【賃貸ワンルームでもOK】:『おしゃれな趣味部屋』を作りましょう!
▼【様子のおかしいインテリア店】本部▼
こんばんわ! カジマグです!
好きな言葉は『コスチュームブレイク』です!
もうちょっとソフトに歩み寄ってください。
時は金なり! さっそく本題に入りましょう!!
本日はインテリアの基礎ルール、特に下段の部分を掘り下げてまいります!!
- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。
上段はいいんですか?
『こんな家具がリラックスですよ~』みたいな話を聞けると思って来たんですけど。
なんでも受動的に与えられると思わないでください。
本当に必要な情報は、自分から掴み取りに行くことが大切ですよ。
だからわざわざインテリアブログに来たんだろうがよ。
(※すべて未来の記事へのリンクです)
↑こういうやつですよね。
これ、上から順番にこまかく説明し始めるとけっこう記事数が必要なんですよね。
その間ずっと
「下段どういう意味やねん……」って思いながら待つのイヤでしょ。
ぐ……たしかに。
- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。
ですので、先に下段をざっくり見ておきましょう。
『プレッシャー1』ってやつですね。
正直、ぜんぜん意味わかんないです。
『プレッシャー』という単語の
ストレスフルな雰囲気や、
『ハレ』という言葉の
意味不明な感じ。
そこはかとなく、勉強するのが億劫に
感じてしまうパートかもしれません。
ご安心ください。
むしろ、お部屋を自分の好き放題にできる『インテリアでトップクラスに楽しい部分』ですよ。
怪しいブログは、みんな『ご安心ください』って言うんですよ。
ウチのどこが怪しいのか、とんと検討もつきません。
どの口が言うんや。
だいたい【様子のおかしいインテリア店】ってどういう意味なんですか。
【キナリノ】の対義語です。
そういう危ない発言をやめろって言ってんだよ!!!!!
【キナリノとは】
「暮らしを素敵に丁寧に。」をテーマにしたライフスタイルメディア。(※公式説明)
ようするに、インテリア情報とかがいっぱい載ってる暮らしブログの親分みたいなやつ。
全体的にナチュラルでオーガニックなテイスト。
見たほうが早い → https://kinarino.jp/
《関連記事》
▼【個人ブログで解説】:おしゃれなオタク部屋の作り方『第一回』▼
【おしゃれなオタク部屋】の作り方:インテリア『基本のロジック』
それでは、プレッシャーへの理解を深めていきましょう!
まずは復習です。
基本線、お部屋は『リラックス』を増やしていくように頑張ることになります。
逆に言えば、『プレッシャー』を減らしていく方向ですね。
『じゃあ、リラックス100%にしたら良いんじゃないの?』
『プレッシャー0%なら完璧やん?』
っていう素朴な疑問が浮かびますよね。
浮かんでないけど、その段取りに付き合ってあげます。
詳しくは、今後の記事でゆっくりご説明させていただきますが。
まず1つ。
お部屋はゴチャゴチャと【物を置くほどプレッシャーになる】んですよ。
フーン。
なんとなくは、まあ、なるほどです。
でも、だからといって
リラックス100%までモノを減らしてしまうと、どうなりますでしょうか。
何の家具もないお部屋が、ポツンと佇んでしまいますね。
イエスイエス。
それはそれで開放感がありますけれど、『憧れの素敵なインテリアか?』と聞かれると、そうじゃないですよね。
全然ですね。つか当たり前だろうがよ。
リラックスも大切だけど、リラックスばっかりだとダメになってしまうのです。
人間と同じなのです。
うまいこと言ったみたいな顔やめてください。
ではひとつ、実験をしてみましょう。
何もない部屋に、ほんのちょっとだけ家具を置いたイメージです。↓
お、一気に部屋っぽくなった!
素敵な家具をチョイスされているので、
これだけでもちょっとシャレ感がありますね。
あるある。
……ただでも、さすがにこれはちょっと嘘っぽいですかね。
撮影用と言うか、いくらなんでも寂しすぎると言うか、人間が住む部屋じゃない感じがします。
そうですね。
決して『やっちゃいけない』わけじゃないんですけど、素敵なインテリアだと感じるにはちょーっと殺風景にも限度があるというか。
では逆に、思いっきり物を増やしてみましょう。
これならどうでしょうか。↓
おいやめろ!!
これはただのいつものワイの部屋だよ!!
こちらのお写真は、オシャレでしょうか?
本人に言わせんなよ!
わかってるよ! ゴチャゴチャしてるってことくらい!
とまあ。
リラックスとプレッシャーは、減らしすぎてもダメ、増やしすぎてもダメなんですよね。
それもう口で言ったら分かるから!
俺の部屋を並べる必要なかったでしょ!
では今度は『良い例』として、
お部屋にほどよく家具を配置しているサンプルも見ていきましょう。
目指すリラックスとプレッシャーの割合は『2:1』なので、
まずは単純化して床の面積の三分の一だけ物を置くイメージで考えてみてください。
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”……ま、まあねー、たしかにねー。
三枚目のやつは言うほど好きじゃないけど、まあ、たしかにね。
言いたいことは分かるよ。
厳密に言うと、それぞれ『三分の一』より若干前後してる気がするけど。
まあ、たしかに言いたいことは分かるよ。
文句がすごいな。
ともあれ、
『多すぎ・少なすぎよりは、適切なバランスにしたほうが良いんだろうなあ』
くらいのニュアンスが伝わって頂けたら、取り急ぎはOKです。
《関連記事》
▼【アニメで学ぶインテリア】:引き算の美学《シェーカーボックス》▼
【レオパレス】:みたいな賃貸マンションも同じ『家具配置の基本』
さて、それでは次の実験です。
リラックスとプレッシャーのバランスさえとれていれば、どんなアイテムを置いてもオシャレに見えるのでしょうか?
上記の空っぽのお部屋に、またちょっと物(プレッシャー)を足してみるイメージをして頂きます。
了解です。やってやるです。
今度は、頭の中でゆっくり想像してみてくださいね。
繰り返しになりますが。
目指すリラックスとプレッシャーの割合は『2:1』なので、
単純化して床の面積の三分の一だけ物を置くイメージですよ。
あいあーい。
ではスタートです。上述のようなカラッポのお部屋。
このお部屋の三分の一のエリアに、ぎっしりダンボール箱が置いてあったらオシャレでしょうか?
ただの『引っ越し』って感じです。
例えば、お部屋の三分の一のエリアに。
マージャンの卓がズラッと並んでいたらオシャレでしょうか?
雀荘ですね。
例えば、お部屋の三分の一のエリアが、
普通に散らかってて汚かったらオシャレでしょうか?
むしろ散らかりが目立つと思います。
それです!!
ハァイッ!?
《関連記事》
▼【めんどくさくない】引っ越しを目指そう:ネットの『一括見積サービス』は詐欺▼
▼【オタクの汚部屋】を片付けよう!:趣味部屋の『断捨離ビフォーアフター』▼
【お部屋のメインディッシュ】を引き立てよう|『家具の配置の基本ルール』
リラックスは、
『暮らしやすさ』『心地よさ』『安心感』などを作る、
インテリアの土台です。
どんなお部屋だったとしても、
あまりに物が散らかっていたり、あまりに狭苦しかったりすると、
この土台作りができません。
(詳しくは今後のリラックス解説ページにて)
そして、作り上げた土台に乗せる
お部屋のメインディッシュ
が
『プレッシャー1』になります。
さきほどの発言、非常に鋭い指摘です。
『むしろ散らかりが目立つと思います』とは、
インテリアの本質を見事に突いた言葉ですね。褒めてつかわす。
なにかご褒美ください。
お子さんが生まれたら、僕の名前から一文字使って命名していいですよ。
宇宙一いらない褒美だコレ。
- お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
- その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。
リラックスを増やしていくと、家具だったり雑貨だったり、
お部屋にあるモノが【少数精鋭】【必要最小限】になっていきます。
でしょうね。たぶん。
その状態に何かアイテムを足すと、足したアイテムがすごーく目立ちます。
良くも悪くも、そいつがお部屋のメインディッシュに見えるわけですね。
インテリア業界では、
この目立つ部分のことを専門用語で【フォーカルポイント】と呼ぶことがあります。
ただけっこう、紹介してる媒体によって定義がフワッとしているので。
あまり色んな所で『これフォーカルポイントやで!』とか言わないほうが安全ですよ。
(※当ブログ内でのフォーカルポイントの定義は『こちらの記事』にて)
ダンボールがあれば引っ越しに見えるし、卓があれば雀荘に見える。
散らかっていたら、だらしない部屋に見える。
ハイハイ。
そのメインディッシュに何を選ぶかで、お部屋のジャンルが決まるわけですね。
そのとおり。
2:1の割合でプレッシャーが必要だからといって、
何でもかんでも置けば良いってわけじゃないのですよ。
▼個性を反映した【メインディッシュ】を配置しましょう▼
リラックスを増やすと、
お部屋の情報量が減っていきます。
この仕組みは、
どんなお部屋でも共通です。
そこに何を加えるのか。
これが、
大切な『自分だけの個性』になります。
がんばってリラックスの割合を増やしていくと、
そこにプレッシャーを追加する余裕が生まれます。
ありきたりの地味部屋にならないよう、自分なりの『好き』を配置しましょう!
ん?
じゃあ、『ダンボール』も『雀卓』も『散らかり』も個性じゃないの?
さえずりよるわ。
そこで必要になってくるのが【ハレ】の概念です。
ずっと言ってたやつ! いまだによくわかんないけど!
『個性的なら何でも良い』のであれば、
どんな残念なお部屋も
『個性』でまかり通ってしまいます。
お部屋のアイテム選びに、
個性だけでなく【ハレ】の概念も
加えてやることで、
素敵なインテリアに
近づけやすくなりますよ。
▼『個性だからオシャレです』……とはなりません▼
というわけで!
【ハレ】については次回に見ていきましょう!
思ったより今回のお話が長くなっちゃったのでね。
いったん切りますので、続きの更新をお楽しみに!
――それが彼の最期の言葉になるとは、このときはまだ誰も知らなかった。
いや、なんのフラグやねん。
《続きの記事》
▼『基礎理論』ルート▼
【インテリアの基礎ルール】:カフェ風もホテルライクも正体は『ハレ』
▼要素分析:『素材』ルート▼
▼オタク部屋の【美少女タペストリーを活かして】劇的ビフォーアフター▼
▼【ハレ感(非日常感)】の考え方:『カフェ風とは?』『ホテルライクとは?』▼
▼スタジオジブリ『天空の城ラピュタ』で勉強する【ヴォイド装飾】▼
▼『本の断捨離』:マンガが捨てられないならオーディオブック▼
▼インテリア個人ブログの視点で選ぶ『無印良品おすすめ3選』▼
▼インテリア個人ブログの視点で選ぶ『買ってはいけない無印良品』▼
心の中でさえずりやがりましたが、「ハレ」の概念がまさかの次回に持ち越し((((;゚Д゚)))))))
プレッシャーがメインディッシュになる理由がとても分かりやすかっただけに先が気になりすぎます!!こう考えると、自分の部屋のメインディッシュはなんだろう……?
先生、楽しみなので早く次お願いします!!
毎度さえずらせて頂いております!
(いつも見て頂いて本当にありがとうございますッッ!!!)
いや、本当は書いてたんですよ!笑
一気にハレまで書ききってるバージョンもあったんですけど!
……小ネタを追加しまくってるうちに、テキスト量が膨れ上がっちゃって!(※自業自得)
たいへん心苦しいですが、
楽しみにして頂けるのはとっても嬉しかったり! とかなんとか!
がんばりまぁす! どうかまったりとお待ちくださいませ!
今日もお読み頂いてほんとうにありがとうございます!(ポワワ)