【IKEAを卒業する方法】：『次のレベルの』おすすめ北欧ブランド｜インテリアショップ・家具雑貨【ferm LIVING】

ごもっともな意見ですね。

IKEA・無印良品を卒業したくても、

次のレベルの家具屋さんが分からないという問題は根強いですよね。

というわけで本日は！！

《北欧のおすすめブランド》特集です！！

IKEAも良いけど、たまにはブランド品も取り入れたい。

そんな気分にピッタリな『IKEAの次』のお店を解説しますよ！！

早速参りましょう！！

まずはマイルドな一つ目のショップ様！！

『北欧のテイスト』を取り入れた国内ブランド、

【NOWHERE LIKE HOME｜ノーウェアライクホーム】！！

えーまず大前提として、

そもそも『日本人がイメージする』北欧インテリアは、

北欧インテリアではありません。

日本の北欧ブームって、

『インテリアの言語化』が一番いいかげんな時期に流行ったものだから、

日本人がイメージしてる北欧インテリア像って、

いまだに『ナチュラルなインテリア』くらいの意味しかないアヤフヤな概念なんですよ。

そのこと自体は、

お客さんに『罪はない』んだけれど……、

いざ『北欧にしたい！』と思って本物の北欧ブランドを見たときに、

『欲しかったイメージと違う！』となっちゃうことがあるんです。

そこで、

『北欧ブランドだけど』『国内ブランド』という特性が活きてきます。

《ノーウェアライクホーム》なら、

日本人が考える北欧インテリアのイメージから非常にズレにくい。

↑公式コンセプトもこんな感じ。

北欧ルーツはきちんと意識しながら、

ちゃんと日本人の口に合うようにデザインしましたよというブランドさんですね。

厳密には

インド人の方が食べてるものと全く同じではないかもしれないけれど、

日本人がイメージする『おいしいカレー』の期待は裏切らない、

……そんなブランドさんですよ。

お次はこちら！！

北欧インテリアのおすすめブランド『2つ目』！！

今度はもうちょい背伸びしてみましょう！！

『日本在住の』

『北欧デンマーク人オーナーが作った』

『北欧インテリア特化の』

『国内ブランド』……、

【moda en casa｜モーダエンカーサ】！！

日本在住20年以上のヨーロッパ人デザイナー様が

『日本の家庭事情』に合わせてローカライズデザインした家具の数々！！

プラス、本場北欧ブランドの中から

『使いやすそうなもの』を目利きで選んだセレクト品を販売して下さっているショップ様ですよ。

いや、こちらはもっと海外っぽさが強いです。

シンプル＆シャープモダン。

リーズナブルな価格帯のわりに『ハッキリ感じられる高級感』。

多くの人が頭に浮かべる

『お高い海外ブランド』の漠然としたイメージを裏切らないテイストですね。

『細い脚で軽快なモデル』と

『太い脚でどっしりのモデル』が

はっきり分かれてる商品展開なので、

リラックス要員・プレッシャー要員などの

用途に合わせて選びやすいというのも嬉しいポイントですよ。

強引に総評するならバランスタイプ。

『お値段・デザイン・使いやすさ・日本人の好み』のバランスが

他社さんより圧倒的に丁度いいブランドさんだとお思い下さいませ。

誤解を恐れずに偏見で言うならば、

プロのインテリアコーディネーターさんが

『自宅で使ってそうな』ブランド第一位。

高級家具ばっかりいっぱい持ってるのは、

『家具好きのアマチュア』です。

プロのコーディネーターさんは！！

意外とあんまりお金持ちじゃないことが多いぞ！！

『予算の暴力』じゃなくて！！

『コスパの良いブランド』で上手にトータルコーデされてることが多いぞ！！

どんどん参りましょう！！

そろそろ深みに進んでゆきますよ！！

純度100％！！

『混じりっけなし』『ローカライズ無し』の現地北欧インテリア！！

デンマーク発のデザイナーズ家具ブランド【HAY｜ヘイ】！！

よくある北欧インテリアの解説って、

『さむくて薄暗い国だから』

『室内は華やかにデコレーションするのが好き』

……みたいなことを言うんだけれど、

日本の北欧インテリアってシンプルな例ばかりだから、

「どこが華やか？」「どこがデコレーション？」ってなりがちです。

↑本場の北欧人のデコレーションが、まさにHAY。

『カラフル』で『ポップ』で『アート風』。

まさにシュッとしてはる感じです。

HAYは北欧を起点としながら

『今の空気感』を積極的に取り入れていくスタイルですので、

昔ながらの伝統的な北欧インテリアというより、

現代の北欧人が一番嬉しいデコレーション……くらいの捉え方が近いかな。

↑HAYは『強めの色使い』がキレイなのも特徴ですね。

上級者向けっぽく見えるかもしれませんが、

『非日常感』はインテリアの基本です。

『あきらかに非日常感があるデザイン』に触れられる

ハレ重視のブランドさんは非常に貴重ですので、前向きに受け入れて頂けたら嬉しいですね。

価格帯はだいぶえらいことになってるんだけど、

雑貨・ステーショナリーが可愛くてお値段も優しいので、

『あいさつ代わり』に買うのもヨシでございます。

↑あと実は

こう見えて『グレー使い』も大得意なブランドさんなので、

小物雑貨は『カラフル系』で攻める、

大物家具は『グレー系』で使いやすさ重視、

……みたいなショッピングの仕方をすると失敗しにくいですよ。

ええんやで。

『家系インスタグラマー』さんはオシャレだな……。

私の知らない世界でお買い物してるんだろうな……。

そのイケてる家具・雑貨！！

だいたいみんなファームリビングで買ってるぞ！ ！

デンマーク発！！

大人気の北欧家具ブランド【ferm LIVING｜ファームリビング】！！

こちらも北欧を起点としながら

今感のある『デコレーション』を積極的に取り入れていくスタイルだけど！！

先ほどのHAYと比べると、

圧倒的にナチュラル特化デコレーションのブランドさんである！！

『質感』『手ざわり』を大切にした素材選定や、

自然界のデザイン『フリーハンド曲線』を多用した家具・雑貨など、

とにかくナチュラルの鬼みたいなブランドさんです。

その通り！！

北欧ブランドの中でも、

ファームリビングは『アースカラー』や『中間色』が大得意。

特に『アイボリー』や『砂っぽいベージュ』を使わせたら

右に出るものはおりません。

もっと『都会的』で洗練されたナチュラル！！

マーガレットハウエルみたいな感じ！！

あとファームリビングさんは、

『プリミティブ』なデザインも得意分野です。

原始人の土器みたいなデザインのことですよ。

ナチュラルってのは『自然』のこと。

自然ってのは『非・工業的』なこと。

非・工業的ってのは『原始的』なこと。

どこのブランドさんでも、

ナチュラルを突き詰めると『原始時代の土器』に辿り着くんですよ。

ナチュラル派の《ファームリビング》さんも、

原始的な生活の営みをしっかりイメージソースに採用されてるわけですね。

『ナチュラルで』

『優しい質感で』

『柔らかい曲線で』

『中間色が得意で』

『非・工業的な生活の営み』

ぜんぶひっくるめて、

すごくフェミニン（女性的）なデザインのブランドさんですよ。

現在の長期トレンド、

『自然を感じる装飾性』という需要にもぴったりマッチ。

古典的なデザインや素材を大切にしつつ、

まさに今楽しいインテリアのブランドさんですね。

《HAY》も確かにカワイイんだけど……、

『自宅で使うにはちょっと上級者すぎる』

『私には使いこなせないかも』

『もっとナチュラルが好きなの』

……なんて方にはファームリビングぶっ刺さると思いますよ。

ラスト参りましょう！！

『IKEAを卒業できる』北欧インテリアブランド！！

デンマークが誇る革新的デザインカンパニー、

そう、【muuto｜ムート】だぁ――ッッッ！！！

俗に北欧と呼ばれている国は、

『デンマーク』『スウェーデン』『ノルウェー』『フィンランド』『アイスランド』の5か国のことなのですが、

この『北欧5か国』の中でも、

インテリア的にはデンマークが最強とされています。

北欧諸国は伝統的に、

『寒さが厳しくずっと家にこもる生活だから』

『おうち時間の快適さを大切にして』

『インテリアが洗練されやすかった』

……というインテリア的な基礎ステータスが高い国々で、

デンマークは

『そんな北欧諸国の中で』

『さらに国策として家具に力を入れた国』

……だったりするんですよ。

それ多分ベルギー。

なんにせよ、北欧の中でも

『デンマークのブランド』って言葉はインテリア好きにとって特別な意味を持っています。

安易にフーンと聞き逃さないように。

ただしデンマークを含む北欧諸国は、

ミッドセンチュリー期に名作家具をバンバン発明したんだけれど、

その後は量産に追われて新作がふるわず、

『むかし名作家具がバンバン出た国』になってしまったんですよ。

そこで、

当時の伝統的なデザインを大切にしながら……

今一度デンマークを世界の『名作家具の国』にしようという

壮大なビジョンで立ち上げられたインテリアブランド、

それが【muuto｜ムート】なんですよ！！

《新時代の名作家具》にふさわしく、

『トレンド』に左右されない、

『奇抜』ではない、

『アイコニック』でもない、

『手の込んだデザインを足してやるぞ』という暑苦しさも感じさせない、

まさにスン……としたデザイン群。

最低限のデザインで『モダン』『洗練』『スタイリッシュ』。

カラー展開は『カラフル』でもなく『ナチュラル』でもなく、

綺麗な『くすんだ色合い』ばかり。

乱暴に魅力をまとめるならば、

昔カタギの家具職人のような『不愛想なホンモノの家具』。

ワクワク感も込められてるけど『大人の激渋ポップ』。

そのアプローチでその価格帯だったら

普通に『当時の名作家具』の方がネームバリューがあるという、

成金は選ばないタイプの高級家具ですね。

インテリア仙人が買うやつです。

誤解を恐れずに言うなら逆におすすめではないくらい通好み。

かなり『玄人感』のあるブランドですよ。

「あたし〜北欧インテリア好きなの〜」

……みたいなゆるふわな感じで町の家具屋さんに行って、

「お好きなブランドありますか？」

「ムート」

……って答えたらかなりの奇襲になります。

あ、あとそんなムートにも

貴重な『チャームポイント』がありますよ！！

『ハッタリの効いた演出』で勝負しないブランドさんですが、

家具雑貨へのフェルト素材の採用は印象的で、

『ムートらしさ』があるので入門にはおすすめですよ。

フェルト素材は『吸音効果』がありますからね。

『静かな暮らし』を目指すための

質実剛健なマテリアル選定ってことですが。

というわけで！！！

一歩上のインテリアを目指したいアナタへ送る！！

《IKEA｜イケア》以外の

おすすめ北欧ブランド特集でしたーッッッ！！！

お店は無いぞ。

『東京』『大阪』『福岡』だけに

公式ショールームが設営されているとか！！

気の利いた『裏路地のインテリアショップ』で

ちょっとだけセレクト販売されてるのがデザイナーズの基本だぞ！！

インテリアの初心者様は

『IKEA』『無印良品』『ニトリ』しか知らない？

がんばって探しても『アクタス』と『ウニコ』しか見つからない？

だって街には、それ以外の店が無いんだもん！！

ご紹介こそしましたが、

どのブランド様も無理に買わなくて全く構いません。

『ブランド北欧家具ってこんな感じなんだ〜』

『これくらいの金額の世界なんだ～』

……という感覚だけでも一度知っておけば、

『IKEAの凄さ』も

『IKEAの惜しいところ』も

もっとよく見えるようになりますからね。

ともあれ本日はこんなところで！！！

同じ『北欧インテリア』というくくりの中にも、

色んなテイストがあるんだな～と思って頂けましたら幸いです！！

よかったら、眺めるだけでもチェックしてみて、

理想の暮らしのイメージを膨らませる足しにして下さいませ。