(画像引用元:平安伸銅工業公式様より)
【ドローアラインの使い方】:高級つっぱり棒を『インテリア視点で』レビューします!!


高級おしゃれ突っ張り棒、
【DRAW A LINE|ドローアライン】をご存じでしょうか!!

ちょうど最近知りましたねえ。
今までのつっぱり棒は
▼『ダサさの象徴』▼



ドローアラインは
▼『おしゃれに革命』▼


これまで『ダサさの象徴』だった突っ張り棒のイメージを一新!!

アイアン製で超かっこいいドローアラインは、
まさに《魅せる収納》の新定番でございます!!

ですねえ~~。
別にブログ記事読んだからってわけじゃないけど、ちょっと興味出てきてます。

なお、あらためて『注意喚起』ですが、



↑『棒の本体』は一本6,000円程だけど、

棚パーツとか照明とかの
『オプション』くっつけたら簡単に10,000円オーバーいっちゃうから気を付けてね。

ココイチのトッピングと同じですね。



というわけで!!!
今回はおしゃれ突っ張り棒【DRAW A LINE|ドローアライン】のお話なのですが!!

なのですが!!!!

ドローアラインは名前こそ突っ張り棒ですが、
実は、インテリア的な立ち位置としては1ミリも突っ張り棒ではありません!!

ハァ?



↑ドローアラインって急に広まったから、
一気に『インテリア初心者様』の元にも届いちゃって、

正しい使い方の共有が間に合ってない印象がございます!!

オイオイ、
我々おしゃれビギナー様にケンカ売ろうって腹かい?
『正しい使い方』が
▼分かりますでしょうか?▼


本日のお題は!!!
ドローアラインは『こうやって使うものですよ』という実践解説でございます!!

せっかくの高級つっぱり棒です!!
正しく使って、きちんと『オシャレ効果』を引き出しましょう!!!

受けて立ちましょう!!
かかってこい場末のインテリアマン!!
【ドローアラインは収納家具?】:根本的に『つっぱり棒』とは別物です。


《見せる収納》《隠す収納》の記事を覚えていますでしょうか!!

『中身を見せる家具に』
『オシャレなものを』
……飾った場合だけが《魅せる収納》!!

よいでしょう!!

『見せれば何でもオシャレ』……なわけじゃありません!!
このあたり混同しないように気を付けてね!!
(対応記事)

▼【誤解が多い】|『見せる収納・隠す収納』の違いを分かりやすく▼

普通の『突っ張り棒』と《ドローアライン》は、
そもそもの根本的な性質からして違うんですよね。

『見せる収納』か『隠す収納』かってことですか?

そうそう。
『普通のつっぱり棒』の
▼イメージです▼


↑普通の『突っ張り棒』ってのは、
デッドスペースに物を置けるようにする……って役割が主戦場じゃないですか。

ハイハイ。
まあ色んなアレンジがあるらしいですけど、いちばん多いのはそうでしょうね。

この役割を、見せる収納のメカニズムで例えるなら
『どのポジション』になります?

え、なんだろ?
つっぱり棒の
\ 『ポジション』は…… /



突っ張り棒は『見せたくない物』をまとめる機能を持ちますが、

それ自体にフタがあって『モノを隠せる』わけじゃありません。

ふ~~む。
トイレットペーパー自体を
▼『見えなくする』機能はありません▼


ということは、
突っ張り棒は『中身を見せる家具』なんだ。

正解正解!! 素晴らしい!!!
つっぱり棒は
▼『中身を見せる』性質がある▼



突っ張り棒は、
お部屋のものを『見えたまま一か所にまとめる』機能があり、
棒それ自体は『ダサイのであまり見せたくない』、
……そういう性質を持つ家財です。

ふむふむ。
綺麗に整っているけど、
『つっぱり棒そのもの』がオシャレ
▼……なわけではない▼


で、『お部屋の物をまとめる』と言っても、

『ダイソーの白いテカテカの突っ張り棒』に、
わざわざ『オシャレな雑貨』を飾ったりしないでしょ?

ありえないですね。
普通はだいたい
▼こんな使い方です▼


乱暴に総まとめすれば、

突っ張り棒は、
『ダサいものを一か所に集める』『ダサイ棒』なんですよ。

本当に乱暴だけど、言いたいことはわかります。
現実を
\ 受け入れて /



だのでインテリア的な使い方のセオリーとしては、

『棒』も『棒でまとめた雑多な物』も、
なるべく全体が見えないように丸ごと『死角に配置する』の一択です。

だから『デッドスペース』が主戦場になるわけですね。

では本題。
普通の突っ張り棒ではなく、《ドローアライン》はどうでしょう?



床や壁につっぱる棒で、
色んな物を『載せたり』『ぶら下げたり』することができる。

……カタログ的な機能としては普通の突っ張り棒と同じですが、
《ドローアライン》も同じ使い方で良いのでしょうか?

ホッホホウ、そんな聞き方しちゃいますか。


いやいやいや、
どう考えても《ドローアライン》は棒そのものを見てもらわなきゃ始まらないでしょ。

せっかくこんなにオシャレなんだから、
よく見える場所に配置しないと高いお金払った意味ないじゃん。
『よく見える配置』の
▼お手本です▼


よく見える場所に配置した突っ張り棒に、
『ダサイもの』を飾るわけにはいきませんよね?

そりゃそうだ。
わざわざダサいものを見せびらかす構図になっちゃう。

……となると、
ドローアラインは『オシャレなもの』しか収納できませんね?

その通り!!!
▼こうじゃなくて……▼


▼こう▼


普通の突っ張り棒は
隠せば隠すほどお部屋が良い感じになる家財ですが!!

おしゃれ突っ張り棒《ドローアライン》は、
見せれば見せるほどお部屋が良い感じになる家財なんですよ!!

おおおおぉおぉぉおおっ!!!!!!!
《関連記事》
▼【インテリアの予算配分】:見せる要素に『投資』がコスパ良し▼
【メリット・デメリット】:ドローアラインと『安物つっぱり棒』の違いとは?
ドローアラインは
▼『見せてナンボ』です▼



イメージ的にピンときにくいかもしれませんが、
『普通の突っ張り棒』と《ドローアライン》とは、

突っ張り棒としての機能は同じなのに、
インテリアとしての使い方は真逆なんですよ。

衝撃の事実ですね。

ここを理解しておかないと、
「せっかく買ったのにお部屋がしっくりこない」……ということにもなりかねません。

いちばんモチベが下がるやつじゃん。



↑普通の突っ張り棒は、
お部屋にある『ダサいもの』たちをまとめて死角に隠すもの……

すなわち!!
お部屋の『情報量を減らす』ための家財なんです!!

ふむふむ。



↑それとは逆にドローアラインは、
『オシャレなもの』をディスプレイしつつ
ついでに『本人も目立っちゃおう』という性質の物、

すなわち!!
お部屋の『情報量を増やす』ための家財なんです!!

うむり。続けたまえ。
もしも『ドローアライン無し』だと
▼殺風景すぎる例です▼


ドローアラインって留め金パーツひとつとっても、
わざわざ『真鍮製』で作ってあったりして、めちゃくちゃカッコイイんだけど、

こうやって色んな情報量を増やしてあるのも、
『隠さない前提』『見せつける前提』だからなワケですよ。
細かいパーツも
▼見栄えします▼


↑おほほほ、たしかにカッコイイですな。

《ドローアライン》は、あくまで『装飾要員』です。

インテリア的な役割にふさわしく、
『殺風景すぎるお部屋』にハレ感の増員として追加してやると最高に良い仕事をしてくれます。
お部屋に『装飾を足す』
▼使い方がベター▼

- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。

ですが、この特徴を汲み取りそこねて、

「ブランド品とはいえ」
「あくまで突っ張り棒なんだから」
「これさえ買えば」
「お部屋が片付いてスッキリするはずだ」
……なんて期待したら、イメージと違うかもなのでご注意が必要なのですよ。

ぐう、やってしまいそうな失敗ですね……。
\ 部屋が狭いの…… /



↑「お部屋が散らかってるから片付けよっかな」

……そんなシチュエーションの時は、
すなおに『普通の突っ張り棒』を買いましょう!!!

少しでも情報量を減らしていく作戦ですね!!
\ 部屋が寂しいよ…… /



「片付けすぎてお部屋が寂しいな」
「何か目を引くオシャレなものが欲しいな」

……そんなときに買うのが《ドローアライン》なんだよっ!!!

なんか怒られてる気分になる!!!!
(関連記事)
▼インテリアは『リラックスとプレッシャー』のバランスを2:1に▼
【ドローアラインの使い方】:部屋のどこに置くか『配置』に気を付けて。


というわけで!!!!
普通の突っ張り棒は、デッドスペースが主戦場になりますが!!!

《ドローアライン》はフォーカルポイントみたいな
インテリアの上座に配置すると最高に力を発揮するのです!!!!

まあ~~そうなんだろうなぁ~~!!!
見事に『フォーカルポイント』に
▼配置した例▼

お部屋の
▼『フォーカルポイント』▼


《対応記事》

基本的には飾るべし。
飾る配置で使うべし。

なんならドローアラインは『ヴォイド装飾』でもありますからね。
配置次第でハレ感の上乗せまで見込めます。

あ、そっかそっか!!
どこに置くか次第で『立体空間に抑揚』を与えてくれるんですね!!
観葉植物を
▼空間に『ぶら下げたり』……▼

照明で
▼空間を『横切ったり』など……▼

立体空間に抑揚を加えると
▼『非日常感』が高まる法則▼

《対応記事》

ドローアラインは
普通に『壁にドン付き』で配置しても全然良いんですけれど、

レイアウトの自由度に余裕があれば、
ちょっとお部屋の中央の空間に寄せてやるとヴォイドみが強く出ますよ。

ふむりふむり。
ヴォイド空間(=立体空間)に
▼食い込ませていく配置▼


どのみち気に入らなかったら簡単に再配置できますんで、

『ちょっと勇気がいる位置』で色々試してみてくださいませ。

前回もちょっと言ってたけど、
『引っ越し』とか『模様替え』とかにも強そうですね。ありがたい。
当ブログでも
▼よく使ってます▼


また、こういう『恰好つけたディスプレイ』をしても、
イキった感じになりにくい……というのもドローアラインの魅力です。

なんせ『つっぱり棒』ですからね、これ。
どんだけカッコよくても実用性を連想させます。

あ、《合法オブジェ》でもあるんですね!!
言われてみればそりゃそうだ!!!!
実用性があるので
▼『わざとらしさ』が生まれにくい▼

実用性があるので
▼『わざとらしさ』が生まれにくい▼


これだけ聞くと、そんなに使い道のあるアイテムが
『インテリアの世界で1本6,000円』ってむしろ安く感じますね。

まあ6,000円じゃ済まないですけどね。

そこコダワリしつこいな……。
(関連記事)
▼【イキってると思われない雑貨】:『合法オブジェ』を覚えよう!▼
【ニトリ・アイリスオーヤマ】:『似てるつっぱり棒』に違いはないの?


というわけで!!!
《ドローアライン》めちゃくちゃ良いんですけれど!!

せっかく買うなら上手に使って、
潜在能力を発揮させましょうね……というお話でしたーッ!!


なかなか興味深いレビューでした。
言うてもまぁ、まだドローアラインの実物持ってないんですけど。

いざ買うときは、
なるべくここまでの理屈を元に、慎重に選んで頂けると幸いです。


『タテ型』とか『ヨコ型』とか『色んなオプションパーツ』とか、
すごくワクワクしちゃいますけど惑わされないように。

心は熱く、頭は冷静にですよ。

わかってるわかってる。



『脱衣所の天井にデッドスペースがあるから』
……とかじゃなくて、

『リビングのソファ横に飾りたいから』
……みたいに選べってことでしょ?

バッチリですバッチリです!!
ドローアライン『ならではのメリット』を
▼十分に活かしましょう!▼


『普通の突っ張り棒の基準』で選ぶんじゃなくて、
ドローアラインならではの使い方前提でオプションを選ぶわけだ。

その通り。
ただし、一点だけご注意がありまして……、

某モノタロウさんとか某アイリスオーヤマさんとかで、
《ドローアライン》に似てるパクリ品を売ってることがあるんですが。
▼こういうやつ▼

インテリア的な配置を考えればオススメしにくいので、
よほど『明確な理由』が無ければ手を出さない方が無難です。

《隠す使い方》だったら
100円ショップのやつでも成立するし、

《見せる使い方》だったら
安っぽい『コピー品の棒』を目立たせるのはむしろオシャレさ減点ですしね。
この素材感は
▼『目立つ場所』に置きにくい……▼
▼本物はこうです▼

言い方はともあれその通り。

コピー品のような、
『安物よりも割高で』『本物ほどハレ感もない』アイテムってインテリア的にはめちゃくちゃ使いにくいです。

こういう『買う前にアヤシイにおいがするアイテム』、
最近ちょっとずつわかるようになってきた気がします。


しいて良いところを挙げるなら、
『遠目に見たフンイキ』はそれっぽいっちゃそれっぽいので。

SNS映え専用として割り切って、
『予算〇〇円以下でこんなにお部屋をオシャレにしました!』みたいな詐欺写真に使うなら、分からなくはないです。

『予算〇〇円以下でこんなにお部屋をオシャレにしました!』の企画が
ぜんぶ詐欺みたいな言い方やめろ。
▼アイリスオーヤマ製▼
▼ニトリ製▼

↑自分で最初から素材感を納得して買うのは全然OKですが、

よそさまのお写真だけを見て
『同じの欲しい!』って騙されないようには気をつけてくださいね。

実物が手元に届いたとき、
肉眼では同じ印象にならないでしょうね。

どうしても使いたい場合は、
『つっぱり棒の本体』をじっくり見られないように工夫をしてやりましょう。



↑ドローアライン公式様の
『マグネット』三個セットで1200円ってのがありますので、

バッタモンにはコレ張り付けて、視線を引っ張ってやるのです。






アウトだよ。
《関連記事》
▼【閃光のハサウェイ】で覚える:家具の『偽物』『コピー品』▼
【ドローアラインに何飾る?】:おすすめディスプレイ『垂れる観葉植物』



あと一言だけオマケ情報。

ドローアラインに飾る『ディスプレイ小物』、
基本的な方向性としては『①ナチュラルな物』『②ヴォイドみを強化するもの』が相性よろしいですよ。

ドローアライン自体がアイアンだから、
『①ナチュラルな物』を飾るとコントラスト効果が期待できるって感じですか?

カンペキカンペキ、その理解でOKです。



↑そういう意味でも、
公式オプションパーツの『木製の棚』は非常に使いやすくてオススメでございます。

ああ、これ棚そのものが自然物だから
勝手にアイアンとコントラスト効果を発揮しちゃうんだ。

これさえ使えば、もう何も飾らなくてもオシャが成立します。
『棒』+『棚』だけで
▼オシャが成立します▼


そんで次のオススメが『②ヴォイドみを強化するもの』ですね。
これも分かるですよ。

そもそもドローアラインそのものが『ヴォイド装飾』として優秀なんだから、
その魅力をもっと伸ばす物を飾ればハッピーってことでしょ?

ですです!!
立体空間に抑揚を与えると
▼『非日常』の法則です▼


↑公式オプションの『ディスプレイネット』とか、
ほんとよく考えて商品開発されてらっしゃるな~~って感激しましたもん。

ははー、これはまた強烈に《ヴォイド装飾》ですね。
立体空間に抑揚を与えると
▼『非日常』の法則です▼


まあネットはあんまり自由に配置できないので悩むところだと思いますが、
考え方のご参考になれば幸いです。

どうしても飾るものが思い浮かばないときは、
とりあえず『垂れ下がる観葉植物』でOKなのでご心配なく。


ああ、なるほどね。
『①ナチュラルな物』『②ヴォイドみを強化するもの』が両方成立してる。

でしょでしょ。

《ドローアライン》をオシャレに使ってらっしゃるレビュー写真は
だいたい『垂れる植物』飾ってますんで、悩むくらいなら先達の知恵を信じてGOなのです。
『ドローアライン』
+
『垂れる観葉植物』
▼……テッパンの組み合わせです▼


↑あれはなんとなく流行ってるんじゃなくて
こういう『似合う理屈』がちゃんとあるんですよ。

平安伸銅工業さん、
ドローアラインに合う観葉植物もセットで売っちゃえばいいのにね。

……なんか言った?

ではでは!! 今日はこんなところで!!



自分のお部屋に合わせて、
ステキな突っ張り棒生活をお楽しみくださいませ!! バイバイ!!

ば、バイバーイ!!
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