プリンセスコネクトRe:Dive【美食殿のギルドハウス】｜アニメで学ぶインテリアブログ『プリコネＲ編』｜家具・オタ活

おいっすー！！！！

今日も元気にインテリアのお勉強です！

本日のお題は、こちら！

アニメ、『プリンセスコネクト！ Re:Dive』です！

やばいですね！

僕は、コッコロちゃん派です！

へんたいふしんしゃさん！

おいっすーッ！！！！！！！！！！！！

たいへん失礼致しました。

最近マイブームな作品につき、ついつい興が乗ってしまいました。

関係あるってば。

ちゃんと作品を見ていれば、インテリアのヒントに気づくはずですよ。

ノンノン。

今回の注目ポイントは、こちら！

何言ってんだ！　ここだよ、ココ！！！

魚の形をしたオブジェ、『自在鉤（じざいかぎ）』だよッ！！！

自在鉤（じざいかぎ）というのは、

古来日本のリビングダイニング、『囲炉裏（いろり）』で鍋を吊っていたフックのことです。

今と違って、昔の時代はガスコンロで火力の調整とかできないでしょ？

囲炉裏の火なんて、気軽につけたり消したり出来ないし、大変だったんですよ。

んで。

煮物が焦げたりしないように、どうやって火力調節をしていたかと言うと、

自在鉤を使って、鍋の高さを上下させていたんです。

そゆことです。

鍋の高さを自在に調節できるから『自在鉤』です。

雑学で終わらせないで。

ファッションもそうなんですが、

インテリアは『わざとらしいものを嫌う』文化です。

いくらお部屋を装飾したかったとしても、

あまりにも歴史的な文脈とかけ離れた突拍子もないアイテムを配置してしまうと、『嘘くささ』が生まれてしまいます。

それ僕の実体験や。バラすなマジで。

ともあれ、そこで『自在鉤』です。

プリコネは物語のメイン舞台とも言えるお部屋の装飾に『魚』のモチーフを使ったんです。

さっきは『オブジェ』って言っちゃいましたけど。

四話あたりでこの魚が発光している描写があったので、厳密には『魚のオブジェの形をした照明』ですね。

そう。

自在鉤って、ようするに囲炉裏で使うただの金具なわけですから、デザインなんて何でも良かったはずなんですよ。

そこを、どうして日本のご先祖様たちは魚のカタチにしたのか。

ザンネン違います。

これは、魔除けのたぐいです。『火災対策』のおまじないだったんですよ。

昔の日本は、火事が非常に多かったんです。

日本って島国ですけど、ヒトが住んでるエリアって海岸付近ちょびっとだけでしょ。

あとは山岳地帯で、内陸部は山ばっかりなんです。

山ばっかりということは、森林資源が豊富なんです。

となると木造住宅ばっかり作っちゃって、まあどこもかしこも燃えやすいと。

日本家屋の歴史は、脈々と続く火災との戦いの歴史なんですよ。

イエスイエース。

囲炉裏って、モロに火を扱う場所ですからね。

この位置に『水と関係があるもの』として、魚モチーフの金具を使った

……というのが自在鉤のデザインの由来なんです。

そこでこれ、プリコネの室内装飾ですよ。

リビングダイニング、とりわけ食卓の上を飾る装飾として

『自在鉤ルーツ』を想起させる魚デザインのランプシェードを配置した。

見た目の可愛らしさもさることながら、歴史的文脈から見たこの自然なデザインアプローチ。

これこそ、真にヤバイですねと言わざるを得ません。

褒め言葉と受け取っておきましょう。

皆さまも、嘘くさくないインテリアを意識してやると、お部屋のセンスがまたひとつアップするかもしれませんよ！

また見てね！　はいスタンプ、ポン！