日曜大工をおしゃれに言い換えた』わけではなくて、

ちゃんと『文化的なルーツ』がある

言葉なんだよ～ってことは覚えておいてくださいませ。

さて実は《DIY》には、

インテリアにまつわる大きな誤解があります。

DIYをすると、

お部屋の見た目が『オシャレになる』わけではありません。

DIYをすると、

お部屋の見た目が『アメリカっぽく』なります。

DIYって『いかにもDIYっぽい』家具を作ることが多いけど、

この『DIYっぽさ』というのは、

イコール『アメリカっぽさ』なんです。

『おしゃれなDIY情報』とかでは

解説を全く見かけないのですが……、

この特性は、

『アメリカインテリアを作りたいとき』にめちゃくちゃ便利です。

DIYって色んなメリットが語られがちなんだけど……、

DIYをした印象そのものが、

《アメリカのアイコン》になるのが一番デカい視覚効果です。

DIY雑誌の実例もカフェ風DIYばっかりでしょ。

最近は『ヨーロッパ系』の家財を

DIYするインスタグラマーさんも増えてきましたが……、

ヨーロッパ家具のDIYは、

『DIYとバレないように』『商品のように』作って、

アメリカ家具のDIYは、

『DIYと伝わるように』『手作り感があるように』作ります。

DIYは「ジャストサイズで作れることが魅力なんだよ～」

……という意見も否定はしませんが、

『ジャストフィットさせるために』

『北欧インテリアがアメリカっぽくなったら』

……困るシーンもあるでしょう。

『機能の話』はあくまで『機能の話』。

それとはまた別の問題として……、

DIYらしさを出せば『ビジュアルは』『アメリカになる』。

これはきちんと切り分けて考えてくださいね。

↑「ほしいものは作ればいいんだよ」

……DIY精神を体現した素敵な言葉ですが！！

むやみに何でも作るのではなく、

ちゃんと『アメリカ感が欲しい』と思ったときに作るように！！

でなけりゃ『アメリカ感を出さないように』注意して作るように！！

それはDIYというより、

『ハンドクラフト』ですね。

日本に入ってきたときに

『手作り』というニュアンス同士でごっちゃになりましたが、本来は別物です。

『DIY』と『ハンドクラフト』って言い方だと紛らわしいですが、

日本風に表現するなら『日曜大工』と『手芸』ですからね。

そもそも科目が違います。

ハンドクラフトも『DIYの一環として』、

カジュアルに楽しむこと自体はとても良いことですが、

手芸文化と『ルーツを混同しないように』、

違いを分かった上で楽しめるとより素敵ですね。

というわけで！！

《DIY》はイギリス発祥の『アメリカ経由』文化です！！

色んな魅力や楽しみ方はありますが、

DIYらしさを出すほど『アメリカっぽくなる』という特性は意識しておきましょう！！

もちろんDIYはインテリア目的だけでなく！！

『作る過程そのもの』や『コミュニケーション』の楽しさもあります！！

せるふちゃんだって、

『上手に家具が作れるから』DIY部に入ったわけではありませんし！！

ですが！！

『機能』だけではなく……、

『作る過程』の楽しさがあって……、

『コミュニケーション』の機会にもなって…、

『自分らしさ』のあるインテリアを表現できて……、

そして『アメリカ風ビジュアルになる』のが

DIYだということを決して忘れぬように。