【サーニャで実例】：雑貨屋のディスプレイ技術《リフト》｜ストライクウィッチーズで『美少女フィギュア』の飾り方レビュー

『フィギュア』や『アクスタ』、

『ポスター』『ぬい』などなど！！

アニメやゲームのグッズを趣味部屋に飾りたい！！

だけど『痛部屋』じゃなくて『オシャレに』飾りたい！！

そんなアナタにお贈りするインテリアの基礎知識、

《静物スタイリング》のコーナーが今回も始まりますよ！！

本日もレイアウトのお話です！！

意識するだけでオシャレ度が上がる《階層構造》と《リフトアップ》を覚えましょう！！

なお、恒例の『学びを促進するためのスタイリング』として、

今回はアニメ《ストライクウィッチーズ》のフィギュアをご用意いたしました！！

僕もそう思います。

↑たしかに！！

このペース配分で考えるなら『ストライクウィッチーズ』はまだ人類には早すぎるのですが！！

今回のテクニック《リフトアップ》を解説するのに、

めちゃくちゃ相性が良い作品だったんですよね……。

というわけで！！

アニメのほうは未見の前提で、

物語知らなくてもOKなスタイリングにしましたので、とりあえず見てくれろ。

論より証拠！！

《ストライクウィッチーズ》の静物スタイリングです！！　どうぞ！！

作品がいつもより萌え萌えなので、

スタイリングでバランスをとりました。

↑選抜キャラクターは『エイラ』と『サーニャ』の名タッグ、

いわゆるエイラーニャですね。

今回は、コンセプトとして

『自然と兵器とのコントラスト』を設定しております。

男の子ってこういうのが好きなんでしょ？

唐突な拒絶。

↑それを表現するためのトンマナとして、

今回は『配色の制限』をゴリゴリに行いました。

『植物の緑色』をできるだけ活かしたかったので、

それ以外は限界までブラウン系しばりです。

あと、使えるアイテムは

①『ミリタリー』を連想できるもの、

②『植物』を連想できるもの、

③『魔法』を連想できるもの、

……の三つに縛ったフォーマットにしてあります。作品の世界観準拠ですね。

↑古書とかちょっと魔法っぽいかな～と思いまして採用。

よくよく見るとこれただの『トムソーヤの冒険』なんですが、

遠目にはフンイキでそれっぽく見えるんじゃないかと。

↑見えにくいですが、

こういうところにも古書を使っていたりします。

あとはダイレクトに植物そのもの。

サーニャの台座に使った『輪切りの丸太』

全体に巻き付けてある『アイビー系のフェイクグリーン』に、

バックに刺してある『ドライフラワー』などなどですね。

そしてミリタリーを感じさせる要素としまして、

本当は寄せ植えポットだけど『錆びたパイプ管』、

輪ゴム鉄砲で遊ぶための『おもちゃの射的のマト』、

友達が借してくれた『ライフル弾』、

……などなどでございます。

戦闘機じゃなくて『ストライカーユニット』です。

ううーむカワイイ！！！

これぞクールジャパン！！　当ブログは青髪ジト目を応援しています！！！

余談ですが今回はあえて『電飾無し』の薄暗いスタイリングにしてあります！！

だってサーニャは夜戦のスペシャリストだからね！！

これだもんな。

さて、本日の《静物スタイリング》。

これまでに学んだ基本的なテクニックも使っているのですが、

今回は、

特に注意して見ていただきたい『追加ポイント』がございます。

キャラクターを含む雑貨類が、

いくつもの【高さの層】の上に配置してあるんです。

《静物スタイリング》は、

この高さの層が『ディスプレイ内にたくさん含まれているほど』非日常感が高まります。

ただし間違えやすい点として、

『高ければ高いほど』非日常なのではなくて、

『層の数が多いほど』非日常ですので、お間違えなきよう。

イエスイエース！！

まあ1メートルもあればさすがに別の非日常感が生まれますが、

一般的なディスプレイの範囲でなら、

『高さが稼ぐハレ感』よりも『層の数が稼ぐハレ感』の方が多い……くらいの認識でよいでしょう。

であるからして。

意識せずに雑貨やフィギュアを飾ると、ついつい『ベタ置き』になりがちですが、

《静物スタイリング》をする際は、

意識的にこの『高さの層』を増やしてやると良いんです。

この作業のことを、

《リフトする》《リフトアップする》と表現します。

すばらしい！！　そういうことですよ！！

おしゃれな雑貨を飾るときでも、

デスクの上をかっこよく見せたいときでも、

『いいから黙ってまずリフト』、これがディスプレイの鉄則です。

僕も毎回同じコンポート（ケーキスタンド）を使っていますが、

このリフトの作業だけはどうしても外したくないからなんですよ。

ちまたでよく見かける、

『洋書の上に雑貨』とか、

『カゴの中にフルーツ』みたいなのもリフトですよ。

美少女フィギュアやアニメグッズももちろんですが、

『おしゃれ雑貨のディスプレイ』を楽しみたいときにも必須レベルのワザになりますので、

お手持ちの小物類、

なんだっていいのでとにかく『積んで』飾ってみて下さいませ。

そして間違えやすい注意点。

最初にちょっと言いましたが、

『最上階』を高くしたいんじゃなくて、

ディスプレイ全体に含まれる【階層の総数】を増やしたいんです。

↑これって、

リフトアップの最上層だけをみると『洋書のリフト』しかしてないでしょ？

↑でも、

『ディスプレイ全体に含まれる階層の総数』で考えるとめっちゃあります。

下からいきますと、

『下段の棚』の層、

『下段の棚の上の洋書』の層、

『下段の上の洋書の上の植物』の層、

上段に移りまして、

『上段の棚』の層、

『上段の棚の上の洋書』の層、

『上段の棚の上の洋書の上の植物』の層、ですね。

いくらリフトしたいからといって、

何でもかんでも一か所にガンガン積み上げたら不自然になってしまいますが、

こうやって複数の主役に分担して働いてもらうことで、

全体で見た層数をナチュラルに増やしやすくなります。

『大皿にドカンと一つのディスプレイ』ではなくて、

2つ3つほど『大きいディスプレイ』と『小さいディスプレイ』を組み合わせて

セットで飾る……というのは、この効果への期待が大きいんですよ。

『全く同じ高さの台』を横に並べても

階層は増えないので、ちょっとズラしてくださいね。

↑これ本当にめちゃくちゃ強力なテクニックなので、

ぜひぜひ挑戦してみて頂きたいところです。

《ストライクウィッチーズ》を表現できる要素だって、

ほかにも『空』や『動物』『元ネタの銃器・戦闘機』などなどたくさんございます。

愛と知識でいくらでも僕を超えられますので、

「参った！」と言いたくなる素敵なスタイリングが生まれることを心より願っております！！

でな。

土台にケーキスタンドを置き、

その上には古書を積んで、

さらに丸太も敷いてやりつつ、

となりにはもう1セットディスプレイを作ってやってと……

我々は、不自然に見えない範囲で

『一層でも増やそう』と必死で工夫を考えるんですが。

ですが世の中には。

……『最初からリフトしてるフィギュア』が存在してましてな。

そう！！！

↑足元にスタンドがついて浮いている！！

フィギュア単独で『1リフトしてる』んですよ！！

守りたいから私は飛ぶ！！

お空を飛んでいるんですよウィッチたちは！！

↑えー、このように。

フィギュア単独で『一層分を追加で稼いでくれる』んですよね。

すごいぞサーニャ！！

↑アニメ作品に関わらず、

探せば『リフトしてる雑貨』は色々出てきます。

この場合はサンタさんが

最初から『そりに乗ってくれているデザイン』の雑貨ですが、

意図的に『自分で乗せてもOK』ですよ。

ヌードルストッパーみたいな、

『座らせる前提のデザイン』を活用するんですよ。

椅子だろうが台座だろうが、

何かにのっけた瞬間『階層』が一つ上がっちゃいます。

ですです。

何に座らせても成立しますが、概念的には『椅子の層』と『座ってる人の層』ができるイメージですね。

言い方よ……。

まあ、いうても

『スタイリング全体で層を増やす』努力は必要になるんですが、

『もう一押し』を自動的に稼いでくれるアイテムは

非常に心強い存在ですので、機会があったら選んでみてくださいませ。

というわけで！！

アニメグッズやおしゃれ雑貨を飾るときは

《階層》を意識して、積極的に《リフト》しましょうというお話でしたーッ！！

ときどき偶然成立してくれる《△構図》と違って、

《リフトアップ》は狙ってやらないと成立しないのでしっかり意識しましょう！！

……いやまあ、うん！！　それはそう……かな！！

インテリアは『人に勝つため』の物ではないんですが、

うまくモチベーションアップにつなげられるなら、それはそれで上手に活用してくださいませ！！

それでは！！　本日はこんなところで！！

みなさま、おしゃれな趣味部屋ディスプレイをお楽しみくださいませ！！

機会があればまたお会いしましょう！！　バイバイ！！