【インテリアブログで解説】照明の知識|『シェードライト』『ペンダントライト』


今回で、第4回となります!!
深い!! 深い世界ですねー!!

やんややんや!!!
<▼シリーズ記事▼>

■インテリア照明のキホン【一室一灯】【適材適照】を知ってますか。

こんなに続くとは思いませんでした。

ただねー。前回ねー。

『薄暗さ』だけでリラックスを稼ぐのは大変なんで別のテクニックも併用しましょう、まずひとつ目!!
……って感じで【電球色】をご紹介させて頂いたんですけれど。

あー。

それだけ説明して満足しちゃったんですよね……。

レイリー散乱がどうとか、長々と横道に逸れるからそうなるんですよ。
▼『レイリー散乱』のイメージ図▼


というわけで!
本日は、残りの細々とした小技を覚えましょう!

薄暗いのは苦手とか、電球色は好きじゃないとか、色々好みもありますからね。
知ってるワザは多いに越したことはないのです!

おおーっ!
《関連記事》
▼【照明ブランドを覚えよう】:『アートワークスタジオ』天井照明をレビュー▼
【インテリアブログで考える】明かりの陰影で『コントラスト効果』


まずこちら!
【コントラスト効果】を活用しましょう!
(過去記事)

相反する属性のモノを一緒に使うと、
お互いにお互いの特徴を引き立て合う……というのがコントラスト効果ですね。

ほいほい。

これは、光と陰の関係にも当てはまります。


『 リラックス2 : プレッシャー1 』に近づけるために、
『 暗さ2 : 明るさ1 』にするとしても、

『 部屋全体が微妙に薄暗い 』という方法で表現することもできれば、
『 暗い場所2 : 明るい場所1 』みたいに、パッキリ分けて表現することもできるのです。

あ! この後者の方!
『 暗い場所2 : 明るい場所1 』の方がコントラスト効果が出そうですね!

その通り!!



ホホーウ!!

上の写真はチョイスに悪意を感じますし、
下の写真は照明じゃなくて自然光な気もしますけれど!!

ダマラッシャイ。
例はあくまで例。うまくイメージできるように脳内をコントロールするのです。

アニメで作画がイマイチな回を見るときは、
脳内でオープニング映像のクオリティに変換しながら視聴するでしょ。それと同じなのです。

同じじゃないと思うけど分かりました!


コントラスト照明の良いところは、
作業領域(明るく見えなきゃ困る部分)の明るさをしっかり確保できるところ。

天井とか、部屋の四隅とか、デッドスペースとか、
どうせ使わない場所はいくら暗くても困らないので、ガッツリ暗くして明かりを引き立てさせるのです。


たしかに、これなら
『テーブルの上』みたいな生活に必要な部分はしっかり明るくしながら陰を楽しめますね。

とはいえ、先程のご意見の通り。
写真の例は自然光を取り入れられる大窓があるからいいけれど、普通のお宅にこの設備を期待するのは酷なところ。

次は、実用レベルで取り入れやすい【ペンダントランプ】を見ていきましょう!
《関連記事》
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【インテリアブログで考察】:『シェード付きペンダントライト』の選び方


↑まずこちら。
天井から吊り下げるタイプの照明のことを、【ペンダントランプ】と言います。

いかにもオシャって感じのやつ!


んで、こういう
ランプにかぶさった傘のことを【シェード】と言います。

キノコ!


そんでコレが、【シェード付きのペンダントランプ(傘がついてるタイプの吊り下げ照明)】。

こいつをうまく使ってやろう、という作戦を考えていくのです。

これもなんか、いかにもオシャって感じですね。

色々なオシャ場所で採用されるくらい、カンタン便利なアイテムってことですよ!


まずひとつ。
光源から天井に向かう光を、傘が遮ってくれます。

暗くても困らない場所トップクラスの天井を
陰だらけにしてリラックスを稼ごうという考え方ですね。

ああそっか、こうやって天井を暗くするんですね。
「暗くしろ」「暗くしろ」って言うけど、実際どうやるのか想像できてませんでした。

これは、
【ペンダントタイプ(吊り下げタイプ)】かつ【シェードタイプ(傘つきタイプ)】だからこそ発揮される効果です。


照明は、なんとなくで選ばず、
こういう【明かりの効果範囲】を意識してチョイスしてやると失敗しにくくなりますよ。

そっかそっか!
傘がなかったり、天井にベタ付きのタイプだったら、どうしても天井ごと照らしてしまいますもんね!

あと、傘付きにはもう一つ良いところがあって。


天井に向かうはずだった光に、下向きの指向性をもたせることで、
スポットライトのように下部をより明るく照らす効果があります。

あ、それなら
天井を暗くしつつ、手元の明るさを確保できるんですね!

そうそ。
ついでにコントラストも強調されるので、なおよし。


明るくしたいところは、より明るく。
暗くしたいところは、より暗くするのです。

闇より暗し。『DARKER THAN BLACK』なのです。

その舌、ひっこ抜いてやろうか。

DARKER THAN BLACK -黒の契約者-公式様より
【DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
アニメ制作会社BONESが得意な『入口はエンタメだけど途中から高ストレス』の代表作品。だがそこがいい。
『DARKER THAN BLACKの銀』『エウレカセブンのアネモネ』『UN-GOの佐々風守』の3名をインテリア業界ではBONES三大ヒロインと呼ぶ。

ただこれ、シェードランプはちょっとモノを選ぶのがむずかしい。

シェードの形によって、
どれくらいの指向性があるのか変わりますので注意してくださいね。

ふむふむふむ。




↑オススメはこの辺。
上ほど指向性が高くて、下のほど指向性が低いイメージです。

それなりのお値段はしますけど、このあたりはかなり良心的。
どれも素材めちゃくちゃかっこいいし、品質考えたらかなりのお値打ち品です。

へーへーへーっ!!

僕は一番下の『ブライトンランプ』ってモデルを実際に使ってるんですけど、
けっこう面白い陰の生まれ方するので楽しいですよ。


陰の生まれ方に注目してみてくださいね。

とはいえ。
人によって、住んでるお部屋の構造や、好みに違いがありますので。

一概に『こんなアイテムだけがオススメ!』とは言いにくんですけれど、
今回お話した考え方があれば自分で選びやすくなるでしょ。

たしかに!

あとは、こういう『照明の仕組み』そのものさえ分かっていれば、
スタンドランプ(フロアランプ)とかでも代用できます。



↑こういうやつね。

なんとなくわかります!!

床に立てとくタイプで、
首が可動式で、しかも傘がついてる。

こういうやつなら、
お部屋の好きな場所に光源を移動させられるので、色々遊べますよ。


(小声)
……なんなら、天井照明の選択ミスっちゃったときにも
スタンドランプで誤魔化せます。

おおおおおおっっっ!!

今までずっと『立てるタイプの照明って何の意味があるの?』って思ってたんですけど!!
ここまで話聞いた上で見てみると、めっちゃ便利そうな気がしてきました!!


特にこの下のモデル!
魔女っ子のトンガリ帽子みたいで可愛いですね!

かわいいですよね。
公式でも『魔法使いの帽子のような』って表現されているんで、本当にそういうデザインなんですけれど。


ジョークグッズじゃなくてちゃんとオシャレな見た目になってるので、安心して使って大丈夫ですよ。
独特のマットな質感が、上品で清潔感たっぷりな印象です。

へーへーへー!!

このトンガリ帽子、色んなお店でセレクトされてますんで。
街でインテリア屋さん巡りをしたらけっこうな確率で実物見れますよ。

ふーん! ふーん!

ただ、ええと。
ペンダントタイプ(吊り下げタイプ)もそうなんですけれど。


傘付きのランプって、ついつい『傘が可愛いからほしい!』ってなりがちです。

初心である、『お部屋をどう照らしたいのか』の部分を忘れないように選んでやると
失敗しにくくなると思いますよ。

ラジャです!!
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登場アイテム






あ、あと照明器具ってね。
『電球別売り』のパターンがあるのでご注意ください。

せっかくカッコイイ照明器具が届いたのに、
すぐに光らせられないパターンッ! 悲しい!!

これは本当に悲しいです!
わりと絶望するので、買う前に付属品をよくよく確認しましょう!
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さあ!!
盛り上がってまいりました照明シリーズ!!