【室外・一般家庭外】にあるはずの家具雑貨は非日常｜基礎ルールの理解を深めよう！｜【インテリアの考え方】

おしゃれなインテリアをどうやって再現するのか！！！

たくさん勉強してきましたが、

まだまだ理解が難しい面もあるかと思います！！

とはいえ！！！

↑何度か『汚部屋からのビフォーアフター』をしてきた中で、

実際にやったことは毎回けっこう似てたと思います！！

その通り！！

↑基礎ルールにあるリラックス２を確保するというのが、

要するに『①ちゃんと片付けて』の部分！！

お片付けを含む『情報量の制御』だったり、『家具選びの適正化』のような、

お部屋をスッキリさせる作業で達成されます！！！

で、あれやこれやの手段を使ってリラックスを確保したあと、

↑次に、自分なりの【ハレのプレッシャー】を配置する。

これが先ほどの『②それっぽい物を飾る』ですね。

さもありなん。

【ハレ感】については、いろんなお話の中でちょこちょこ話題に出しているのですが、

専用で詳しく解説した記事は、実はまだあんまりありません。

↑こんなもんかな。

基本的に【ハレ感】というのは、『非日常感』『特別感』のことなのですが。

『どんなアイテムに』『どれくらいの』ハレ感を感じるかというのは、

実は、人によって異なるんです。

キレるのが早すぎる……。

気持ちはめっちゃ分かるんですが、

こればっかりはメカニズム的にどうしようもないんじゃよな～。

令和に生まれた人間にとっては、【昭和の家具って非日常】だけど、

昭和に生まれた人間にとっては、【令和の家電って非日常】だったりするんじゃよな～。

ただし！！！

比較的、どんな人にでも当てはまりやすい【ハレ感】は存在します！！

今回はこの視点で、インテリアの世界にける

『特別感』の正体を探っていきましょう！！

ではさっそく！！！

具体的な考え方を見てみましょう！！！

いったい人間は、どんなものに『非日常感』『特別感』を感じるのでしょうか！！

まずひとつ！！！

『屋外にあるはずのものが、室内にあると【非日常】』！！

僕が色んな記事でチョコチョコ言ったからだよ。

↑わかりやすいのは【植物】ですね。

普通はお外にあるはずのものが室内にあると、『非日常』な印象が生まれます。

まあ、こちらのお写真は極端な例ではありますけどね。

『自然を感じさせる観葉植物』と『人工的な要素』とを大胆にミックスしてコントラストを強調されているため、

良～い感じに非日常感が際立っておりますが、メカニズム的にはわかりやすいかなと。

とはいえ、こちらの例に限らず。

『幼いころから植物園の一人娘として育ってきた』みたいな、

きわめて特殊な環境に慣れていらっしゃらない限りは、観葉植物に特別感を感じられると思います。

ということで！！

【室外にあるはずのもの】、参考例の一つ目！！

『観葉植物』は、室内に非日常感を生んでくれる【ハレ要員】として機能します！！

それは『キッチンにあるのが日常』のアイテムだから【ケ】だ！！

豆苗に特別感を期待しないで！！！！

この視点で、具体例をいくつか見ていきましょう！！

けっこういっぱいあるよ！！

中でもインテリアで身近なのは【アイアン（鉄）】とかかな！！

今でこそアイアンの家具は市民権を得ていますが、

ひと昔前は、けっこうレアな存在でした。

まあ歴史を紐解くと、

『武器』『農具』『機械』『工場の設備』『建材』などなどに使われてきたわけですが、

そこまでむずかしく考えなくても、

一般的なインテリアの量販店で『アイアンの家具』ってあんまり見かけないですよね。

そうそう。

あったとしても、たいてい『アイアン風の金属』とか『銀色のアルミ』です。

なんせ、本物の鉄って普通にサビたり色移りしたりしますからね。

大量生産が悪いとは言いませんが……、

学生さんにもお年寄りにも、色んな人に買ってもらいたい商品に

『サビちゃう鉄』というややこしい素材を使うのはあまり一般的ではありません。

現代人にとって鉄は、

基本的には【外で見かける】イメージの素材だと思ってください。

『工場』とか『歩道橋』とか『避難階段』みたいな感じね。

でね、素材感の記事でもちょっと触れましたが、

こうなってくると『いかにも鉄らしい鉄』の魅力が上がってくるんですよ。

きれいに塗装されてる鉄なら、

サビないし色移りしないし便利じゃないですか。

でも、ブランド家具屋さんはこぞってイカツイ鉄の家具を販売します。

↑これ、意味なくやってるんじゃなくて、

ボロッボロのサビサビの鉄の方が【外にありそう】に見えるんですよ。

そうそうそう。

観葉植物が、『身近にない植物』ほど非日常感を感じられるのと同じで、

鉄も、『いかにも室内に無さそう』な素材感の方が非日常感が強いんです。

この基準を知っておくと、

アイアンの家具が欲しくなったときに、『見た目』と『便利さ』とを天秤にかけた上で、

自分にとってちょうどいいサビ具合の

アイアンが選べるようになったりするわけです。

復唱しないで……。

僕もヘンな日本語しゃべってるのは分かってる……。

↑まったく同じメカニズムで、

『コンクリート感が強いコンクリート』もすごく非日常なので、考え方のご参考に。

あとは『コスプレ系』。

どんな文化で育ったんだよ！！！

インテリアの話ね！！　インテリアの話！！

【ハレ感】を感じさせる『家具のコスプレ』とは！！　すなわち！！

↑たとえば、【キャンプ】のコスプレ！！

↑例えば、【学校】のコスプレ！！

↑【病院】のコスプレ！！

その通り！！！

↓同じ理屈で、『工場風』とか『船舶風』みたいなやつも非日常……ハレ要素です！！

ですので。

『インダストリアル系』とか『西海岸風』とか、

誤解を恐れずに言うのなら、『カフェ風』とか『ホテルライク』も、大きなくくりではコスプレ的なハレ感ですね。

『カフェ風』と『ホテルライク』は、

もう完全に定番ジャンルとして定着してるからコスプレじゃないかもしれないね。

というわけで！！！

多くの人が【非日常感】を感じやすいアイテムの特徴！！　一つ目！！

『普通は室外にあるはずのもの』と、

『普通は一般家庭以外にあるはずのもの』……でしたーッッッ！！

ありますとも！！

一度に詰め込みすぎても頭に入らないんで、続きは次回の記事で書きますが。

【ハレ感】を理解すると、手持ちのアイテムの中から『輝く宝物』を探せるようになりますので、よかったら体得してみてくださいませ。

それではまた！！

素敵なインテリア生活を！！！