【ニトリネットで買える】:『安くて』『一番おしゃれ』なラグはどれ?

お部屋の《ラグ》は納得して選べていますか?

実はまだ、そもそも一枚目が買えてません!!


どれを選べばいいのかまったく分からん!!!

ありますよね、そういうこと!!!!

いや、興味はあるんですよ。
でもこう……ラグってけっこうお値段するじゃないですか?

超巨大な加工ファブリックのかたまりですからね。
原材料だけでも大変なことになるので、仕方ない面はあります。


立体物の『家具』が高くても納得できるんだけど、
床に敷くだけの『足で踏むマット』が高いと躊躇しちゃうんですよね。

さもありなん。ぶっちゃけ気持ちは分かる。

わかるんかい。
▼おそろしい映像です▼
(※10万円くらいのラグです)



本来ならば、ここで高級ラグの魅力を
じっくり語ってもいいのですが!!

当ブログは、まだその段階に達していないと判断します!!

……つまり?


ニトリで買える安いラグから、おすすめ品をご紹介します。

よしきたッッッ!!!!!


いきなり高いラグ買っても、
踏んだり汚したりするのに躊躇して肩こるからね。

まずは気楽なものを取り入れてみて、
『ラグは自分の生活に馴染む』……と判断してから上を目指すのも良いでしょう。

そのルートでお願いします!!!



ひとつだけ注意点。
ラグって9割がた『洗濯不可』って書いてあるけどそういうもんなのでご容赦ください。

なんじゃそりゃ。

おしゃれな布は大事に洗わなきゃいけないってのは当たり前なんだけど、


ラグは『毛並みの風合いの変化』とか『抜け毛へのクレーム』とかを考えると、
怖くて洗濯機OKって表記しにくいんですよね。

はいはい、なるほどね。

しかも各社さん表記の基準がガバガバで、
『洗濯NG』でも余裕でガラガラ洗えたりするし、『洗濯OK』なのに環境によって大失敗することもあります。


なんならポリエステル100%でも洗濯NG表記だったりするし、
『ウール100%なのに洗濯機OK』で『すなおに洗ったら案の定ちぢんだ』……まであります。

無法地帯か。

『ニトリの安いラグだから洗濯できない』というわけではありませんので、

安物買っても高級品買っても、
どんな洗濯表示が書いてあっても慎重に攻める一択ですのでそのおつもりで。

ふぇーい。
シーズンオフに手洗いから試してみます。
《関連記事》
▼【閃光のハサウェイ】で覚える:家具の『格安品』『コピー品』って大丈夫?▼
【ニトリ最強のラグは】:『無地』の『オーバーロック』の『グレー・アイボリー』


早速参りましょう!!!
まずはラグ選びの『基本の考え方』から!!!

なるべくオシャレな物を選びたいです!!!

ニトリで最もおしゃれなラグを選ぶ基準。
……それはもちろん、『おしゃれなものを選ばないこと』!!!

出た!!! 超絶失礼な理論!!!
《前回記事》


↑コレですね。
選ぶのがめんどくさいインテリア上位である『カーテン』のお話。

あのときも言ってましたよね。
おしゃれにしようと意気込んで「柄物を選ぶな」みたいな。


↑インテリアの世界で『柄物そのものがNG』ということはありません。
むしろめっちゃオシャレに使われています。

ですが、
『ニトリがデザインした柄物』は『ニトリのセンスが爆発している』んだ。

怒られますよ。
ニトリの柄物は
▼難易度が高い▼



インテリアの世界では
『おしゃれな柄物』も役に立ちますが、同じくらい『オシャレな無地もの』も大活躍します。

ニトリでおしゃれなラグを選びたいなら、
ここはグッとこらえて『無地物』を選ぶというのが一つのおすすめ基準ですよ。

《基準①》
■【無地のラグ】を選ぶ。

でも無地物ってさ、
『素材の良し悪しがダイレクトに出る』気がするんですよね。

ニトリの格安品では不利なんじゃないかなと思って、
ついつい柄に逃げちゃうんですよね。

だから、ちゃんと高級感を感じられる無地物を
目利きで探そうって企画なんですよ。

あ、そっかそっか!!



で、ニトリで探す場合に限りましては
色んなラグの中から『高級感を感じられる要素』を探し出すことも大切なんですけれど、

同じくらい大事なこととして、
『安っぽさを感じさせる要素』を避けることも大切です。

怒られますってば。


↑安物の絨毯でいちばんキッツイのはこれ!!!
『端っこの加工』!!

やめろおおおおおおおッッッ!!!!

えー、ラグなどの敷き物全般は、
端っこがほつれてこないように『加工処理』がされています。

この加工がダサい。


ぐぬぬ……言い方は失礼だけど、
じゅうたんってココが格好良くないのも事実……。

特に上からテープを巻いて処理する
『テープロック加工』のモデルは、テープ自体がダサいので非常に難しいです。


絨毯の端っこにテープが見えた瞬間、
お部屋に急激に日常の香りが漂い始めます。

インテリアは『非日常感』が重要ですもんね……。

- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。

まず最上級なのは
『端っこの加工処理そのものが見えない』こと。これがベスト。
ブランドのラグは
▼『端っこ』を目立たなくしてあります▼




次点が、
せめてテープロック加工ではなく『オーバーロック加工』になっていること。

オーバーロック?

ラグ本体の生地と似た色の『糸』を巻き付けて
処理してあるほつれ防止加工です。


処理自体が見えないに越したことはないんだけど、
テープロックよりはオーバーロックの方がだいぶ良いです。

ふむふむ。

《基準②》
■【端っこが見えないラグ】
■【オーバーロック加工のラグ】
を選ぶ。

なかなか具体的な基準でよろしいかと思います。

そんでもって、
ラストの判断基準が《色と素材感》になります。
▼色と素材は吟味しましょう!▼


ホホウ。
ニトリの格安品に厳しいことを求めなさる。

おしゃれラグの大定番カラーは『グレーかアイボリー』ですので。
これの無地を探すのがまずは基本。

【アイボリー】
ほんのりベージュがかった、生成りみのある白のこと。
かすかな温かみを感じられて、『漂白ホワイト』よりも使いやすい部屋が多い。

で、例えば同じグレーでも『ちゃんと高級感のあるグレー』もあれば、
思いっきり安っぽい生地で作った『ねずみ色のスウェット』みたいなグレーもあるじゃないですか。

挑発的な単語選びはやめろ。


なのでまあ、ざっくり言いますと、

ニトリに売ってるラグの中から
『おしゃれなグレー』か『おしゃれなアイボリー』の物を探す作業になるわけですね。

うむりうむり。

《基準③》
■おしゃれな【グレー】のラグ
■おしゃれな【アイボリー】のラグ
を選ぶ。
【①おしゃれな無地グレー】のラグマットを選ぶ|『アクセントラグ Nジーク』


《基準①》
■【無地のラグ】を選ぶ。
《基準②》
■【端っこが見えないラグ】
■【オーバーロック加工のラグ】
を選ぶ。
《基準③》
■おしゃれな【グレー】のラグ
■おしゃれな【アイボリー】のラグ
を選ぶ。

というわけで出揃いました!!!

以上①②③の基準を元にして、
実際にニトリでラグを物色してきましたよ。

ご苦労である。

もったいぶってもアレなので早速参りましょう!!!
ぶっちゃけ『1型』×『カラバリ2色』しかなかった!!




↑はいドン!!!
【アクセントラグ Nジーク】というモデルの『グレー』と『モカ』です!!!

ううーむ!!!!

遠目に見ると普通!!!

『おしゃれな普通』を選ぶ勇気を持って……。


まず『①無地』。
何の柄もない理想的なベーシックですね。

とりあえずは、なるほどです。


そして『②端っこの処理』。
かなりキワキワまでパイルが生えており、ほとんど端っこが見えません。

しかも、仮に見えちゃったとして『オーバーロック加工』です。
かなり自然に処理してあるので、かなり防御力は高いと思われます。

あぁ……この端っこは恥ずかしくないですね……。
▼『オーバーロック加工』されています▼


そして『③おしゃれなグレー』。

こればっかりは写真では伝わりにくいと思うんですが、
どちらもインテリア業界のグレーです。非常に素晴らしい。

急に強引になった。


↑むりやり言語化するならば、
毛並みの肉感やフンイキのあるモジャモジャ感、化学繊維的なテカリの無さ、彩度を抑えた色彩設定……などの相乗効果ですね。

完全に、『インテリアショップで使われる色味』です。
このモデルは安心して選んで大丈夫ですよ。

あのあの!!
カラバリが『グレー』と『モカ』なんですよね!!


『モカ』ってなんかこう、カフェオレ的な茶色のことじゃないの?
グレーじゃないけど良いの?

公式表記が嘘なので大丈夫です。

それは大丈夫じゃねえよ。
▼グレー▼


▼モカ▼



『グレー表記』のモデルが、実物は『純粋なダークグレー』。
『モカ表記』のモデルが、実物は『グレイッシュベージュ(黄みのグレー)』です。

まあ、どちらも大枠ではグレーなんだけど、
色を見るのに慣れてないとちょっと判別に難儀するかもしれません。

いやいやいや、ワイの目をもってすれば……
【グレー】 【モカ】

両方グレーにしか見えん……。
選ぼうにも、そもそも違いがよく分からんぜ……。

明るさの違いや、
『無彩色寄り』と『有彩色寄り(イエローベース寄り)』の違いもありますので、

厳密に言えば他の家具との相性なども微妙~に異なるんですが。
公式写真ではけっこう違うけど
▼『実物』はもっと分かりにくいです▼




ただまあ、どちらを選んだとしても
ニトリでトップクラスにおしゃれなラグに違いはありません。

さいあく色差わかんなかったら、
明るめが欲しければ『モカ』、暗めが欲しければ『グレー』……くらいの感覚でもOKですよ。

なるほど分かりません!!!!

……どうしてもだったら『モカ』の方が無難ですよ。

承知しました!!!!

正直者め。
《関連記事》
▼【見える子ちゃん】で覚える:『理屈』が分かれば怖くない!▼
【②ゾーニングできる】おしゃれなベージュ系を選ぶ|グラデーションラグ『NフォレトBR』


ていうか、そもそもなんですけど。

なんです?

お部屋ってたいてい『木』を使うから、
木製家具とかライトブラウン系の雑貨とか定番じゃないですか。

お部屋の色数を増やさない『リラックス効果』や、
似た色のもの同士を合わせて相乗作用を狙う『リレーション』の都合ですね。
▼【統一感】の相乗効果▼


なら、ラグだって
『ベージュのラグ』とか『ライトブラウンのラグ』が使いやすいはずでしょ?

なんで『グレーとアイボリー』がオススメなのかなって。

うーん!!!
面白い指摘ですね、めちゃくちゃ良いご質問です。

そりゃどうも。
おしゃれなショップ様の
▼『人気ランキング』はこんな色▼



これにはちゃんと理由がありまして。
ラグってのは『踏み心地が良い』とか『ラグ自体の見た目がオシャレ』みたいな魅力以外に、

『お部屋をゾーニングする』というでっかい役割があるんですよ。

ゾーニング。聞いたことあるようなないような。



『ここはみんなでご飯を食べるゾーン』!!
『ここはソファでくつろぐゾーン』!!
……みたいに、お部屋内をエリアごとに区分けすることをゾーニングと言います。

『ゾーン』を決めるから『ゾーニング』ね。

ああ、一人暮らしのワンルームで
『ついたて』とか『パーテーション』を使ってベッドのある睡眠エリアを気分的に分けるみたいなやつね。

それそれ。
▼『パーテーション』のイメージです▼


まあ『ついたて』でゾーニングするのも良いんですけど、
物を増やすとお部屋が狭くなるのでね。

ああいう小道具って背が高いことが多いですしね。
圧迫感と引き換えになってしまう……。
ソファのエリアを
▼『ラグで』ゾーニング▼


↑ですが、ラグを使えば
お部屋を狭くしないで『ゆるゾーニング』できちゃうんです。

……大きな声では言いにくいんですが。
『エリアに役割を持たせると生活にメリハリがつきますよウフフ』ってやつ、あんまり納得できてなくて。

気分だけの問題なら、無理にラグ買わなくてもいいかなーって。

気分は気分で大事ですけど、
ゾーニングはちゃんと『視覚的なインテリアのオシャレさ』にも貢献しますよ。

へ? なんで? 気分だけじゃないの?


ゾーニングは
ダイレクトに『リレーション(関係性)』を強化しますからね。

えっとですね。
関係があるもの同士を一緒にコーデして『見た目の相乗効果』を狙うのがリレーションでしょ。

普通は、
『ブラウンの家具で揃えました!』とか
『丸い雑貨ばかり集めました!』とか
『お猿のオモチャと木のオブジェを並べました!』とか
そういう感じですよね。

そうそう。
『属性』のあるもの同士を関係させて『役』を作るのがリレーションです。
『緑の葉っぱ』を集めて
▼役を作る▼

『同じカタチ』を連続させて
▼役を作る▼

『お猿さん』と
『南国風の葉っぱのアート』と
『ツリーの形の置物』と
『ダークグリーンの壁紙』などで
▼役を作る▼

《対応記事》

で、今おっしゃったような『濃い属性を持つもの同士』も
正統派なリレーションなんですけれど、

一見なんの変哲もない家具同士も、実はゆるやかにお互い関係してるんですよ。

……? どゆこと?


『ベッドとサイドテーブル』は寝室セットの仲間同士だし、
『ダイニングテーブルとチェア』は食卓セットの仲間同士だし、
『ソファとコタツ』はリビングくつろぎセットの仲間同士だったりします。

ああ、そりゃそうだ。
『寝室セット』の
▼仲間たち▼

『食卓セット』の
▼仲間たち▼

『こたつセット』の
▼仲間たち▼


そのままポンとセットで置いただけでも
本当はお互い関係している家具たちなんですが、

実際問題、ふつうのご自宅でただ家具を置いただけでは
見慣れた景色すぎて『パッと見の印象』で関係性がわかりにくい。

理屈は合ってても、
見た人に『役ができてる!』ってイメージを与えにくいわけですな。
家具のチーム分けが
▼『あるはずなのに』ボヤけてる▼


そこで、
『ベッドとサイドテーブル』のセットの下にラグ、
『ダイニングテーブルとチェア』のセットの下にラグ、
『ソファとコタツ』のセットの下にラグ。

……みたいに、意識的に家具のチームを区切るようにラグを敷いてやると、
『見かけ上の関係性』が強化されてリレーション効果が高まるんですよ、

ホッホホウ!?
『ソファ』が
▼ちょっと一人ぼっち▼


ソファのエリアが
▼独立した『くつろぎゾーン』になる▼


ああ!!!
たしかに、ぱっと見で家具同士が『自分たちのゾーン』を作ってる感じがする!!

ラグを敷くことで、
『ただのテーブルと椅子』じゃなくて『ダイニングセット』……みたいなリレーションを生み出すわけですね。
ラグがあると
▼家具の『チーム分け』が強調される▼


というわけで。

能動的なリレーションの誘発や強調により、
ラグってダイレクトに『お部屋のオシャレさを増やす』効果があったりするんですよ。

ちょっとこの効能は想像つかなかったですね。
右奥のチームが
▼とてもパワフル▼


……逆に言うと、
『ゾーニングとちぐはぐにラグを敷く』とリレーションが崩れるので、配置には十分注意しましょうね。

くっ……余計なことを……。

で、最初のご質問に戻りますと、
『ベージュ』や『ライトブラウン』のラグは床に馴染みすぎるんですよね。

……ヌヌっ!?
ベージュのラグは
▼『ゾーニング力』がやや弱い▼


もちろん例外はありますが、
フローリングみたいな『お部屋の床材の色』ってライトブラウン系が多いじゃないですか。

うちの部屋も全部そうですね。

この上に同じく『ライトブラウンのラグ』を敷くと、
床との境目がぼんやりするからゾーニングの力が十分に発揮されないんですよ。
『ちょっとした迷彩』
▼みたいになっちゃう▼


ははあー、なるほど。
エリアの区分けがボヤけますね。

インテリアの基本的な考え方として
『お部屋に余計な色を増やしたくない』というのはその通りなので、

『床材と一体化しない範囲で』『お部屋に馴染みやすい色』
……ということでグレーやアイボリーが重宝されるわけですね。



インテリアで最もリラックスな色『①グレー』と、
壁紙の色に近いホワイト……をイエベに寄せた色『②アイボリー』です。

論理的ですな。

【ラグはゾーニング力が必要】
同様の理由で『毛足が長いラグ』や、見る角度によって表情の変わる『素材感が強いラグ』なども重宝されます。
毛足が長くて素材感の強いラグなら、同色の床材とも一体化しません。

……と、ここまでが『基本の話』になりますが。

とは言ってもさ。
ライトブラウン好きじゃろ?

ライトブラウン好きじゃよ?

探してきましたよ!!
ニトリで『イケそうなやつ』!!

《応用編》キターッ!!!!



↑というわけで、こちら!!!
ニトリ謹製【アクセントラグ Nフォレト】というモデルでございます!!

ホッホーウ!!!!


ここまでの理屈がわかっていれば
こいつの魅力もピンとくるのではないでしょうか!!

『Nフォレト』というのは
ベージュ系・ブラウン系ばっかりのグラデーションで作られたモデルでしてな。

良い色!! とっても良い色ですよ!!!
『毛足の長さ』も
▼『素材の表情』も十分あります▼


お部屋に馴染みやすい色ばかりの『大人な配色』ヨシ!!
さらに使われてる各色のケバケバしくない『抑えめな彩度』ヨシ!!

ふわふわヤワヤワで『高級感のある素材感』ヨシ!!
端っこの処理は、半分隠れるくらいの『オーバーロック加工』でヨシ!!

マッチ率が高いですな!!


グラデーションでデザインこそされていますが、
『ニトリ独自の絵柄』は入っていなくてシンプル顔です。

そもそもブラウン系のグラデは、
聖地TRUCKさんも採用されてる由緒正しきオシャレ柄ですからね。

ほーん?
▼TRUCKオリジナルラグ▼
(64,900円)


↑ブラウン系のラグでも、
グラデーション柄なら『ゾーニングが成立する』でしょ。

ほんまや!!!!
ぜんぜん床と一体化してない!!
お部屋の色数を増やさず
▼『床と一体化』もしない▼


TRUCKさんのモデルに関しては、
端だけ濃色にされたりしていて、よく練られたプロダクトに「さすが」と言うしかない感じですが。

ニトリの『Nフォレト』も、ここまでとは言わないにせよ
偶然良い感じにゾーニング能力が成立しているんですよね。

ニトリもよく練ったプロダクトかもしれないでしょ。
ちゃんと実物も
▼『成立』してます▼


ニトリには他にも
『ベージュ系』『ライトブラウン系』のラグはたくさん存在するんですが、

ありそうですよね。

床と一体化しすぎてゾーニングできない、
そもそも素材感が安っぽい、色が安っぽい、テープロックがダサいなどなど、

非常~に厳しいラインナップになっておりました。

南無三……。


ニトリのベージュ系カラースキームの中では
『Nフォレト』が断トツでよろしいですので、

グラデーションが苦手な方には申し訳ないんですが、
当ブログでは『ブラウン系はこれ一点だけ』を推させて頂きたく思います。

変なモノを
無理して『オススメ品を発見しました』って言われるより断然良いかと思います。

そう受け取っていただけると助かります!!!
《関連記事》
▼【メインディッシュを邪魔しない】:『あえて地味な』ドライフラワー6選▼
▼【おおきく振りかぶって】:家具の選び方は『見た目・機能・値段』!▼
【③ニトリっぽくない伝統柄】のラグを選ぶ|ベニワレン柄『リラシャグ』


さて、ここまで
ニトリで買えるおしゃれなラグを『2型』おすすめして参りましたが。

無地グレーの『Nジーク』と
グラデーションブラウンの『Nフォレト』ですね。

ラストにもう一点、
『アイボリーの』『柄物』をご紹介しておきましょう。



ちょわッ!!?
『柄物』は最初っから足切りNGじゃないんですか!!!

基本はそうです。変な希望は持たないで。

調査時に3店舗の大型店をハシゴしましたが、
ニトリのラグ全商品の中で『セーフな柄物』は1型だけでしたからね。


見せてもらいましょうかねえ、
そのセーフな1型とかいうやつをねえ……。

ニトリの全ラグの中で、
唯一イケる『アイボリー』かつ唯一イケる『柄物』はこれだッ!!!



↑【アクセントラグ リラシャグ】!!

ホウ!! そう来ますか!!!!

ひし形の幾何学模様でデザインされたラグですね。


↑『柄物』と言っても極めてシンプルな直線模様で、
しかもアイボリー×グレーの2色ですので非常に合わせやすいです。

まだ説明聞いてる途中ですが、
すでに『合わせやすそう』な実感はわいてきてます。
▼風合いも非常によろしいです▼


というのもこれ。
ニトリオリジナルの柄ではなくて、『ベニワレン柄』という元ネタになったモチーフがありまして。

ほーん?

元々は中東モロッコで暮らす【ベニワレン族】の方々が
代々使ってらっしゃった「家を守る」という意味が込められた民族柄なんですよ。
▼色々なベニワレン柄▼



おおおおおぉお!! めっちゃ一緒やん!!

伝統的な民族柄を
『ニトリがアレンジ』すると『ニトリっぽくなる』のが世の常なんですが、

ベニワレン柄は元ネタがシンプル過ぎて、
ニトリが個性を発揮する余地がほとんど無かったんですよね。

ニトリのラグを褒めているのか、
ニトリのセンスをばかにしているのか。



↑本来はモロッコ文脈……『モロッカンラグ』なんですけれど、

その使いやすい色合いとデザインで、
《北欧インテリア》や《ナチュラル系インテリア》などでも長く愛用されてきた、由緒正しき定番アイテムです。
北欧やナチュラルとも
▼相性が良い『ベニワレン柄』▼


この便利なデザインが
ニトリのお値段で手に入るのは嬉しいですね。

良い!! とても良いと思います!!
▼ニトリの『他のモデル』▼

▼ニトリの『リラシャグ』▼


↑白系のリーズナブル品はすぐ『安っぽい』感じになるのですが、
リラシャグは『毛並みのボリューム感』も『色合いの落としどころ』も絶妙です。

端っこの処理も毛足の長さで隠れてますね。
……あ、しかもちゃんと『オーバーロック加工』や。
▼『オーバーロック加工』もされています▼


ぶっちゃけ、おしゃれなお部屋で
さり気な~く使われていたら僕だって『ニトリ製だ!』と気づけませんね。

グフフ、インテリアマン敗れたり。

あ、でもでもでも!!
『元ネタさえあれば何でもOK』というわけじゃないのでご注意です。


↑ひょっとしたら案外バレないのかも……などと過剰なご期待はなさらずに。

ニトリの『キリム風』とか『ギャッベ風』は秒でバレます。

もうちょっと夢くらい見させてよ。
《関連記事》
▼【インテリアのトレンド変遷】:流行柄を『追いかけなくていい』理由▼
【ニトリ楽天市場店で買える】:おしゃれなラグで快適生活を!(すべり止めもあるよ)




というわけで!!!
ニトリで買える『おすすめラグ3選』でしたーッ!!!

やんややんや!!!

今回選んだ3型は相当『融通が効く』デザインばかりですので、
ジャンルを問わずに色んなお部屋で活躍させられますよ。

背伸びして『複雑なデザイン』を買わないように気をつけます!!
慣れたら『ブランドラグ』も
▼チャレンジしてみてくださいね▼


↑デザインフルだけど、
『これなら使いやすそうな色合いだな~』とか分かるようになってきました。

あとオマケ。
ラグとかじゅうたんとかの『滑り止めシート』なんだけどね。

よほど自分だけのコダワリ製品とかがなければ、
騙されたと思って《アコスーパー》買ってみてください。

カーペットのすべり止めシート!!!!
いつもめっちゃ買うの億劫なんですよねーッッッ!!!

でしょでしょ!?
テンション上がる買い物じゃないし、使ってみないと使い心地わかんないし!!!

『とりあえず安物』で間に合わせても、
けっきょくしっかりホールドしてくれなくて買い直しになっちゃったり!!!

滑り止めシート、大っ嫌いです!!!


ぶっちゃけこの『アコスーパー』、
安物と比べたらけっこう割高なんですけれど。

滑り止めシートのことでもう悩まなくてよくなるので、
どうかこれで『余計な手間と心労』から解放されてくれ……。

これ使えば
『すべり止めシートのくせに滑る現象』にならないんですか?

ならない。マジでめっちゃ滑らない。


↑僕は神戸の『ギャッベ専門店』さんでご紹介されて知ったんですけど、
以来、もうずっと手放せない必需品になってます。

財布に余裕があれば検討してあげなくもないでしょう!!!

その意気やヨシ!!!
▼素敵なラグ生活を!▼



ともあれ、本日はこんなところで!!!

だいぶマニアックな魅力も語ってしまいましたが、
『簡単に引っ越しできないからラグで気分転換』……みたいな用途も、もちろんアリでございます。

普通はその感覚が先ですよ。

どんな形にせよ、
皆様が『ラグの楽しさ』に触れてみるきっかけになれたら幸いです!!

本気で不要だったら無理しなくて構いませんので、
いつか『ラグな気分』になる機会がありましたら、ぜひお試しくださいませ。

ふぁーい!!!!




【ラグのサイズ選び】
ラグの大きさは『ゾーニングしたい家具セット』に合わせるのが基本ですが、
悩んじゃう微妙なラインのときは『大き目』推奨です。ラグは大きい方がお部屋が広く見えます。
関係ありそうな
記事
▼【映像研には手を出すな!】:ラグを避けて配置できる『ドローアライン』▼
趣味部屋インテリアマン。150万PV突破webラノベ作家。2018年8月よりMBラボでインテリア情報を発信。なんの因果か個人ブログでオタク部屋の劇的ビフォーアフター・アニメグッズの飾り方を解説することに。( ▶twitter)