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【聖☆おにいさん】:『お寺と神社』の違いを解説・IC試験範囲です!
旅行先の名所めぐりとかで、
『お寺』と『神社』がごっちゃになってる人。
どっちも似たようなモンでしょ?
はいアウトーーッッッ!!!!!
▼本日のお題です▼
本日のお題はこちら!!!
アニメ【聖☆おにいさん】で覚える、『お寺』と『神社』の違い!!!
ばち当たり!!!!
遊び感覚で今のうちにしっかり覚えておくように。
『インテリアコーディネーター資格試験』の出題範囲ですよコレ。
(小声)……配点は低いけど。
悔い改めよ!!!!
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【お寺】:お釈迦様の教えを広める仏教施設・『仏像』『五重塔』
神様の建築を
▼覚えましょう!▼
はりきって参りましょう!!!
真面目にテストの出題範囲で考えると、
基本的には建築の違いです。
『仏教建築』と『神社建築』って言葉を聞いたことがあるような。
ですです!!
でもそれあんまりアテにならないから信じすぎないでね!!
『例外』が多いので
▼丸暗記は危険なジャンルです▼
【例外が多い】
昔の日本は『神仏習合』といって仏教と神道をごちゃまぜにしていた上、
『お寺の境内に神社がある』『神社の境内にお寺がある』などアクロバティックな例外まであるので決めつけは危険なのである。
仏教建築は『大仏様(だいぶつよう)』と『禅宗様(ぜんしゅうよう)』、
神社建築は『大社造(たいしゃづくり)』と『神明造(しんめいづくり)』、
……みたいな建築様式の違いもあるのですが、
この話題は大胆にカットします。
そこがこの話のキモじゃないの!?
屋根のそり具合の違いとか
丸暗記したかったら止めませんけど?
聞いて面白い部分だけお願いします!!!
建築の違いは『かなり専門的』なので
▼無理しないで……▼
えー、あらためまして。
まずは『お寺』から解説してゆきます。
お寺っていうのは、
仏教……お釈迦様の教えを布教するための宗教施設です。
ふむ。
『お釈迦様』の仏教を
▼広めるのがお寺です▼
なので、
自然と『必要な建築』が決まっております。
仏像を安置するための『①本堂』と、
お釈迦様の聖遺物をおさめるための『②塔』ですね。
お寺には『本堂』と『仏塔』が
▼あります▼
修学旅行で古都を散策して、
『三重塔だ!』『五重塔だ!』……ってハシャいだ観光施設はお寺ですよ。
マジすか……何も考えずに塔を見上げて
友達と騒いでましたね……。
『仏塔』はお寺の重要な
▼施設です▼
【仏塔はお寺の大切な施設】
大切なのは間違いないのですが、これも例外的に『仏塔のないお寺』が普通に存在します。
『おおまかな基本形』を覚えるための記事として書いてますので、唯一絶対の正解だと思わないでくださいね。
そしてお寺は『装飾が豪華』です。
信者さんをたくさん集めるためにはインプレッションが重要ですからね。
仏教の極楽浄土をテーマにした装飾がされていて、
ディスプレイ全般がド派手なので注目してみて下さい。
『森にひっそりとたたずむ古寺』みたいなイメージあったから
ちょっとカルチャーショックかも。
お寺は『極楽浄土』がテーマなので
▼装飾はハデハデです▼
『ひたすら金』みたいな装飾も
▼お寺の真骨頂です▼
落ち着いた色合いに見えても
▼『経年で退色』してるだけ▼
建立時の色合いを
▼『CGで再現』した例です▼
マジですかーッッッ!!!!!
イメージよりめちゃめちゃド派手!!!
お寺ってけっこう『人間味が強い』要素が多いんですよね。
ちなみにですが、
お寺の『本堂』に安置されている仏像にはランク分けもございますよ。
言い方!!!
如来さまは
▼徳の高さMAXです▼
最強ランクが如来(にょらい)さま。
もう悟り済みのお方の仏像で、お釈迦様もこのランクです。
そして修行中の仏さまが『菩薩(ぼさつ)』です、
如来様のサイドに配置されていたりもしますよ。
日本人として恥ずかしいくらい何も知らん……。
中央が『釈迦如来』さま
▼両サイドが『菩薩』さま▼
これに加えて宗教施設の実用エリアとして、
僧侶さんの『住まいや食堂』、読経をする『講堂』に、経典を片付けておくための『倉庫』などなど、
ヘビー級の施設が
わさ~~ッと敷地に集まってるのが『お寺』の特徴ですね。
布教には施設が
▼必要です▼
分かるような分からないようなですが、
ワイに合わせて
『話の難易度』を下げてくれてることだけはわかります。
真理にまた一歩……!!
『仏像』と『塔』があって
▼豪華なのがお寺!▼
【お寺と神社の違い】
コラムとしての取っ付きやすさを優先してやりすぎなくらい簡略化して解説しています。
決してうのみにせず『興味を持つきっかけ』としてご活用くださいませ!!!
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【神社】:自然物崇拝で神様を祀っていた神籬『鳥居』『千木・鰹木』
▼次は『神社』の特徴です!▼
お次は『神社』……なのですが。
最初に言っておきます!!!
日本人があがめてる神様は、『ジョニーデップみたいなお兄さん』ではないぞ!!
ジーザス!!!!
ああいうのは外国の神様です!!
ジョニデは
▼日本の神様ではありません▼
昔の日本人って、
そういう絶対者じゃなくて自然そのものを信仰して崇めていたんですよ。
あ、『山の神様』とか『森の神様』みたいな感じ?
そうそう!!!
日本人の原始信仰って自然物崇拝なんですよ。
山や森の入口なんかに鳥居を設置して、
『ここから先が神様の聖域です』って区切ってあるのが神社の基本形なんです。
お兄さんじゃなくて
▼『自然』が神様です▼
古代の日本では、
ときどきその聖域に入って豊作を祈る祭事とかをやっていたんですが、
そのために毎年わざわざ『仮設の神殿』を建ててたんです。
めっちゃ大変じゃん!!!
『祭事の時期だけ』
▼仮設の神殿を建てました▼
マジで大変なので、
「……もういっそちゃんとした施設を建てちゃおっか」
これが神社発祥の由来です。
じゃあむしろ、
『建物はオマケ』で鳥居の方が本体じゃん!?
『鳥居』をくぐって敷地に入っていったら
『お参りするための』拝殿があって、
でもそこには仏像がいらっしゃらなくて、
そのさらに奥の何かのためにお供えとかが置いてある。
当時の名残で
▼『本殿がない』神社もあります▼
これが『神社』です。
あくまで『拝殿』の建物はハコで、
その先におられる山神様とかを祀ってるのが神社なんですねえ。
拝殿のさらに奥に、
『神様が宿る場所』として本殿があったり、
『ダイレクトに山』があったり、
……バリエーションは色々ありますけどね。
へえ~へえ~ふーん!!!
▼代理です!▼
宗教といえば宗教なんだけど、
『教えを広める』『読経する』という役割がないので種々の施設もそんなに大規模ではありません。
祭神をまつる『本殿』と、
拝むための『拝殿』と、
あとは関係者さんが事務仕事をするための『社務所』などで構成されますよ。
近所にある神社、たしかにそんなだった気がしてきたな……。
参拝者の対応などの
▼お仕事があります▼
そしてお寺が
極楽浄土をテーマとしたハデハデ路線だったのに対し、
神社建築はすこぶる『シンプル』です。
お寺もシンプルと思ってたから
ちょっと違和感ありますけどね。
神社は『自然信仰』起源だから自然に逆らっちゃダメというか、
自然になじむナチュラルな意匠になるのが道理なんですよ。
『自然に溶け込む』
▼スタンスです▼
建築デザインもきわめてシンプル、
華美な装飾もありませんし、使用するのも未塗装の白木ばかりだったり。
しいて挙げれば屋根についてるX字のアンテナ、
『千木(ちぎ)』や『鰹木(かつをぎ)』が神社のチャームポイントですね。
ほーんほーんほーん!!!
そんなのあるんや!!!
古代から、
『その地域のボスの家』をあらわしていたのが千木と鰹木。
どこでも100%装備されてるわけじゃありませんが、
コレ付いてればお寺じゃなくて神社ですよ。
神社デコの特徴は
▼『千木・鰹木』です▼
『仏像』や『仏塔』があればお寺で、
『鳥居』や『千木・鰹木』があれば神社。
かなり乱暴ですが、
何も判断基準がないよりはマシでしょう。
いやいやマジで覚えられないんで、
それくらいシンプルな方がありがたいっす!!!!
『鳥居』の先にあって
▼『見えない神様』にお祈りするのが神社!▼
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【聖☆おにいさんで覚える】:『お寺と神社の違い』解説でした!!
というわけで!!!!
まあぶっちゃけ、この記事の内容で
インテリアコーディネーター資格試験の点数とるのは難しいと思うけど!!
なんも知らんけどそんな気がしますなあ!!!!
『楽しむ気持ち』を
▼忘れないで!▼
いつか『いざ勉強したい』と思ったときに、
なんとなく全体像が頭に入ってるととっつきやすくなると思いますので。
良い意味でテスト勉強じゃないことを活かして、
『建築の歴史』に親しむ足しにして頂けたら幸いでございます。
テスト勉強は近寄りたくないけど、
クイズゲームは張り切って勉強しちゃったりしますもんね。
お出かけ中にでも
▼意識してみて下さい▼
てなわけで本日はこんなところで!!!
……こんど一緒に旅行に行くとき、
抜き打ちで『お寺か神社かクイズ』出しますね。
去れ!!! マーラよ!!!!!
ネ申アニメの
▼予告PVです▼
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