【インテリアの予算配分】お金をかけるべき場所・節約できる場所はどこ?|なるべく低予算で家具・雑貨購入

【インテリアでお金をかける場所】貧乏でもインテリアを楽しみたい!!|家具・雑貨の『予算配分』『節約術』

あああああああ今月も予算が足りないぃぃぃぃぃ……。

ヨシ!! 焼肉おごってください!!!

好戦的なスタイル。

お店屋さんには『誘惑』がいっぱい。

 

えー、インテリアの世界はとにかくお金のかかるもの!!

とはいえ!!

僕らみたいな庶民には、そうそう家具なんて買い足せません!!

ぶっちゃけ、

『新居』と『引っ越し』のときくらいしか買わないイメージですね。

  

(そろそろ家具も買おうかしら……)

  

あまり予算は用意できない!!

だけどインテリアは楽しみたい!! そんなとき!!

お部屋の

『どこにお金をかければいいの?』

『どこを節約すればいいの?』

……という問題が気になるところでしょう!!

気になる気になる。

  

「ソファにはこだわりがあるんだ」

  

今回はインテリア理論を用いて、

お部屋の『金をかけるべき場所』を解説していきます!!

『インテリアを楽しみたいけど金がねえ!!』という方、

よかったらご参考にしてくださいませ!!

ふぉーい!!

 

※『高級家具』ばかり買った末路のイメージです。

【まとめ】

■インテリア趣味は、金食い虫です。

■せめて賢く予算配分して、『お金をかけるべきところ』を間違えないようにしましょう。

  

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【インテリアでお金をかける場所】専門家様でも意見がバラバラです!|家具・雑貨の『予算配分』『節約術』

  

『適切な予算配分』が
▼大切です▼

  

早速始めましょう!!!

ではまず、大前提からです!!!

よろしくお願いします!!!

大前提の大原則!!!

インテリアのお金をかけるべき場所は……『人によって異なる』!!!

講師のチェンジをお願いします!!

早まるでない。

  

※人によって『お金のかけ方』にクセがあるよね。

  

しょっちゅうお話させて頂いておりますが、

インテリアは、『住んでる人にとって』『豊かな暮らし』ができるようになるためのものです。

ういうい。

人によって、何が充実していると豊かさを感じられるのかは千差万別。

プロ・アマ関係なくインテリアは『自己分析』が重要になります。

実際、専門家様のご提案もてんでバラバラです。

まったく統一感がありません。

そうなの!?

 

 

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

    

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

 

↑例えばこういう、

近々のメジャータイトル同士を比較しても真逆のこと書いてあります。

嘘でしょ!!!?

 

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

 

↑例えばこちら、

インテリア系のYoutubeチャンネル『クリエイティブの裏側』で有名な嵩島さんの書籍です。

ふむ?

嵩島さんは書籍内、予算についての記事の部分で

インテリアのお金をかけるべきところは『距離が近いもの・目線に近いもの』『すぐ手で触れる物』とした上で、

   

   

1脚7万円のイスを2つ』『5万円くらいのイスを2つ

……を、購入したと記述されています。

う、ううーむ。

まあ、インテリアって感じですね。

 

引用元:

『センスにたよらない 感じて、考えるインテリア』 崇島亮 (著) 

P60~P61  “インテリアは予算内でメリハリをつける” より引用。

   

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

 

↑対してこちら。

人気インテリアコーディネーター『荒井詩万』先生の書籍によりますと。

ほいほい。

お部屋のお金をかけるべきところは

『①カーテン』『②照明』『③小物』の3つであると具体的にピックアップした上で、

    

   

ソファやダイニングテーブル、椅子はそれほどお金をかけなくて大丈夫。

……と明言しておられます。

本当に真逆じゃん!!!?

  

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: オタクのおしゃれな趣味部屋インテリアを分かりやすく28.jpg

引用元:

『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』 荒井詩万 (著)

P186~P190  “お金をかけるべきモノ、かけなくてよいモノがある” より引用。

 

どうして、専門家様同士の意見でここまで割れるのか?

矛盾しているように見えるかもしれませんが、どちらのご意見も根底に流れるものは同じはずです。

このメカニズムを分析して参りましょう。

一体全体どういうことなんだってばよ!! 気になります!!

 

「なるほど。わからん」

【まとめ】

■インテリアの『お金をかけるべき場所』は、専門家様でも意見が分かれます。

■自分にとっての適切な予算配分を意識できるようになりましょう。

 

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『上手な予算配分』の
▼イメージです▼

  

まずは言っちゃいましょう。

ウチの理論の言葉を使って表現させて頂きますと、

お金をかけるべきところはハレのプレッシャー、お金を節約できるところはケのリラックスです。

ふむ。

   

【カジマグ理論】
  • お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
  • その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。

 

お部屋の要素は『2:1』のバランスにする

『ホテルライク』がオシャレに見える仕組みは【非日常感】

  

↑詳しくはブログ過去記事の通りですが、

簡単に言うと、オシャレなお部屋って二つの要素で作られています。

飽きるほど聞きました!!!

一つがハレのプレッシャー

おおざっぱに言うと、『目立ってくれるディスプレイ要員』です。

  

  

『このお部屋はオシャレやで』って印象を作るための、

アッピール用のメインディッシュみたいなヤツですね。

そうそう。

こっちが投資すると効果が大きい方ね。

んで、もう一つがケのリラックス

おおざっぱに言うと『主張しないでほしいサポート要員』です。

  

※主張しないで欲しいサポート要員

  

ふむふむ。

実用性のためには必要だけど、

オシャレ用の家財じゃないから『なるべく存在感を消して欲しい』って感じのやつですね。

イエスイエス!

こっちが、ケチってもOKな方です。

  

【残りのやつは?】

上述以外の『ケのプレッシャー』と『ハレのリラックス』については、ややこしくなるので今回は割愛します。

別記事で解説するので、いったん気にしないでくださいませ。

 

前者にお金をかけて、後者は節約する。

これは単純に、お部屋の中で『目立つもの』にお金をかけるということです。

ふむふむ。

【家具の配置】の回でもお話させて頂きました通り、

『目立たせたいもの』は、『目立つ場所』に配置する……これがインテリアのセオリーです。

ただでさえ目立つものが、はちゃめちゃに目立っちゃいますね。

 

家具配置のセオリー『フォーカルポイント』の話

(画像引用元:プリンセスコネクト!Re:Diveプレイ動画より)

  

そんでもって逆に、

『目立ってほしくない物』は『死角』に配置するわけです。

誰にも見られたくないです!!

   

お部屋の『カメラワーク』を勉強する話

(画像引用元:プリンセスコネクト!Re:Diveプレイ動画より)

  

なのでね。

どうせ見えない『死角に置くもの』に100兆円かけても、

永久にお部屋はオシャレにならないんですよ。

当たり前のことを言われているのに、そこはかとないショックを感じるのは何故だろう。

     

   

どうせ使わないマスキングテープを100個買っても

リビングは永久にオシャレにならないんです。

けっきょく履かずに靴箱で眠るスニーカーを何足買っても

リビングは永久にオシャレにならないってことですね。

ぐはっ!!

  

※誘惑には気を付けて……。

  

※誘惑には気を付けて……。

  

え、ええとですね。例えばですね。

『天井からぶら下がってる照明』が高級感あったらすごく目を引くけれど、

『死角に置いてあるゴミ箱』がブランド品だったとしてもマニアしか気づけないわけですね。

それはそうでしょうね。

 

『ヴォイド装飾』は非日常感が強くて目を引きます

 

スニーカーが好きとか、マステが好きとか、

そういった個性だったり趣味嗜好は大切にして欲しいし、

むしろそういう『ちょっと横道に逸れて散財』とかしてみた方が

モチベーション上がって結果的にインテリアがんばっちゃうパターンもあるんですけれど。

あるでしょうね。

インテリアと関係ない趣味グッズを大金かけて買ったら、お部屋もオシャレにしたくなった……みたいな。

というところは重々承知した上で。それはそれとして。

  

  

インテリアの視点で考えて、

効率よく『お部屋の視覚効果をアップさせる』

……という意味での、お金をかけるべきオススメ箇所が【目立つ場所】だというお話ですので。

ココ絶対に誤解しないで次に進んで頂けたらと思います。

ういうい。

色んな視点やモノの考え方がある中で、今回は『インテリア的な』『見た目』を基準にした記事ですよってことですね。

その通り!! 素直でよろしい!!

 

「なるほど。ちょっとだけ分かった」

【まとめ】

■お部屋の『目立つもの』に投資して、『目立たないもの』を節約するのがセオリーです。

■セオリーですが、これはあくまで『インテリアの視点で見た』効果的な予算配分です。

■ご自身にとって、お部屋の『見た目』がどれくらい重要なのかを考えることを忘れないでくださいね。

  

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という前提で、具体的な例を見ていきましょう。

お部屋のディスプレイ要員であるところの【ハレのプレッシャー】

実際のアイテムとしては、どういうものが思い浮かぶでしょう?

『アート』とか、『照明』とか『観葉植物』とかですね。

  

分かりやすいように
▼『少し極端な例』です▼

 

インテリアの視点で見ると、これらはいったいどういう役割の物でしょう?

ちょっとくらい不便でもゴチャゴチャしててもいいから、

ステキさアピールをしてくれないと困るやつですね。

……うん。

自分で言っててアレだけど、まさに『投資すべきポイント』って感じですね。

     

投資すべき
▼ポイント!▼

  

対して、『ケのリラックス』はどうでしょう?

具体例としては、

それこそ『ゴミ箱』とか、あとは『収納ボックス』とか……あ、『実用家電』も?

良いところに目を付けましたね!!

たしかに掃除機みたいな実用家電がいくら高級でも、『お部屋のメインディッシュ』には使いませんね!!

   

【掃除機は部屋のメインディッシュにならない】

『掃除機が好きで好きでたまらなくてめっちゃ飾りたい』とか、

『せっかく買ったルンバやダイソンを目立たせたい』みたいな、個人的な事情がある場合は別です。

  

ちなみに【ケのリラックス】、

インテリアとしての役割は?

住んでる人が『望む機能』さえ果たせばそれでいいから、

あとはメインディッシュの邪魔をしないようにヒッソリとたたずんでいて欲しいやつですね。

ですです!!

  

※ここで『ピンク』を選ぶのは上級者すぎます……。

  

安物でも良いから、

『せめて圧迫感がないカタチ』『せめて緊張感がないデザイン』『せめて色数が増えない配色』……みたいな選び方かな。

あ、安物でもいいからって言っちゃった。

そゆことです。

  

※『背景に溶け込んで欲しい』という視点があります。

  

ともかく、【ケのリラックス】は目立たないことが仕事ですので、

高級かどうかよりも『デザインの選び方』の方が重要になってくるわけです。

いくらブランド品だったとしても、

『部屋の端っこでヘンな箱がめっちゃ目立ってる』……みたいな状態になるよりも、

300均とかでも良いから、

『自身の存在感を消して、主役の家具を引き立ててる』……みたいな状態の方が望ましいわけですね。

ですです。

モノ単品ではなく、『お部屋全体への貢献度』で考えましょう。

 

「理屈は分かるけど、むずかしいよね」

【まとめ】

■インテリアは、お部屋全体の『トータルの印象』が大切です。

■単品のアイテムそれぞれに対して、『目立たせるべきか』『目立たせないべきか』を適切に判断しましょう。

   

【インテリアでお金をかける場所】収納グッズ? キャビネット? 洋服箪笥?|家具・雑貨の『予算配分』『節約術』

  

  

では、ここで質問です。

ヤな前振り。

キャビネット……すなわち『たんす』はどうでしょう?

っヘェ?

   

アイリスオーヤマ 収納ボックス

  

散らかる荷物とか片付けておく実用品ってポジションでしょ?

【ケのリラックス】なんじゃない?

こちらをご覧ください。

  

  

↑このアルファベット・キャビネットが、

『存在感を消したい実用品』のポジションだと言うわけですね。

ハーヤレヤレ!!!

ワイはそろそろ怒ってもいいんじゃないか。

  

(引用元:【Rigna】おしゃれな家具通販・インテリアショップ リグナ

  

↑フォーカルポイントど真ん中に置かれた、オシャオシャのオシャ家具です。

これが『ディスプレイ要員』でなくて何だというのでしょう。

お部屋の見せ場となる『特別感』のあるアイテムは、

多少デカくて情報量や重量感があったとしても、【存在感が強い】というプラスの効果として機能します。

じ、じゃあタンスは【ハレのプレッシャー】で……。

バカ野郎!!

ひんっ!!!

  

※洋服ダンスのイメージです。

  

↑特にこだわりはないけど、モノを片付けるのに必要な洋服ダンス!!

なるべくリラックスに寄せたいから、

『ナチュラルで』『色数が増えなくて』『少しでも圧迫感の少ない物(※足が細い物)』を選ぼう……としてチョイスした実用品!!!

これが【ケのリラックス】でなければ、何だと言うのでしょうか!!!

え、え? どういうこと? 

なんで同じキャビネットで扱いが違うの?

       

      

↑アルファベットのやつが【ハレのプレッシャー】で、

後の洋服ダンスが【ケのリラックス】になるの?

そうなんですよ。

以上!!! 解散!!!!

コラコラコラ。

  

「……?」

 

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いいですか。

僕の言葉をよ――――く思い出してみてください。

お部屋のお金をかけるべき場所は【目立つ場所】【目立つもの】です。

ふむ。

  

「よく考えるのよ」

  

決して、

『キャビネットには投資すべき!』とか『タンスはケチってOK!』みたいな、

モノ単位のカテゴリーで語っていないはずです。

ハイッ!!!!

『マスキングテープを買ってもオシャレにならない』って言ってました!!!!

それは目立たない物の『例えの文脈』じゃんか……。

こういうときだけ返事がいいな……。

 

 

ええとね。

【ハレとケ】【リラックスとプレッシャー】というのは、モノの種類だけで決まるわけじゃないんですよ。

『非日常感がある』+『存在感の強いキャビネット』

……だったらハレのプレッシャーなので、

お部屋のメインディッシュとして特等席に配置します。↓↓↓

  

Knot antiques / ノットアンティークス【ABC CHEST】

  

そんでもって逆に、

『日常っぽい』+『主張の少ないキャビネット』

……だったらケのリラックスなので、

なるべく地味な場所に置いて、普通に便利に使います。↓↓↓

   

アイリスオーヤマ 収納ボックス

  

ほえ~。

『キャビネットだから〇〇だ』って決まってるわけじゃないのね。

ここで注意して欲しいのが、あくまで『上記の例は結果論』ということです。

どゆこと?

自宅に上記のキャビネット2種類、

どっちも持ってるんだったら、それぞれ適切な使い方をすればいいだけですが。

  

Knot antiques / ノットアンティークス【ABC CHEST】

アイリスオーヤマ 収納ボックス

今回は『予算配分』の話です。

どちらも持ってない状態で、

『投資をしてABCキャビネット』

『節約してシンプルモデル』

……どちらを買うか選ぶことになったときの話です。

そうでした……。

  

「どっちを選べばいいんだ……?」

 

これ、『どっちが正解』とかってあります?

無いですね。

それこそ『人によって』『部屋によって』違います。

その通り。

『ファッションが趣味で、素敵な洋服収納をお部屋のメインディッシュにしたい』

……みたいなビジョンがあれば、クローゼット周りに投資して【ハレのプレッシャー】として機能させるもヨシ。

  

  

そして逆に、

『収納のデザインとか興味ないし、マンガとかパンパンに詰めて隠しておきたい』

……のような需要であれば、キャビネットは節約して【ケのリラックス】として適切なものを選ぶのもアリになるわけです。

ふむりふむり。

  

※主張の少ない収納にモノを隠して
『情報量を減らしていく』アプローチ。

  

なので、具体的なアイテム名ではなく

ご自身の中で【目立たせたいもの】【お部屋のメインディッシュにしたいもの】に投資をすると効率よいですよ、っていう話になるんです。

ホホーッ。

タンスに興味がなくて、ずっと死角に隠してる人が

キャビネットに100億円投資しても、ずっとお部屋の第一印象は変わらないし。

  

※『死角の棚』にお金をかけても
お部屋の印象は変わりません。

 

逆に、

お部屋のメインディッシュとして一等地にキャビネットを置いてる人は、

肝心のキャビネットが安物丸出しのケチケチ商品だったら、

いつまでたってもその安っぽさが悪目立ちし続けるワケですよ。

   

※目立つ場所に【ケ感(日常感)】が強い家具があると
お部屋の印象が引っ張られます。

  

ハー、本当に『自己分析』が大切なんですね。

なのでね。

遠回りに感じるかもしれませんが……、

自分自身にとっての、

自分のお部屋にとっての、

『投資すべきもの』

……を丁寧に考えてやるのが大切です。

ほいほーい。

  

「……?」

【まとめ】

■投資効率が良いのは『目立つもの』ですが、何を目立たせたいかは人によって異なります。

■自分自身が『何にお金をかけるべきか』を十分に自己分析しましょう。

  

【インテリアでお金をかける場所】クリエイティブの裏側『センスにたよらない 感じて、考えるインテリア』より|家具・雑貨の『予算配分』『節約術』

    

というところを踏まえまして。

もう一度、先生方のご提案を見ていきましょう。

  

 

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

 

まずはこちら、

Youtubeチャンネル『クリエイティブの裏側』、嵩島さんの【センスにたよらない 感じて、考えるインテリア】より。

引用させて頂いた内容として、

インテリアのお金をかけるべきところは『①距離が近いもの・目線に近いもの』『②すぐ手で触れる物』……というお話でした。

ふむふむ。

  

 

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

  

このうちの前者、

『①距離が近いもの・目線に近いもの』というのは、単純に【目立つもの】と近い意味合いです。

実際、コラム内の文章にもそれらしき記述が散見されています。

どんなですか?

      

   

ええと、

『同じ壁紙でも、あまり目に入ることのない床の壁紙は安いものにし、自分から距離の近い壁はいいものにしました』

もうひとつ、

演出のための照明にはお金をかけますが、照度を確保するための照明にはお金をかけないようにしているのです』

  

 

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

引用元:

『センスにたよらない 感じて、考えるインテリア』 崇島亮 (著) 

P60~P61  “インテリアは予算内でメリハリをつける” より引用。

 

ハー、そこまで書いてらっしゃるのね。

完全に『ディスプレイ要員にお金をかけて』『目立たない実用品を節約する』方向性ですね。

さらに、ちょっと戻って引用の後者の方。

インテリアのお金をかけるべきところは『②すぐ手で触れる物』……というのがありましたよね。

ありましたありました。

これ、ちょっと慣れないと誤読しかねないんですが。

  

「手で触るものは高級品にしましょう……」

  

『手でさわるものは上等なやつにしよう』っていうのは、

そもそも視覚効果の話じゃないんですよ。

あ、ホンマや。

単純に『気持ちよさ』とか、最初にちょっと解説のあった『個人のこだわり』の話ですね。

これをごっちゃにすると、頭の中で矛盾が生じちゃって、

「いったい何を信じればいいんだー!」ってなるのでお気を付けください。

基礎知識がないと、勉強の本もまともに読めやしないぜ……。

  

「あぶないところだったぜ……」

  

あと気になってたであろう、ドデカイ引用内容がもう一つ。

1脚7万円のイスを2つ』『5万円くらいのイスを2つ

……を、購入されたという話。

気になりました!!!!

   

  

椅子なんて、それこそ実用品として使えば『実用品』だし、

適切に飾れば『ディスプレイ要員』にもなります。

ああ、さっきのタンスの例みたいな感じですね。

  

▼座るから『実用品』……というわけではないのです▼

  

崇島さんほどのワザマエがあれば、

ハレのプレッシャーとして『目立たせる活用法』も自在に使いこなせますし、

個人のこだわりである

『すぐ手で触れる物に高級品を』という嗜好とも合致します。

ふむふむ。

   

  

かくして、『椅子にウン万円をかける』というのは、

崇島さんが提唱される、ご本人にとっての【お金をかけるべき場所】としては非常に理にかなっているわけですね。

はえー、なるほどね。

  

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【インテリアでお金をかける場所】荒井詩万先生『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』より|家具・雑貨の<予算配分><節約術>

 

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

 

お次がこちら。

インテリアコーディネーター『荒井詩万』先生、【今あるもので「あか抜けた」部屋になる。】よりの引用。

お部屋のお金をかけるべきところは

『①カーテン』『②照明』『③小物』の3つであるとのご提案でした。

ふむふむ。

  

引用元:

『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』 荒井詩万 (著)

P186~P190  “お金をかけるべきモノ、かけなくてよいモノがある” より引用。

  

これらの3アイテムをノミネートされた根拠として、

それぞれ引用をしてゆきます。

おねがいします!!

  

①『カーテン』

 

まずは『①カーテン』についての記述です。

『カーテンは面積が広いから。視界に入る割合が多いので、ここがだらしないと、部屋全体がだらしなくなります。』

おぉ、目立つものにお金をかけろ……ですね。

  

②『照明』

  

次に『②照明』

引用いきますよ。

『陰影が部屋全体に立体感を生んで広く感じさせたり、人の顔をきれいに見せたりと、じつは存在感のあるアイテムなのです』

『存在感のあるアイテム』ってズバリ言っちゃってますね。

   

③『小物』

  

最後が『③小物』

『ここでいう小物とは、写真立て、置物、クッション、観葉植物、絵、花瓶など、飾るときに使うモノのことです』

『お金をかけるべきなのです。なぜなら小物は”見せる”という役割があるから』

完っっっ全に【ハレのプレッシャー】の話やん!!!

ディスプレイ要員のことやん!!!

  

  

あと気になってるのは、例の文言でしょう。

ソファやダイニングテーブル、椅子はそれほどお金をかけなくて大丈夫。

それね。

   

『ソファ・ダイニングテーブル・椅子』
……は、お金をかけなくて大丈夫?

  

この件に関して、わかりやすい部分を抜粋しますと、

コラム内で、

『サイズが体に合っていて座り心地がよければOK』とされています。

あ、完全に『実用品』として見ておられますね。

『タンスの例』と同じです。

同じアイテムでも、ディスプレイとして目立たせたいか、実用品としてそっと隠したいかで投資効率は変化します。

  

「完全に理解した」

  

ついでに抜粋すると、ソファやテーブルについての記述では、

『ソファカバーやテーブルクロスを掛ければ、少々汚れや傷があっても見えなくすることが可能ですなんて記述も。

思いっきり『隠してる』うううううううっっっ!!!!!

   

こちらはこちらで
▼スジが通っています▼

   

そんでもって、荒井詩万先生が

『面積デカいから投資しよう』とご提案されているカーテンだって、

あなたが【ケのリラックス】として存在感を消したい場合は、

節約するアプローチも検討できるわけです。

その代わりに、

ちゃんと存在感を消すチョイスをしてやるわけですね。

素晴らしい!! その通りですよ!!

   

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センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

  

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

  

というわけで!!!

崇島さんのご提案も、荒井詩万先生のお話も、

一見矛盾しているように見えて、お互いヘンなことを仰っているわけではないんですよ。

お二人とも『ご自身なりの言い方』で、

【ハレのプレッシャー】に投資しよう

【ケのリラックス】は節約しよう

……って言ってらっしゃるだけでしたね。

ただ、【Youtube】は視聴者さんが退屈にならないように

サクサク解説しなけりゃいけないし、

  

「動画撮影も楽じゃないぜ?」

【Youtube動画】

たとえ長尺の動画でも、視聴者様に余計なストレスを与えないように

台本作りや内容の要約などを行いテンポよく解説するのがセオリーです。

  

ふむふむ。

対する紙の書籍だって、要点をまとめて端的に書かないと読みにくくなるし、

そもそも長すぎる理論を詰め込むと辞書みたいになっちゃいます。

   

「本を書くのも楽じゃないのよ?」

【紙の書籍】

文章は、一般的に長文を書くのが大変だと誤解されがちですが、

短くコンパクトに書く方が技術も労力も必要になります。

  

へー、そうなんだ。

どこの世界の先生であろうとも、限られた情報発信リソースの中で、

自分の頭の中を完全に相手に伝えることは不可能です。

できる範囲で構わないので、たくさん色んな情報源に触れてみて、

ご自身の中で体系的に情報を整理できたら理想かなぁとは思います。

なるほどね。

とはいえ、インテリアをおしゃれにするテクニックってのは、

そもそもそんなに何種類もあるわけじゃないんで。

誤解を恐れずに言わせて頂きますと、

究極的には、誰でも言ってることは似たようなモンです。

  

※【個性が強そう】なお部屋でも、
仕組みは同じです。

 

『7万円の椅子を買う』のも、

『カーテンに投資しましょう』も、

『ハレのプレッシャーは費用対効果が良いですよ』も、

根っこにあるものは同じってことですね。

そゆことです。

『どの媒体が正解』『どの媒体が間違ってる』

……というお話ではありませんので、誤解なさらぬようでございます。

  

「わかるわかる」

【媒体に正解はない】

単語の表面上の意味だけを読んでしまうと、インテリアの本はどんな書籍同士を比べてもだいたい矛盾してます。

今回、例に引用させて頂いた2冊だけが特別どうというお話ではございません。

  

各自、自分に合った勉強の仕方を選びましょうってことですね。

家具の選び方と同じで!!

それは言わなくてよかったやつかな。

  

 

センスにたよらない 感じて、考えるインテリア

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

  

というところで!!!

今回はこんなところかな!!

アイヨ!!

インテリアでお金をかけるべき場所は『目立つ場所(ハレのプレッシャー)』!!

だけど人によって目立たせたいポイントは異なるから、

しっかり自己分析しましょうねというお話でしたー!!!

でしたー!!!!

あと、無料画像のおじさんは後で補習です。

   

「パードゥン?」

   
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