【歴史解説】:インテリアのカンブリア紀
『クラシック』な
▼インテリアスタイル▼

『ラスティック』な
▼インテリアスタイル▼


『クラシック』とか~、
『ラスティック』とか~、

ゆーてマニア向けのスタイルでしょ?
ムリして『覚える必要』ないんじゃない?

日本人の好きな『人気スタイル』って
昔っからず~~っと変わらずほとんど同じでして、

アバウトに括ると、
だいたい『北欧』か『インダストリアル』なのですが、
『北欧』的な
▼インテリアスタイル▼

『インダストリアル』的な
▼インテリアスタイル▼


↑実はこの『インダストリアル』って、
クラシック扱いだと僕は思ってるんですよね。

なんだってぇぇぇーーッッッ!?

本日は!!!
イレギュラースタイルを多く生み出した『歴史の特異点』!!!

《インテリアのカンブリア紀》を覚えましょう!!
当サイトは
▼『おしゃれなインテリアブログ』です▼




ちょ~っと『テーマの語感』的に、
ただの雑学っぽく聞こえると思うんだけど!!

『あらゆるスタイル』に関わってくる、
めっちゃ重要な話ですのでまあ聞いて。

その前フリ、
だいぶハードル高いけど大丈夫ですか?
《関連記事》
【インテリアの歴史】:産業革命とモダニズムの『スキマ時代』
インダストリアルは
\ 『イレギュラー』なの? /



インテリアの種類って、
いちばん大きく分けますと……、

『クラシック』と『モダン』の2種類しかありません。

ほいほい、
いつもの『復習』ですな。

でもって、
産業革命・モダニズム『以前』のスタイルがクラシック、
産業革命・モダニズム『以後』のスタイルがモダン。

ということなのですが……、
『クラシック』的な
▼インテリアスタイル▼


『モダン』的な
▼インテリアスタイル▼



ですが『産業革命』って、
超おおざっぱに言うと西暦1850年くらいに終焉してて、

『モダニズム』って、
超おおざっぱに言うと西暦1950年くらいに普及したんですよ。

んん? あれ?

産業革命・モダニズム『以前』がクラシック、
産業革命・モダニズム『以後』がモダン、
……とは言いつつも、

『産業革命が終焉』してから、
『モダニズムが普及』するまでの間、
空白の期間が100年くらいあるんですよね。
『空白の期間』が
▼100年くらいあります▼


このスキマの時代は、
モダニズムの思想なしに『産業革命の技術』を使いこなそうとした結果、

クラシックにもモダンにも当てはまらない、
イレギュラーなスタイルたちが大量発生しました。

そんな言い方があるか。

このおよそ100年のイレギュラー時代のことを、
《インテリアのカンブリア紀》と呼びますよ。

呼ぶわけないだろ。
『イレギュラーな時代』が
▼100年ありました▼


『西暦1850年』ごろから
『西暦1950年』ごろまでのスキマの期間!!

産業革命の技術はあるけど、
モダニズムは成熟してない、
……というこの時代!!

ぐぬぬ!!

このゴタゴタの中で生まれたのが、
■1860年頃~『アーツ・アンド・クラフツ』
■1890年頃~『アール・ヌーヴォー』
■1910年頃~『アール・デコ』

そして、
■1920年頃~『インダストリアル』インテリアです。

これもうウチみたいな
野良インテリアブログで話す内容じゃなくない?
1860年頃~
▼『アーツ・アンド・クラフツ』▼

ウィリアム・モリス 内装用ファブリック《いちご泥棒》1883年 … photo ©Brain Trust Inc.
1890年頃~
▼『アール・ヌーヴォー』▼

1910年頃~
▼『アール・デコ』▼

1920年頃~
▼『インダストリアル』▼

《関連記事》
【イレギュラースタイル】:インダストリアルは『ラスティック』
インダストリアルは
\ 『イレギュラー』 /



《インテリアのカンブリア紀》に生まれた、
非常~にイレギュラーなスタイルたち!!

これを『クラシック』『モダン』どちらとして扱うかは、
判断が分かれるところだと思いますが!!

人によって結論が変わりそうだよね。

ですが『インダストリアル』は、
産業革命が終焉して余った工場・倉庫を住宅に転用したものです。




ほいほい、
インダストリアルは産業革命『由来』のインテリアではあるけど、

『産業革命ピーク時』のスタイルじゃなくて、
『産業革命の終焉』がきっかけで生まれたスタイルですものね。

だのでインダストリアルの特徴は、
『ボロボロの木材など荒々しい素材感』
『経年感による古さの演出』
『塗膜のないむき出しの家財』
『装飾しないわりに情報量は多くて』
『ついつい重苦しくなりがちな』
『モノによってはレンガを積んだ建築』などであり、

そしてもちろん、
『貴族っぽくない』『庶民寄り』のスタイルです。
『この特徴』は
\ ひょっとして /




『ラスティックなスタイル』じゃん!!

その通り、
ありとあらゆる要素がラスティック的なんですよね。

……そして前回解説しました通り、
ラスティックは『クラシックの一種』です。

「ラスティックってなんやねん」とずっと思ってたけど、

ラスティックを勉強しないと、
インダストリアルの『クラシックらしさ』は理解しにくかったかもですな。
『クラシックらしさ』
▼『ラスティックらしさ』▼



もちろん『家具・建築』の
こういった特徴は少なくともモダニズムではないですし。

うむりうむり。

そもそもモダニズムは、
産業革命による『低品質なモノ作り』への危機感が発端となって生まれた思想であり、

『産業革命へのアンチテーゼ』的な側面もありますからね。

『産業革命』由来のインダストリアルを、
モダン扱いしにくいのは確かにそうかもね。
\ 『イレギュラースタイル』 /



これね~~、
カンブリア紀の『イレギュラースタイル』だけを総称する、

『第三のスタイル名』を作っても整理はできるんだけど。

『カンブリアスタイル』じゃん。

ただインダストリアルって、
このように『ラスティック寄り』の要素がとても強いものですから、

『最も現代に近くて』
『最も再現しやすい』
イレギュラークラシックである……と考えた方が個人的にはシックリくるんですよね。
見れば見るほど
▼『スキマの時代』▼


ぶっちゃけ『クラシック』という言葉を
インダストリアルに当てはめるインテリア関係者は、

少数派だと思うんだけど!!

マイナー宗派!!!

『いろんなルーツ・背景』
『お部屋作りのコツ部分』
『見てすぐにわかる特徴』
『後々の分かりやすさ』なんかを総合的に天秤にかけると、

僕はインダストリアルを、
『クラシック』に含めた方が収まりが良いと思います。
『ラスティック』な要素を
▼フィーチャーします▼


『カフェ風インテリア』
『ブルックリンスタイル』
『男前インテリア』
……これらインダストリアルの派生スタイルたちは、

うちでは全部『ラスティック扱い』、
すなわちクラシックの親戚だと考えて下さい。

先生が勝手に考えた、
うちのブログなりの分類ね。

だって世のインテリア情報!!
「どっちの分類なんだろう」って発想すら無いんだもん!!

『叩き台にできる仮説』を誰かが提案しないと、
永遠にこの話が進まないんだって!!!
【歴史解説】:インテリアのカンブリア紀でした!!



というわけで!!

産業革命とモダニズムとの間には、
『およそ100年』のスキマ時代があり!!

《インテリアのカンブリア紀》ですな!!

この時代に生まれたスタイルは、
『クラシック』にも『モダン』にも属さない、

とってもイレギュラーな性質を持つんだけど!!




特にインダストリアルは、
『家具・建築・作り方』などの特徴から鑑みて、

『ラスティック扱い』
『クラシック扱い』とするのが便利だと考えます!!

オリジナル判断!!

これをアリとするかナシとするかは、
人によると思いますが!!
インダストリアルの
▼『ラスティック』らしさ▼


少なくともインダストリアルは
『ラスティック的な性質が強い』スタイルである、

……とだけでも意識できれば、
アイテム選びがグッと楽になりますので!!

ういうい、それはそうね。

よかったらご参考に~。
素材はセメントでも
▼『荒々しいムラ』を見せる価値観▼



……ただしコレ!!
インダストリアルは『クラシック扱い』という考え方!!

よそで言っても、
「何言ってんだこいつ」ってなる危険があるから気を付けてね。

ほいほい、
正反対の意見の人も居そうですよね。

僕自身は、
『モダニズムを今の形にまとめたのはバウハウスだから』
『バウハウスがモダニズムのスタート地点だ』
……という仮説準拠で解説してるんだけど、

『産業革命への危機感でモダニズムが生まれたなら』
『産業革命がモダニズムのスタート地点だ』
……と考える方なら、インダストリアルをモダンに含めるのも自然な発想ですしね。


たとえば『1例』を挙げますと!!

インテリアコーディネーターアカデミー校長の、
『町田ひろ子』先生はインダストリアルをモダン扱いとしています!!

じゃあモダンだよ!!!

うるせええええええええ!!!!

インテリアの資料って、
『偉い人』が書いたもの同士でも2冊付き合わせればゴリゴリに矛盾してるんだよ!!
インダストリアルは『モダン扱い』
▼言及あります▼

いくら読んでも、
いくら読んでも、
いっこうに真実が確定しなくて、
何百という情報を『仮説として』頭の中で宙ぶらりんにしながら!!

ひたすら比較検証し続ける中で、
『自分なりに筋を通した』『仮説の組み合わせ』を模索するしかないのがインテリア情報なんだよ!!!

その界隈!!
自分で調べ物したくねえ〜!!

よそはよそ、うちはうち!!
よろしくね!!

オカンで終わった。
▼参考▼
【いろんな仮説】
一級建築士の山本想太郎先生は、『躯体現し』をふんだんに取り入れた近年のオシャレなお部屋全般を、インダストリアルとは関連付けずに《リノべーショナリズム》という新しい建築様式として再定義されています。
これくらいみんな言うことバラバラなので、うちだけが特別ワガママなわけではないのである。
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望まれない方はサイト外でお買い物を楽しんで下さいませ~。
「おかんで終わった」が最高!
真面目にレスすると前回の記事でラスティックの説明を聞けば聞くほどインダストリアルとダブるなぁと思ってたので迂闊にネタ潰しになるコメントしなくて良かったです。
というわけで僕はインダストリアルはラスティック派に乗ります!
ありがとうございます~~!!! ナイス勘です!!!!笑
インダストリアルの区分けは諸説あるのですが、『ラスティック扱い』が一番便利だと思います!!(モダン扱いにすると、それだけで解説に何か月もかかっちゃう……)
今回もとっても楽しませてもらいました~
インダストリアルは「その時代、その環境で手に入れやすい素材」をそのまま活用している点でモダンとは一線を画すのかな、とか思ったりしました~
ありがとうございます~~!!!!!!!!!
インダストリアルは本当~に奥が深い概念でして、いつかチャンスがありましたらさらに深堀りできたらな~と思っていたりします!!
(※この先はあまりにもややこしくなるので、『あえて深掘りしない』方向でいく可能性もあります 笑)