【ニトリ最強のラグ】の選び方：格安カーペット・マット・絨毯おすすめ3選｜『ジーク』『フォレト』『リラシャグ』

お部屋の《ラグ》は、納得して選べていますか？

ありますよね、そういうこと！！！！

巨大な加工ファブリックのかたまりですからね。

原材料だけでも大変なことになるので、仕方ない面はあります。

さもありなん。ぶっちゃけ気持ちは分かる。

本来ならば！！！

『高級ラグの魅力』をじっくり語ってもいいのですが！！！！

↑いきなり高いラグ買っても、

踏んだり汚したりするのが怖くて肩がこるからね。

まずは気楽なものを取り入れてみて、

『ラグは自分の生活に馴染む』……と判断してから上を目指すのも良いでしょう。

↑本日は！！

ニトリで買える安いラグから『おすすめ品』をご紹介しますよ！！！

早速参りましょう！！！

まずは基本の考え方から！！！

『ニトリで最もおしゃれなラグ』を選ぶ方法。

……それはもちろん、おしゃれなものを選ばないこと！！！

↑これと同じ理屈ですね。

選ぶのがめんどくさいインテリアの上位である

『おしゃれなカーテン』をニトリで探したお話。

↑インテリアの世界で『柄物ぜんぶNG』ってことはありません。

むしろめっちゃオシャレに使われています。

ですが、

『ニトリがデザインした柄物』は

『ニトリのセンスが爆発している』んだ。

インテリアの世界では

『おしゃれな柄物』も役に立ちますが、

『おしゃれな無地モノ』だって大活躍します。

ニトリで当たりのラグを選びたいなら、

ここはグッとこらえて『無地物』を選ぶ……というのがおすすめですよ。

で、ニトリで探す場合には

色んなラグの中から『高級感を感じられる要素』を探し出すことも大切なんですけれど、

同じくらい大事なこととして、

『安っぽさを感じさせる要素』を避けることも大切です。

↑安物の絨毯でいちばんキッツイのはこれ！！！

『端っこの加工』！！

えー、ラグなどの敷き物全般は、

端っこがほつれてこないように『加工処理』がされています。

この加工がダサい。

特に上からテープを巻いて処理する

『テープロック加工』のモデルは、テープ自体がダサいので非常に難しいです。

絨毯の端っこにテープが見えた瞬間、

お部屋に急激に日常の香りが漂い始めます。

まず最上級なのは、

端っこの加工処理そのものが『見えない』こと。これがベスト。

次点が、

せめてテープロック加工ではなく『オーバーロック加工』になっていること。

ラグの生地と似た色の『糸』を巻き付けて

処理してあるほつれ防止加工です。

処理自体が見えないに越したことはないんだけれど、

『テープロック加工』よりは、

『オーバーロック加工』の方がだいぶフンイキよろしいです。

そんでもって、

ラストの判断基準が《色と素材感》になります。

おしゃれラグの大定番カラーは『グレーかアイボリー』ですので。

これの無地を探すのがまずは基本。

で、例えば同じグレーでも

『ちゃんと高級感のあるグレー』もあれば、

思いっきり安っぽい生地で作った

『ねずみ色のスウェット』みたいなグレーもあるじゃないですか。

なのでまあ、ざっくり言いますと、

ニトリに売ってるラグの中から

『おしゃれなグレー』か『おしゃれなアイボリー』の物を探す作業になるわけですね。

というわけで基準①②③を元にして！！！

実際にニトリでラグを物色してきましたよ！！！

もったいぶってもアレなので早速参りましょう！！！

ぶっちゃけ『1型』しかなかった！！

↑はいドン！！！

【アクセントラグ Nジーク】というモデルの、

『グレー』と『モカ』です！！！

『おしゃれな普通』を選ぶ勇気を持って……。

まずは『①無地』。

何の柄もない理想的なベーシックですね。

そして『②端っこの処理』。

キワキワまでパイルが生えており、ほとんど端っこが見えません。

しかも、

仮に見えちゃったとしても『オーバーロック加工』です。

さらに『③おしゃれなグレー』。

こればっかりは写真では伝わりにくいと思うんですが、

どちらもインテリア業界のグレーです。非常に素晴らしい。

↑むりやり言語化するならば、

『毛並みの肉厚感』や、

『フンイキのあるモジャモジャ感』、

『化学繊維的なテカリの無さ』、

『彩度を抑えた色彩設定』……などの相乗効果ですね。

完全に『インテリアショップで使われる色味』です。

このモデルは安心して選んで大丈夫ですよ。

公式表記が嘘なので大丈夫です。

『グレー表記』のモデルが、実物は『純粋なダークグレー』。

『モカ表記』のモデルが、実物は『グレイッシュベージュ』です。

まあ、どちらも大枠ではグレーなんだけど、

色を見るのに慣れてないとちょっと『判別に難儀』するかもしれません。

『明るさ』の違いや

『無彩色寄り』と『有彩色寄り』の違いもあるんですが、

初心者さまが使うならかなり微妙な差に感じると思います。

どちらを選んだとしても

ニトリでトップクラスにおしゃれなラグに違いはありませんので、

カンタンに選ぶなら、

明るめが欲しければ『モカ』、

暗めが欲しければ『グレー』……くらいの感覚でもOKですよ。

……どうしてもだったら、

『明るい色味で圧迫感が少なく』、

『イエベ寄りで他の家具と合わせやすい』、

『モカ』の方が無難ですよ。

お部屋の色数を増やさない『リラックス効果』や、

似た色のもの同士をリンクさせて相乗作用を狙う『リレーション』の都合ですね。

うーん！！！

面白い指摘ですね、めちゃくちゃ良いご質問です。

↑これにはちゃんと理由がありまして。

ラグってのは『踏み心地が良い』とか『見た目がオシャレ』みたいな魅力以外に……、

『お部屋をゾーニングする』というでっかい役割があるんですよ。

「ここはみんなでご飯を食べるゾーン」！！

「ここはソファでくつろぐゾーン」！！

……みたいに、お部屋の中を『エリアごとに区分け』することをゾーニングと言います。

『ゾーン』を決めるから『ゾーニング』ね。

それそれ。

まあ『ついたて』でゾーニングするのも良いんですけど、

物を増やすとお部屋が狭くなるのでね。

ですが、ラグを使えば

お部屋を狭くしないで『ゆるゾーニング』できちゃうんですよ。

ふむふむ。

気分は気分で大事ですけど、

ゾーニングはちゃんと『視覚的なインテリアのオシャレさ』にも貢献しますよ。

なんせゾーニングは、

ダイレクトに『リレーション（関係性）』を強化しますからね。

えっとですね。

関係があるもの同士を一緒にコーデして『見た目の相乗効果』を狙うのがリレーションでしょ。

そうそう。

『属性』のあるもの同士を関係させて『役』を作るのがリレーションです。

で、この例のような『同じ属性を持つもの同士』も

正統派なリレーションなんですけれど、

一見なんの変哲もない家具同士も、

実はゆるやかにお互い関係しあってるんですよ。

『ベッドとサイドテーブル』は寝室セットの仲間同士だし、

『ダイニングテーブルとチェア』は食卓セットの仲間同士だし、

『ソファとコタツ』はリビングくつろぎセットの仲間同士だったりします。

そのままポンとセットで置いただけでも

本当は『お互い関係している』家具たちなんですが、

ふつうのご自宅でただ家具を置いただけでは、

見慣れた景色すぎて『パッと見の印象』で関係性がわかりにくいでしょ？

そこで、

『ベッドとサイドテーブル』のセットの下にラグ、

『ダイニングテーブルとチェア』のセットの下にラグ、

『ソファとコタツ』のセットの下にラグ。

……みたいに、家具のチームを区切るようにラグを敷いてやると、

『見かけ上の関係性』が強化されてリレーション効果が高まるんですよ。

ラグを敷くことで、

『ただのテーブルと椅子』じゃなくて、

『テーブルと椅子のダイニングセットだぞ』、

……という印象を強くアピールできるわけですね。

というわけで。

能動的なリレーションの『誘発』や『強調』によって、

ラグってのはデザインどうこう以前に、

存在自体が『お部屋のオシャレさを増やす』効果があったりするんですよ。

……逆に言うと、

『ゾーニングとちぐはぐにラグを敷く』とリレーションが崩れるので、配置には十分注意しましょうね。

で、最初のご質問に戻りますと、

『ベージュ』や『ライトブラウン』のラグは床に馴染みすぎるんですよ。

もちろん例外はありますが、

フローリングみたいな『お部屋の床材の色』ってライトブラウン系が多いじゃないですか。

この上に同じく『ライトブラウンのラグ』を敷くと、

床との境目がぼんやりするからゾーニングの力が十分に発揮されないんです。

インテリアの基本的な考え方として

『お部屋に余計な色を増やしたくない』というのはその通りなので、

『①床材と一体化しない範囲で』

『②お部屋に馴染みやすい色』

……という基準でグレーやアイボリーが重宝されるわけですね。

インテリアで最もリラックスな色『グレー』と、

壁紙の色に近いホワイト

……をイエベに寄せた色『アイボリー』です。

……と、ここまでが『基本の話』になりますが。

とは言ってもさ。

ライトブラウン好きじゃろ？

探してきましたよ！！

ニトリで『イケそうなやつ』！！

↑というわけで、こちら！！！

ニトリ謹製【アクセントラグ Nフォレト】というモデルでございます！！

ここまでの理屈がわかっていれば

『こいつの魅力』もピンとくるのではないでしょうか！！

《Nフォレト》は、

ベージュ系・ブラウン系ばっかりの『グラデーション』で作られたモデルでしてな。

お部屋に馴染みやすい色ばかりの『大人な配色』ヨシ！！

使われてる各色のケバケバしくない『抑えめな彩度』ヨシ！！

ふわふわヤワヤワで『高級感のある素材感』ヨシ！！

端っこの処理も『オーバーロック加工』でヨシ！！

グラデーションでデザインこそされていますが、

『ニトリ独自の絵柄』は入っていなくてとってもシンプル顔です。

そもそもブラウン系のグラデは、

聖地TRUCKさんも採用されてる由緒正しきオシャレ柄ですからね。

↑ブラウン系のラグでも、

グラデーションなら『ゾーニングが成立してる』でしょ。

↑本家TRUCKさんのモデルは端だけ濃色にしてあって、

よく練られたプロダクトに「さすが」と言うしかない感じですが。

ニトリの『Nフォレト』も、ここまでとは言わないにせよ

偶然良い感じにゾーニング能力が成立しているんですよね。

ニトリには他にも

『ベージュ系』『ライトブラウン系』のラグはたくさん存在するんですが……。

床と一体化しすぎて『ゾーニングできない』、

そもそも『素材感が安っぽい』、

ついでに『色も安っぽい』、

あまつさえ『テープロックがダサい』……などなど、

非常～～に厳しいラインナップになっておりました。

ニトリのベージュ系カラースキームの中では

『Nフォレト』が断トツでよろしいですので、

グラデーション苦手な方には申し訳ないんですが、

当ブログでは『ブラウン系はこれ一点だけ』を推させて頂きたく思います。

さて、ここまで！！

ニトリで買えるおしゃれなラグを『2型』おすすめして参りましたが！！

ラストにもう一点だけ！！！！

『アイボリーの』『柄物』をご紹介しておきましょう！！！

基本はそうです。変な希望は持たないで。

調査で3店舗の大型店をハシゴしましたが、

ニトリのラグ全商品の中で『セーフな柄物』は1型だけでしたからね。

ニトリの全ラグの中で、

唯一イケる『アイボリー』かつ、

唯一イケる『柄物』はこれだ――ッッッ！！！

↑【アクセントラグ リラシャグ】！！

『ダイヤ形の幾何学模様』でデザインされたラグですね。

↑『柄物』と言っても極めてシンプルな模様で、

しかも『アイボリー×グレー』の2色ですので非常に合わせやすいです。

というのもこれ。

『ニトリオリジナルの柄』ではなくて、

『ベニワレン柄』という元ネタになったモチーフがありまして。

元々は中東モロッコで暮らす

《ベニワレン族》の方々が使ってらっしゃった、

「家を守る」という意味が込められた民族柄なんですよ。

伝統的な民族柄を

『ニトリがアレンジ』すると『ニトリっぽくなる』のが世の常なんですが、

ベニワレン柄は元ネタがシンプル過ぎて、

ニトリが個性を発揮する余地がほとんど無かったんですよね。

↑本来はモロッコ文脈……『モロッカンラグ』なんですけれど、

その使いやすい色合いとデザインで、

《北欧インテリア》や《ナチュラル系インテリア》などでも長く愛用されてきた、由緒正しき定番アイテムですよ。

この便利なデザインが

ニトリのお値段で手に入るのは嬉しいですね～～。

↑ニトリに限らず、

白系のリーズナブル品はすぐ『安っぽい』感じになるのですが、

ご覧のとおり、リラシャグだけは

『毛並みのボリューム感』も『色合いの落としどころ』も絶妙です。

ぶっちゃけ、おしゃれなお部屋で

さり気なく使われていたら僕だって『ニトリ製だ』と気づけませんね。

あ、でもでもでも！！

『元ネタさえあれば何でもOK』というわけじゃないのでご注意です。

↑ひょっとしたら案外バレないのかも……などと過剰なご期待はなさらずに。

ニトリの『キリム風』とか『ギャッベ風』は秒でバレます。

というわけで！！！

ニトリで買える『おすすめラグ3選』でしたーッ！！！

今回選んだ3型は『融通が効く』デザインばかりですので、

ジャンルを問わずに色んなお部屋で活躍させられますよ。

ともあれ、本日はこんなところで！！！

少しでも『ラグの楽しさ』に触れてみるきっかけになれましたら幸いです！！

本気で不要だったら無理しなくて構いませんので、

いつか『ラグな気分』になる機会がありましたら、ぜひお試しくださいませ。