画像引用元:アニプレックス チャンネル様より
【マケインで覚える】:インテリアの歴史『市民革命』
クラシックは
\ 『偉大なモチーフ』 /




『偉大なモチーフ』ほどクラシックで、
『偉大じゃないモチーフ』ほどモダンなんですよね。

ですです!!

アートというのは、
『モチーフ選定』がとっても重要なのですよ。

それはわかるんだけど。

『偉大じゃないモチーフ』って、
……定義がぼんやりしてない?
モダンは
\ 『偉大じゃないモチーフ』 /




カーッ!!!
インテリア情報はいつもそう!!!

『センスありき』の解説ばかりしおって!!
我々のような凡人はお呼びでないんですなあ!!!

そ、そんなことないですって!!!

インテリアの歴史というのは、
『むしろ凡人のために』変化してきたものなんですよ!!
本日は
▼【アニメで学ぶインテリア】▼


というわけで本日は!!
アニメで学ぶインテリアでございます!!

負けて輝け!!
マケインで覚える【市民革命】!!

焼塩派です。

小鞠ちゃんは僕が幸せにします。

オメーの出る幕はねえんだよ!!
マケインエアプか!? オオ!?
当ブログは
▼小鞠知花さんを応援しています▼


【マケインで覚える】:教会の時代・王様の時代


さてインテリア史というのは、

ずっとず~っと、
『負けヒロイン』の地位向上の歴史でございました。

何の話が始まるねん。

八奈見さんの基準でいうと、
『恋愛』で勝ち負けが決まっているわけだけど、

現実の昔の世界は、
『身分・立場』で勝ち負けが決まってました。
『勝ち組』と『負け組』が
▼存在してました▼


まずは中世!!
キリスト教が最強だった時代!!

このころのヨーロッパには、
『神様』という中心がありました。

ほいほい。

なのでキリスト教会のような、

『神様に近い』人たちほど、
『勝ち組サイド』として権力を持って、
……政治を動かしたりしていたのです。
『神様に近い』ほど
▼勝ち組でした▼



だからアートだって、
『神様モチーフ』をたくさん描きました。

中世ヨーロッパは、
『キリスト教アート』が大好きなんでしたな。

ですので当時は、
モチーフにも明確な序列があって、

神様こそ描く価値アリ!!
風景画なんて描く価値ナシ!!
……みたいな感じになっていましたよ。
『神様モチーフ』
▼描く価値アリ!▼


『風景画』
▼描く価値ナシ!▼



マケイン陣営、
ぬっくんは自称「背景キャラ」だけど、

アートの背景だって価値が低いから、
画家の弟子が描いちゃうこともありました。

ぬっくんは、
弟子に描かれちゃうんだ……。

それくらい当時のアート界では、

神様じゃない題材って、
すごく扱いの低いモチーフだったわけですね。
背景なんて
▼『弟子』の仕事▼





時は流れて、
『クラシックアート』の時代!!

ルネサンスが起こって、
キリスト教が下火になった時代ですな!!

その結果、
社会がどう変わったかというと、

勝ち組の座が、
『教会のもの』ではなく、
『王様のもの』に変化していきました。
勝ち組の座は
▼『王様』のものに▼



キリスト教会が、
なんとなく世界を支配するのではなく!!

各地に『国王』がいて、
国家を統治する『主権』を持っていて、
国家の範囲が『国境』で定められている、
……これがクラシックアートの時代です。

それって中世にはなかったんや!?

歴史の教科書に出てくる、
『絶対王政』ってのがコレですね。

フランスのルイ14世が、
「朕は国家なり」って言ったのもこの話題だよ。
\ 朕は国家なり /




ともあれ、
『教会の時代』にせよ、
『王様の時代』にせよ、

勝ち組と負け組の間には、
越えられない壁がず~っとあったのです。

戦う前から負けている!!

乱暴な例えですが、
教皇様や王様が『勝ちヒロイン』、
ただの一般庶民が『負けヒロイン』、
……とするならば!!

クラシックの歴史はずっと、
勝ちヒロインのためのものだったんですよね。
負けヒロインは
▼『蚊帳の外』でした▼


▼参考文献▼

【キリスト教の時代】
“中世の「キリスト教社会」というのは、全てが宗教に従属する社会です。もちろん政治も宗教に従属しています。こう言うと驚かれるかもしれませんが、その意味するところは、中世には我々の考えるような「国家」や「国際社会」はなかったということです。”
(中略)
“つまり、現在のように「イギリス」や「フランス」といった国家が分立し、国境で隔てられ、国家を国王が動かし国家のもとに国民がいる、という状況ではなかったのです。”
※※※
引用元
《西洋絵画の見方がわかる世界史入門》
第2幕『バロック・ロココ』
p56~57より
【マケインで覚える】:自由・平等な『庶民の時代』



だけど、

マケインの正式タイトルは、
『負けヒロインが多すぎる!』です。

ふむふむ?

そう、
負けヒロインって多すぎるんですよね。

世の中って、
『勝ち組』よりも、
『負け組』の方が、
……圧倒的に大多数なのです。

『王様』よりも、
『庶民』の方が多いのは、
当たり前っちゃ当たり前ですわな!!
マケイン陣営は
▼『層が厚い』▼




モダン時代というのは、

おおざっぱに区切るなら、
『産業革命以降』の時代のことでしたね。

まあ!! なんとなくは!!

一般庶民はたくさんいるので、
技術革新が起きればその中からは、

事業で成功して、
『お金持ち』になる人も生まれたし、
『意識が高く』なる人も生まれたし、
『現状に不満』を持つ人も大勢になっていきました。
『打倒・勝ち組』の
▼機運が高まります▼




その結果として、

「王様なんてもう知らん!」
「これからは庶民の時代だぜ!」
というムーブメントが各地で起こるようになったんです。

さもありなん!!

これがいわゆる『市民革命』。

フランスの革命で、
マリー・アントワネットが処刑されたのはこの一環ね。
『王妃マリー・アントワネット』も
▼退場することに▼



ここから世界は、
勝ち組である特権階級ではなく、
負け組だった市民階級が主役となり、

『自由・平等』の道へと進んでいくことになります。

今まで負け続けてきた、
一般人についにスポットライトが!!!

ぬっくんって、
庶民だけどすげえ豪邸に住んでるでしょ?

クラシック時代なら背景扱いだったような市民も、
『平等に主役になれる』時代が来るわけですね。
温水家はかなり
▼『豪邸』です▼



そんな中、

アートの世界にも、
自由・平等の視点が加わることになります。

影響ありそう!!

たとえばこの時代には、
『アンデパンダン展』という美術展が生まれました。

これは、
「権威とかモチーフとか関係なく」
「誰でも自由にアートを出品してね」
……というめっちゃ画期的な展示会です。
アマチュアにも
▼『活躍の場』が増えていく▼



アートライターの
ジュウ・ショさんはアンデパンダン展のことを、

「pixivみたいな場所」
……と表現されているのですが!!

わかりやすい!!

マケインの作中で例えるならば、

『小説家』じゃなくても、
『文芸部』のメンバーが、
『WEB投稿サイト』に自作小説をUPしてる、
……なんて描写もこれに近いですね。

自由・平等の時代ですなあ!!!
▼参考コラム▼

【アンデパンダン展はpixiv】
“それでスーラは「もう、サロンとかどうでもいいわ。もうなんか、思考がおじいちゃん過ぎるわ」と幻滅。友だちのポール・シニャックらと「独立芸術家協会」を設立し「アンデパンダン展」を開催するんです。”
“これは「賞とかないけど、審査なしで誰のどんな作品でも展示するよ」というコンセプトです。今でいうとpixivみたいな場所を作ったんですね。これは保守的なサロンへのカウンターでした。”
※※※
引用元
イロハニアート様
【西洋美術史を流れで学ぶ】シリーズ
(第22回)~新印象派・後期印象派編~
ライター:ジュウ・ショ様
より
【マケインで覚える】:偉大なアート・庶民のアート
モダン時代は
▼『自由・平等』▼




市民革命によって、
『自由・平等』になったということは、

市民だって平等に、
アートを楽しめるようになったということです。

ホウホウ?

市民革命によって、
『王宮で独占されていたアート』が解放されたから、

今でもヨーロッパでは、
『当時の王宮』が美術館になっていることが多いんですよ。
もともとは宮殿
▼『ルーヴル美術館』▼




庶民がアートを楽しめるようになると、
……何が変わるのか?

描かれるアートの種類も、
『支配層の好み』から『庶民の好み』に変化していったんです。

ホウホウ!!!!!

庶民にとっては、
『神様の名シーン』よりも、
『王様の肖像画』よりも、
『学校の水道水』のほうが身近なのです。

ぬっくんディスってる?
庶民が好きなのは
▼『水道水』▼




庶民のリビングに、
『キリスト教の宗教画』は飾りにくいけど!!

庶民のリビングに、
『ナチュラルな風景画』なら飾りやすいんですよ!!

その感覚って、
当時も同じだったんだ!?

教会が興味あるのは、
『最後の晩餐』かもしれないけど!!

庶民が興味あるのは、
『ヤマサちくわ』なんですよ。

八奈見さんディスってる?
庶民が好きなのは
▼『身近なモチーフ』▼


庶民が好きなのは
▼『身近なモチーフ』▼



アートの好みが、
『庶民向き』に変化したおかげで、

ようやく『印象派』のような、
新時代のアーティストも評価されるようになりました。

印象派!!
モダンアートのスタート地点!!

彼らが得意としたのは、
ありふれた光景を描いた『風景画』でしたね。

風景画はもともと、
『神様の背景』みたいな扱いだったけど、
『庶民の好み』にバッチリ合ってくれたので、
……少しずつ日の目を見るようになっていったのですよ。
『身近なモチーフ』
\ いいですねえ /



『身近なモチーフ』
\ いいですねえ /




こうしてアーティストたちはどんどん、

権威から解放された、
『何でもないモチーフ』を描くようになっていきます。

庶民にも親しみやすいモチーフですな。

人物画は、
『偉大なる人物』から『一般市民』へ!!

風景画も、
『偉大なる名所』から『なんかその辺』へ!!
『身近なモチーフ』
\ いいですねえ /




アートの世界が、

『凡人のために』
……変化してきたというのはまさにこれ。

うむりうむり!!

勝ち組である、
『特権階級』だけが楽しむものだったところから、

もともとは負け組だった、
『市民階級』も楽しめるように変化してきたのですよ。

市民革命のおかげで、
一般人の時代が来たんですな!!
▼参考文献▼

【フランス革命】
“フランスという国家はどうあるべきか、一般市民は「理性」を解放することで「社会をより良くしよう」と革命に乗り出します。1789年のことです。”
“革命のなかで、身分制度は解体され、国王のルイ16世や王妃マリー・アントワネットは処刑されました。フランスは、理念として掲げられた「自由・平等」へと前進します。”
※※※
引用元
《西洋絵画の見方がわかる世界史入門》
第3幕『17世紀オランダ絵画と新古典主義』
p86より
【マケインで覚える】:アートの歴史でした!
『市民革命』で
▼一般人の時代へ▼



というわけで!!!
アートのモチーフは!!!

①神様のためのもの
②王様のためのもの
③市民のためのもの
……というふうに!!

ういうい!!

『一部のマイノリティ』のためのものから、
『大多数のマジョリティ』のためのものへと、

変化してきた歴史があるのでした。
『市民革命』で
▼一般人の時代へ▼



仰々しいモチーフの名画は、
楽しみ方が分からなくて肩がこってしまう。

「でもゴッホのヒマワリは好き」
……みたいな人たくさんいるでしょ?

ワイですわ。

それは単純に、
庶民にも伝わるモチーフなんですよ。

ワイは庶民でしたわ。
フィンセント・ファン・ゴッホ
▼『ひまわり』▼

ヨハネス・フェルメール
▼『青いターバンの少女』▼


フェルメールの、
『青いターバンの少女』も同じです。

あれの何がすごいのか?
『誰でもない人物』だからこそ、
『誰でも平等に楽しめる』んですよ。

青キャラは、
負けヒロイン筆頭ですからな。

フェルメールの名画に言うことじゃないですよ!!
負けヒロインは
\ 『モダンなモチーフ』 /



アートのモチーフは!!

『偉大な人物』『偉大な場所」
……であるほど地域性があってクラシカル!!
『誰でもない人物』『どこでもない場所』
……であるほどインターナショナルでモダニズム!!

『勝ちヒロイン』ほど、
……地域性があってクラシカル!!
『負けヒロイン』ほど、
……インターナショナルでモダニズム!!

よかったらこの視点を、
アートを見分ける判断基準に加えてみてくださいませ。

八奈見さんはモダニズム!!
負けヒロインが多すぎる!
《公式PV》
負けヒロインが多すぎる!
《原作ライトノベル》

負けヒロインが多すぎる!
《アニメ版》

▼参考文献▼



















▼参考コラム▼

イロハニアート様
【西洋美術史を流れで学ぶ】シリーズ
ライター:ジュウ・ショ様
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アートの世界って、