【コトブキヤ|響ちゃん】で覚える:ディスプレイ棚のおしゃれな飾り方
\ フィギュア棚 /


世に商品レビューは数あれど!!
『インテリアに溶け込ませる飾り方』の提案がほとんど無い!!!

『インテリアの技術』よりも、
『カメラの技術』とか『ジオラマの技術』と仲が良いイメージですね。

たまにでいいからインテリアとも仲良くしてください!!!
熱烈歓迎!! ワンダーランド!!!!
《インテリア業界の飾り方です》
『けいおん!』
▼クリスマス・静物スタイリング▼

『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』
▼秘密基地・静物スタイリング▼


というわけで本日も!!!

家具屋さんやアクセサリーショップなどで使われる
雑貨のディスプレイ術《静物スタイリング》のテクニックを共有しますので!!
《インテリア業界の飾り方です》
『ストライクウィッチーズ』
▼ミリタリー×自然:静物スタイリング▼

▼【美少女フィギュアの飾り方】:ストウィ《ミリタリー×自然》▼
『侵略!イカ娘』
▼イカ釣り漁船・静物スタイリング▼


インテリアに興味がおありの方はもちろん!!

興味はないけど
『新たなフィギュアの飾り方』を模索している方などは、よかったらご参考にして下さいませ!!

インテリア業界ナンボのもんじゃい!!!!
▼本日のお題です▼



↑本日のお題はこちら!!!
《響ちゃん》です!!!

《艦隊これくしょん》って言いなさいよ。
遊びすぎて箱がボロボロな
▼スタイリスト私物です▼



↑本日はヒビキチャンフィギュアの決定版、
コトブキヤ『響 -アニメver.-』を例に使ってスタイリングを作ります!!

今回覚える
ディスプレイのテクニックは《視線リレーション》ですよ!!!

分かりそうでよくわからない感じですなあ!!

早速ですが、完成品はこちら!!!
▼スタイリスト私物です▼


静物スタイリング
▼《艦隊これくしょん・響》


↑ウラーッ!! 《響ちゃん西海岸風》です!!

……響ちゃん好きすぎません?

【決定版(けっていばん)】
フィギュア用語。
『このキャラ色んなメーカーで発売してるけどココのが一番だよ』の意。
個人の好みが大きく反映される上、すぐ浮気されるので信じすぎてはいけない。
《関連記事》
▼【インテリアの最新トレンドを】:『追いかけなくていい』理由▼
▼【オタクの汚部屋を】:『趣味を活かして』劇的ビフォーアフター▼
【響ちゃん西海岸風】:『趣味部屋ディスプレイ』の実物レビューと解説です。
▼ヒビキチャン!!▼


さてやりますか!!
見たまんまですが、今回は思いっきり《海の要素》でリレーションさせています。

『青色』『流木』『透明なガラス瓶』『マクラメロープ』に、
『船のモチーフ』『潮風で褪せた色使い』『マリンボーダー』などなどですね。

詰め込みましたなあ!!
『お船』や『水』をイメージできるよう
▼モチーフを盛り込んでいます▼



基本的には、あまり『抽象度の高いトンマナ』を使うと
他作品とカブってしまうことが多いので避けるのが得策なのですが、

今回は響ちゃんなので、
特別にクソデカ概念《海》を使いましたよ。

エコヒイキの基準がよくわからない……。
イカツイ印象の『金属』も
▼アクセントに配置です▼



あとはほんのり『水上基地』『工廠』みたいなイメージが入るように、
金属的な素材を足してやっています。

具体的な水面はないんだけど、
なんとなく『海上のガラクタ基地』っぽく見えますね。

あとは感覚的な物ですが、
作成途中に『ダラリとぶら下がってるもの』でリレーションできそうな予感を感じましたので……、
『ダラリ』と
▼ぶら下がっている物たち▼


↑『ダラリとぶら下がってるもの』を意識的に多く配置しました。

これもトンマナ!!! 暗黙の世界観!!!

最初の想定通りに進められれば楽なんですけど、
作業しながらアドリブで微調整することはよくありますね。
インテリアの世界が言う
▼《西海岸風インテリア》のイメージです▼




↑インテリアの世界で『西海岸風』という言葉を使う場合は、
具体的に『アメリカの西海岸』のことを指しています。

よくヒトデのモチーフを飾ったりするんですが、
あれは『ビーチっぽい』だけじゃなくて『ホシ形が星条旗っぽいから』……という理由もあるんですよ。

はえ~。
たしかにヒトデのオブジェよく見かけますけど、そんな理由があったんや。
アメリカ要素『強め』バランスの
▼西海岸風インテリアです▼



ですが、
『響ちゃんでアメリカ風スタイリング』をするわけにはいきませんので、

ヒトデを使わずタコを使用、
さらにダメ押しのマトリョーシカ配置で
カリフォルニアの風を一掃しました。

何すんねん。
『陶器のメンダコ』や『マトリョーシカ』で
▼アメリカから離れました▼



【響ちゃんで『アメリカ風』はできない】
史実の特型駆逐艦22番艦「響」は、当時のソ連(現ロシア)とゆかりが深い軍艦です。

西海岸インテリアは『デニム』や『サーフボード』なんかもよく使うのですが、
これもアメリカやハワイを感じるのですべて排除です。

こうして丁寧に雑味を取り除くことで生まれた『どこかの西海岸風』。
まさに引き算の美学ですね!!

引かれるアメリカはたまったもんじゃないと思いますが。
ほんのり『寒そうな海』っぽく
▼見えてくれたら嬉しいところです▼


てゆーかさ、いざスタイリングに使いたいからって
『水色のマトリョーシカ』普通持ってる?

インテリア好きを長年続けていると、
誰だって必ずどこかでマトリョーシカに興味が出る時期がくるんですよ。

そんなあるあるは知りたくない。

それでは!!!
このマトリョーシカを使って解説して参りましょう!!!



今回のスタイリングのキモ、《視線リレーション》をね!!!

そう来るの!?
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▼【あの花で覚える】:世界観を伝えるフォーマット《トンマナ》▼
【趣味部屋・オタ活有利のテクニック】:フィギュアもアートも『視線』を使え!


ディスプレイにはいろんな技術がありますが!!
インテリア業界よりもフィギュア業界のほうが有利なテクニックが存在します!!!

……実はそれが、《視線リレーション》なんですよね!!!

なんとなくわかってきた気もしますが、
とりあえず続きを話していいぞ!!!
\ 見てるわよ! /


↑人や動物などの『生物モチーフの雑貨』は、
じーっと目で見ている物とリレーションします!!

見ればいいだけ!!
極端な話、顔さえあれば『どんな物とでも』リレーションできちゃうぞ!!

なんですと!!!!!!
まったく関係ない
▼雑貨同士でも▼


顔を向けるだけで
▼『僕のお水』みたいな関係性が連想されます▼


こいつは力を感じる!! ハラショーですね!!!
不死鳥の名は伊達じゃない!!!

僕より先に言わないで。

はわわ~ケンカはいけないのです~。(※煽り)
フィギュアのディスプレイでも
▼『視線』を意識しました▼



↑実際にはこんな感じ。

『響ちゃん』『ミニ響ちゃん』『マトリョーシカ』それぞれと、
その視線の先にいる『タコ』がすべてお互いに関係し合っている印象に見えるんじゃないでしょうか。

あぁハイハイ!! 見えます見えます!!
視線の重なりは微妙にズレていますが
▼『脳が補完してくれる』範囲内だと思います▼


多少距離が離れていても、
モノとモノとの関係性が薄くても、

視線が向いてるだけで強引にリレーションが成立しちゃいます。

見てるんだから、
何らかの関係とかストーリーとかを想像しちゃいますね。
左下の『ヒツジとサンタさん』に
▼ご注目下さい▼



↑過去の記事でも活用しておりますよ。

ヒツジとサンタさんとが、
お互い『視線を重ねる』ことで遠くの配置から関係しあっていたり。

はいはいはい、
このヒツジとサンタさんは関係ありそうに見えますね。
千代田桃フィギュアの
▼『公式写真』です▼

↑もんものフィギュアも、
『公式の正面』はこうなんですけれど、

スタイリングの際には、
ちょっと横を向けて『となりの山に視線を向けて』リレーションさせてやっていました。

そうだっけ?
『となりの山』との
▼関係性を強化しています▼


ちょっと横向いてるううううう!!!!!!

とまあ、そんな感じですね。
響ちゃんの
▼ジト目で覚えるインテリア▼


うちの作例ではいつも、
関係があるもの同士で雑貨のキャスティングをしていますが、

マジで何も関係ない物同士でも
視線さえ向ければ勝手にリレーションしますので、ご自宅でもぜひぜひ試してみてくださいませ。

ふぇーい!!!!
《関連記事》
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▼【要素をリンクさせよう】:関係性を見せるテクニック《リレーション》▼
【オタク部屋の利点です】:『キャラクターグッズ』『アニメグッズ』が圧倒的有利
恒例の《レイヤード》や《リフト》も
▼盛り込んでいます▼


色々見てだんだんわかってきましたよ。
この技が、インテリア業界よりもフィギュア業界の方が有利な理由。

でしょ?

インテリア業界で、
視線がある雑貨って限られてるじゃないですか。
『左下』のエリアが
▼めちゃんこ見つめられています▼


『変な顔が書かれてるアート』とか、
『モアイ像』とか『石膏像』とか、
『壁から飛び出てるシカの頭』とか、

わけわかんないやつばっかりでしょ?

リサラーソンみたいな動物の置物とかは変じゃないと思いますけど、
言いたいことは分かります。
リサラーソンで
▼『視線を感じさせる』良い例です▼

上空に『照明』や『モビール』なんかがあれば
▼最高ですね▼


まあそういう例外はあるにしても、
普通のインテリアで《視線リレーション》を発動させるのは条件が厳しいわけですよ。

まさにそうですね!!!



↑そこを、こう……『フィギュア』ですわ?

どの作品の誰チャンを選んだって、
超カンタンに視線を向けられますわなあ!!!

言い方はともあれその通り!!!


もちろん、
『変な顔のアート』でリレーションさせても良いんですが、

どちらかというと
一般家庭で応用が効きにくいと思います!!!

そんな特殊なアイテムを使ってる上級者さんは、
そもそもこのブログを読みに来ていませんわなあ!!!

ですがフィギュアなら!!!
何でも見つめて
▼やりましょう!▼


『美少女』だろうが『イケメン』だろうが!!
『ゆるキャラ』だろうが『ガンプラ』だろうが!!

何だって平等に
《視線リレーション》を発動させられます!!

アクションフィギュアなら首まで可動させられますしね。




ことビジュアル面に関しては
『オシャレ』さえ考えていれば良いインテリア業界と比べて、

『キャラクター同士の関係性』『解釈』『推し色』などなど、
色々と余計なことを考えなくてはいけないオタク業界ですが!!!

まあ楽しいから考えてるんだけどね!! 愛ゆえに!!!
余計なこと考えなければ
▼普通に《アメリカ西海岸風》で大丈夫です▼


ハンデ戦ばかりのスタイリングの中で、
唯一と言っていいほど圧倒的にオタク文化有利なのが《視線リレーション》です!!

フィギュアでもアクスタでもぬいぐるみでも!!
『視線』や『体の向き』が存在するグッズは、ぜひぜひこのテクニックを使ってディスプレイしてみて下さいませ!!!

やったらあ!!!
何でも飾りまくってやりますよ!!!!!
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というわけで!!!

フィギュアや雑貨が持つ《視線》をうまく操って、
おしゃれなディスプレイを作りましょうねというお話でしたーっ!!!

暁の水平線に勝利を刻みます!!!!
『視線』を大切にして
▼ディスプレイを作ってみて下さいね▼


視線さえ向ければ
『何でもリレーションさせられる』ということはつまり!!

『作品の壁を越えたリレーション』だって成立させられます!!

……なんですと?
【夢のコラボレーション】も
▼可能です▼


↑使いやすいだけでなく、
用途までオタク文化に優しい《視線リレーション》!!

ぜひぜひ想像力を広げて、
いろんな飾り方に応用してみて下さいませ!!!

ふぁーい!!!

それでは、本日はこんなところで!!
みなさまステキな趣味部屋生活を、バイバイ!!

バイバーイ!!!
《響ちゃん西海岸風》
スタイリングに使用した
▼『主なアイテムのレシピ』▼



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【『水色のマトリョーシカ』と『陶器のメンダコ』】
どちらも何年も前にハンドメイドマーケットの手売りで買ったものでございます。再現性なくてすまぬ。
自分だけのマトリョーシカと自分だけのメンダコを探してみて……。
復習にピッタリ!
▼『YouTube版』もあるわよ▼
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望まれない方はサイト外でお買い物を楽しんで下さいませ~。
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