プロの知識を【無料でカンタン解説】インテリアのロジック『カラーコーディネート』『黄金比』|Rignaリグナテラス東京

(画像引用元:リグナ おしゃれな家具と雑貨の通販・インテリアショップ公式

Rigna(リグナテラス東京)さんが解説:『カラーコーデ』『黄金比』

   

  

号外です!! 号外です!

リグナさんがまたやってくれました!!

どしたんですか?

 

<ブログ前回記事>

【Rigna(リグナ)】主催・インスタの無料インテリアセミナー

 

↑えー、前回特集させて頂きましたこちらの企画。

人気インテリアショップのRigna(リグナ)さんが、

『社内向けの勉強セミナーを一般公開』してくださるという、太っ腹なイベントでございました。

すごかったですよね。

知らない知識のオンパレード。

あの、ファン大歓喜のサービスイベントが!!

このたび【第2回】と銘打って続編が追加放送されたのですよ!!

  

▼会場です▼

 
 
 
 
 
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上記、リグナさんのインスタ公式アカウントにて無料公開中!!

しかも今回は、第一回を上回る『50分超え』の大ボリュームです!

めくるめくインテリアの世界を、存分に楽しみましょう!!

…………え?

50分も動画で勉強しなきゃいけないの?

カタギの感覚を忘れてました。

   

 

個人的には『50分も勉強できて嬉しい』なのですが!!

忙しい現代人には、なかなか難しいというのも正直なところでしょう!!

YouTubeとかでも思うんだけどさ!!

動画って、最初に『再生ボタン』押すのに勇気がいるんだよね!!

   

\ 押していこう /

   

勉強に時間を使うことの意義も分かるし!!

忙しいっつっても一時間くらい捻出できるんだけどさ!!

「わざわざ大事な一時間をかけて見る価値がある動画なのかな~」

……って、最初に一瞬躊躇しちゃうんですよね!!

それは、リグナさんへの挑戦と受け取ってもよろしいでしょうか?

よろしくねえよ。

 

 

というわけで!!

仕事に恋に忙しい現代人のために!!

僭越ながら、また僕が

セミナー動画の内容をざっくりご紹介させて頂きます!!

頼んます!!

  

「このブログを信じちゃダメよ」

  

例によって、

基本的には元動画そのものを視聴するのが推奨ですが!!

それはまあ、そうだよね!!

『セミナーを見ればこんな知識が手に入るのかー!』

……という魅力の事前確認や、

『動画は見たけどカジマグの言葉でも聞いてみたい!』

……というような復習のお供としてご活用いただければ幸いです!!

  

  

それではさっそく参りましょう!!

ポップコーンとコーラを用意して、いざ家具の園へ!!

知識を吸収してやるぜぇー!!

  

【リグナテラス東京】様

茅場町に居を構える、セレクトが抜群に良い家具屋さん。

商品だけでなく、コーディネート作例などの企画記事も面白いのでぜひWEBページも見てみてくださいませ。

 

【Rigna(リグナテラス東京)】:インテリア業界をアップデートするのです!

  

▼始まるよ!▼

 
 
 
 
 
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【動画の内容】

①講師様の自己紹介

②色に頼ろう
・イエローベースとブルーベース
・トーンの意識
・リレーションの意識

③バランスに頼ろう
・黄金比を使い倒せ
・シンメトリーを巧く崩せ

 

サクサク進めましょう!!

全体の目次は上記のような感じ!!

全然わかんないけど了解です!!

 

▶①講師様の自己紹介◀

※ただの無料画像です。

 

まずは、セミナーを配信してくださる講師様の自己紹介からスタート。

リグナ・インテリア事業部責任者の、

村野さんという方が教壇に立たれます。

第一回と同じ方ですよね。

そうそう。

今回初めてセミナーを視聴される方向けのご案内ですね。

   

  

基本的には、

『たくさん実績をお持ちの方なので、信用してロジックを聞いて大丈夫だよ』ということだけわかればOKです。

了解です!! そこは大丈夫です!!

  

安心して
▼頼りにしましょう!▼

   

村野さんは、

【インテリア業界をアップデートする】ことをミッションとされており、

今回のような知識を、

基本的には無料で公開しますよ~とお話されています。

前回言ってた『レモン市場』ですね!!

それそれ。

  

  

『レモンを作ってる農家さん』と

『普通の一般家庭で暮らす人』とでは、

お店で売ってるレモンに対する知識に違いがあるわけです。

うむりうむり。

  

「どれがレモンだっけ」

  

この違い、つまり『情報の非対称性』を埋めるために、

プロの知識を一般に公開してくださる……ということですね。

サンキューベリマッチ。

軽いなぁ。

いやいやアナタ、もし自分が『レモン農家』だったらそんなことします?

……黙っといて、傷んだレモンを高値で売りますね。

でしょ?

   

「本当は教えたくないレモンの知識、
今ならnoteで300円ですよ……」

    

サラッとご紹介してるけど、

『情報商材を売らない』&『解説内容が詐欺ではない』というのは非っ常~にめずらしい超レアケースです。

村野さんのご厚意に感謝しつつ、ありがたく勉強させて頂きましょう。

たいへんよくわかりました!!

  

《関連記事》

【インテリアの情報は】:『副業ブーム』に巻き込まれた歴史あり

【見える子ちゃんで覚える】:『理屈』が分かれば怖くない!

  

【Rigna(リグナテラス東京)】インテリアコーディネーションの『イエローベース』『ブルーベース』とは?

 
 
 
 
 
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【動画の内容】

①講師様の自己紹介

 ②色に頼ろう
・イエローベースとブルーベース
・トーンの意識
・リレーションの意識

 ③バランスに頼ろう
・黄金比を使い倒せ
・シンメトリーを巧く崩せ

 

では、さっそく本題です!!

今回のメインディッシュは、

なんといっても『色』の話題でしょう!!

色って、ウチでもけっこうネチネチ学んだ内容ですよね。

 

<ブログ過去記事>

インテリアの【色数】を考えるんだ!

お前の嫁は何色だ!(※インテリアの話です)

【膨張色】と【収縮色】ってどう使い分けるの?

【重さの錯覚】と【黒の本当の使い方】

 

ですです!!

超カンタンに復習すると、

『色が増えるとプレッシャーだから気をつけてね』でございます!

 

【カジマグ理論】
  • お部屋の要素は『リラックスとプレッシャーの割合を2:1にする』
  • その『プレッシャー1』は、『個性』と『ハレ』で表現する。

 

そうでしたねー。わりと覚えがあります。

では、村野さんは一体どんなご提案をされているのか?

見ていきましょう!!

 

 
②色に頼ろう!

・イエローベースとブルーベース

・トーンの意識

・リレーションの意識

 

まず一つ目!!

お部屋の色は【イエローベース】【ブルーベース】のどちらかにまとめましょう!!

まったくわかりません!! 解説どうぞ!!

  

「解説おねがいします!」

 

えー、イエローベースとブルーベース。

これ、何も『まっ黄色のお部屋』『真っ青のお部屋』に住めという話ではありません。

ここまではわかりますか?

さすがにわかりますよ?

  

「青さには自信があるんです」

  

実はこれはですね、お部屋に使う色を

暖色系(イエロー系)寒色系(ブルー系)のどっちかに統一するとまとまりが良く見えますよ、

……というテクニックなんです。

暖色と寒色。

    

  

見てると何となく

あったかい感じがする色が『暖色』。赤とかオレンジみたいな色ね。

んで逆に、見てると何となく

涼しい感じがする色が『寒色』。それこそブルー的な色のことです。

感覚的にはわかります!!

  

『カラフルなお部屋』の
▼イメージです▼

画像引用元:RoomClip様より

  

そんでもって、お部屋って

使う色数が増えるとプレッシャー化しちゃうんですけれど、

『どんな色が増えるか』によっても

プレッシャーの上がり幅が違うんですよ。

そうなの?

  

「そうなのよ」

  

赤のとなりに青を置いたら、

めっちゃ『別の色が増えた!』って感じがしますけど、

ブラウンの隣にベージュを置いても、

そこまで違和感はないでしょ?

はーはーはー、イメージしてみるとそうかもですね。

  

※『青いソファ』に
『赤いクッション』だと目立つ。

 

※『ベージュのソファ』に
『ブラウンのクッション』だと馴染む。

  

で、基本的には

『離れた色になるほどプレッシャーが増えやすくなる』んですけれど。

この色の離れ具合っていうのが

暖色寒色の壁』を超えるときに、大きく別色のイメージに変化しちゃうんですよ。

ハイハイ。

暖色に『別の暖色を合わせる』よりも、

暖色に『寒色を合わせる』ほうがプレッシャーってことですね。

そうそう、その通り!!

  

『暖色』と『寒色』を合わせると
▼すぐケンカします▼

  

だから『この壁の内側同士』なら、

どんな色を選んでも大きくプレッシャーになりにくいよ……って作戦になるわけだ。

すばらしい!! カンペキです!!

   

   

自分のお部屋は、

暖色の壁の内側のメンバーだけ』で戦うのか、

寒色の壁の内側のメンバーだけ』で戦うのか。

これを事前に決めて家財の色を選ぶようにしてやれば、

お部屋全体にまとまりが生まれますよ……というテクニックですね。

ほーんほーん!!

 

イエローベース(暖色ベース) = 通称:【イエベ】

 

ブルーベース(寒色ベース) = 通称:【ブルベ】

  

ただこれ『イエローベース』って聞くと、

ついつい『アクセントにイエローを使ったお部屋』をイメージしがちなんですけれど。

ああ、めっちゃ思い浮かべますね。

あくまで暖色メインのことを

『イエローベース』って呼んでるだけだから、

お部屋にイエローのアイテムが無くても、

『ブラウン中心の温かみのあるお部屋』とかも普通にイエベなんでご注意ください。

  

↑黄色が無いけどイエベです。

 

うおおおっ!! しっくりこねえっ!!!!

ブラウンは赤の親戚だし、

ベージュは黄色の親戚です。

どっちも暖色なので覚えておきましょう。

なーっ! なんとなくっ!!!

  

《関連記事》

【メインディッシュの邪魔をしない】:『あえて地味な』ドライフラワー6選

【あの花で覚える】:『トーン』と『マナー』で世界観を表現しよう!

  

【Rigna(リグナテラス東京)】:インテリアの『トーンの統一』

 

②色に頼ろう

・イエローベース・ブルーベース

・トーンの意識

・リレーションの意識

 

お次の演目はこちら、『トーンの意識』!!

メカニズム的にはさっきと同じ。

離れた色が増えるとプレッシャーなので、なるべく『近い色』ばかり使いましょうというのがセオリーになるのですけれど。

『トーン』って何でしたっけ。

   

「トーン!!」

  

トーンというのは、

色の鮮やか具合、明るさ具合が同じ仲間を集めたグループのことです。

淡くてはかない色ばかりを使った『ペールトーン』の萌えイラストとか、

暗くて重たい色ばかりを使った『ダークトーン』の萌えイラストとか、覚えがあるでしょ。

あります!!

なんとなく分かりますよ!!

   

※ペールトーンのイメージです。

 

※ダークトーンのイメージです。

  

前述のとおり、

お部屋に『離れた色』が増えるほどプレッシャーになるのですが。

色と色とのトーンが離れるほど、

これもやはり『別色のイメージ』が強くなってしまうんですよ。

あんまりピンときません。

  

「もう一回説明してくれる?」

   

さっき、『赤のとなりに青を置いたらめっちゃ目立つ』

……みたいなことをお話させて頂きましたが。

言ってた言ってた。

淡~い水色みたいなブルーのとなりに、

淡~い薄桃色みたいなレッドを置いたら、なんとなく馴染みが良いですが。

淡~い水色みたいなブルーのとなりに、

『目の覚めるような鮮烈な赤』とかを置いたら悪目立ちしちゃうのです。

た、たしかにっ!!

  

※『鮮烈な赤』はけっこう目立つ。

 

※淡い色同士だと、ケンカしにくい。

  

同じ『赤と青』の配色でも、

トーンが離れるとプレッシャーの上がり幅が増加してしまいます。

はいはい。

だので、暖色だけ・寒色だけで揃えるのと同じように、

自分のお部屋を『どのトーンだけで戦うか』を事前に決めてやるとまとまりが良くなりますし、

トーンの統一でプレッシャーの増加を抑えている分、

多色が使えるメリットもありますよ……というご提案ですね。

おおーっ、ちょっとだけ分かってきたかも!!

 

 

↑なお、トーンはこういう

『色相環(しきそうかん)』で簡単に確認できます。

おおお、ロジカル!!

『ペール』とか『ダーク』とか書いてありますね!!

自分のお部屋をどのトーンで揃えるか決めたら、

対応した『色相環』をスマホに入れておいて、

     

  

↑家具屋さん・雑貨屋さんでショッピングをするときに

いつでも色を確認できるようにしておくと便利です。

買い物するときに、

自分の部屋のトーンに合いそうな色合いかどうかを確認しながら探すんですね。

その通り!!

……ただし、お店で売ってる『紙タイプの色相環』。

   

「色相環いかがですか」

  

あれ壁に貼ったりして光が当たってるうちに

色が褪せちゃうと意味なくなるので、取り扱いには十分注意しましょう。

ああああ!!

色褪せすると、繊細なトーンの違いが分からなくなるんですね!!

気をつけなはれや!!

   

村野さんオススメ
▼『持ち運べる』プラスチック色相環▼

日本色研|PCCSカラートーンサークル

※カジマグも買いました

   

【Rigna(リグナテラス東京)】PCCSトーンマップと、色相環と、ロック式と。

  

ちなみにココまで。

色のお話二つは、いわゆる『ロック式』の考え方と思われます。

ロック? 『鍵をかける』ですか?

そだよ。

  

   

『色が増えたらプレッシャー』で、

かつ『色が離れるほどプレッシャー』って、

慣れないとちょっとややこしいじゃないですか。

頭がこんがらがります。

なので、あらかじめ一部の要素をリラックスにロックしておくことで、

そのロックの範囲内で、多少自由に遊んでも大ハズレにはならないよ

……というのが『ロック式』の基本的な考え方です。

ホホーッ!!

 

▼『暖色』にロック▼

※トーン関係なく
『暖色』ばっかり自由に使う。

 

↑色相環の中で使える色をロックして、

暖色をメインに使う《イエローベース》だとこんな感じ。

  

▼『寒色』にロック▼

※トーン関係なく
『寒色』ばっかり自由に使う。

 

↑《ブルーベース》だとこんな感じ。

○で囲った部分だけをお部屋に使うわけです。

  

▼『ペールトーン』にロック▼

※『ペールトーン』ばっかり自由に使う。

 

↑ペールトーンにロックすると、使える色がこうなって。

  

▼『ダークトーン』にロック▼

※『ダークトーン』ばっかり自由に使う。

 

↑ダークトーンにすると、ここの色ばっかり使うわけですね。

へーへーへーっ!!

『カラフルなのに何故か統一感がある部屋』の秘密がわかりそうな気がします!!

ちなみに同じ考え方で例えますと、

ちまたでよく言われる

『お部屋の色は3色に絞りましょうルール』は、【色の総数だけ】をロックしてるってことです。

それ!! 聞いたことあります!!!

  

▼『お部屋の色は3色まで』の法則▼

※どれでも好きな色
『3つだけ』使ってOK!

   

そんでもって、

『オシャレなお部屋は柄物を使わない法則』みたいなやつは、

【色は、いったん別色に切り替わるたびに多色の印象が増えちゃう現象】

……が発生しないようにロックしているわけですね。

ははー、なるほどねー。

どこをロックするかで効果と使い勝手が変わるんですね。

  

柄を使わない分
▼色で遊ぶ▼

   

理屈が分かれば『あえてルールを飛び出す』という

上級者ムーブもできるようになりますんで、慣れてきたらチャレンジしてみましょう。

動画内でも村野さんが

『イエローベースのお部屋に』『あえて青系の小物を置いてアクセントにする』というワザをご紹介されています。

あ、混乱するんで今はまだその話やめてください

そうだねっ! ごめんねっ!!

  

《関連記事》

【インテリアの参考書が】:『ぜんぶ矛盾してる』のはどうして?

【ゆるキャン△】:『北欧柄』と『アウトドア柄』のハデさの違い

     

【Rigna(リグナテラス東京)】色だってリレーションです!|インテリアにおけるリレーションの意味とは?

 

②色に頼ろう

・イエローベースとブルーベース

・トーンの意識

・リレーションの意識

 

んで、色のお話の最後が【リレーション(関係性)】です。

お部屋の中に関係性を感じさせる色を配置してあげると、

相乗効果でお互いの良さが引き立ちますよ……というお話ですね。

リレーション! さいきん覚えました!!

 

<ブログ過去記事>

【リレーション(関係性)】と【グッズ集めのコツ】

プロの【リレーション技術】を盗むんだ!!

リレーション【アンカー】の使い方

 

『同じジャンル』とか『同じカタチ』とか、

関係ある物がお部屋に集まるとオシャレ度がアップするやつ!!

そうそう、そのリレーションです。

村野さんも第一回のセミナーから言及されておられましたが、

あれをもっと【色の仲間】という視点にフォーカスしたのが今回のお話ですね。

了解です! ちょっとわかります!!

    

『ファッション』の
▼イメージです▼

   

お洋服の世界では、

よく『色を拾う』という表現を使ったりします。

『バッグの色を拾って、ソックスを合わせてやる』とか、

『シューズの色を拾って、アウターを選んでやる』とか。

  

着物の柄の中から『赤を拾っている』ので
▼ハデ色の傘が馴染んでくれる▼

  

モノの色をスポイトで拾って、また別の場所で使うように、

コーディネートの中に

同色のモノを複数配置してやると「シャレてんなぁ!!」という印象になるのですよ。

ほーんほーんほーん!!

  

「吸い取るわ」

    

これがインテリアコーデの中でも同じように力を発揮するのですが、

まあ、これはぜひ動画を参考にしてみてください。

ご紹介されている『シャンデリアとクッション』のリレーション

宇宙一わかりやすいと思います。完膚なきまでに色を拾ってる。

  

(※セミナー動画内より引用)

 

↑動画内、『24分15秒』くらいの地点に出てきます。

ネタバレが激しいな。

 

《関連記事》

【ファッション好きなら】:『アパレルショップみたいな』ハンガーで暮らそう!

【ニトリのラグ】で覚える:『ゾーニングリレーション』

     

【Rigna(リグナテラス東京)】暖色とは? 寒色とは? そして何より中性色とは?|カラーコーディネート

※ティータイムです。

    

ここでちょっとコーヒーブレイク。

色の話題の最初のやつ、『暖色』と『寒色』について補足です。

この話をすると絶対ぶち当たるのが、

『『緑』って暖色なの? 寒色なの?』という問題です。

あ、たしかに。

   

『暖かい印象』?
▼『冷たい印象』?▼

   

うーん……どちらかと言えば、あったかい印象かな?

正解!

話おわっちゃった……。

  

▼先ほどの『イエベ』の例です▼

 

↑ていうか、さっきのイエローベースの例でも

普通にグリーン使ってましたしね。

その通り。

緑は、わりと文献によって扱いが違ってて難しいところではあるのですが……、

『なんとなく暖かみを感じるかどうか?』を基準に考えると、

暖色扱いにした方がまとまりが良いと思います。

   

  

「あたたかみのある部屋を作ろう!」と思って

観葉植物を追加するのは自然だけど、

「涼しい印象にしよう!」と思って

グリーン足すことってあんまりないと思います。

まあそうですね。

何がややこしいって、RGBです。

人間の目って、色をレッド(R)・グリーン(G)・ブルー(B)の三色で認識してるんですけれど。

 

※RGBのイメージです。

 

ああ、いわゆる『光の三原色』ですね。

そう。

この三色の混ざり具合で様々な色を表現することができるんですが。

  

  

赤(R)が、あたたかく感じる暖色。

青(B)が、すずしく感じる寒色……というところまではすぐ分かると思うんですけれど。

緑(G)って、赤・青とは別の第三勢力なんですよね。

ほーん!!

  

▼緑は『第3勢力』です▼

 

なので、文献によっては緑は『中性色』と表現されていたり、

なんなら『寒色だ』『暖色だ』というどちらの主張も見かけます。

そうなんだ!!

ただ、先ほどもお話しました通り、

『人間がなんとなくどう感じるか?』を基準にすると、やっぱり暖色だよなぁと思うのが正直なところ。

   

村野さんも
▼そう仰ってます▼

※当ブログは村野さんを応援しています。

   

リグナさんのセミナー動画内では、

村野さんはきっぱり『緑は暖色』だと明言されています。これは個人的にかなり心強い。

なるほどねー。

実際、ウィキペディアに書かれている

暖色と寒色の定義は下記の通りです。

  

寒色(かんしょく)は、色の種類で、視覚から寒い印象を与える色。

青、もしくは青に近い色から受ける。

引用元:Wikipedia『寒色』

暖色(だんしょく)は、色の種類で、視覚から暖かい印象を与える色。

赤、黄色、オレンジ色などから受ける。

引用元:Wikipedia『暖色』

 

んんんんんんん?

お気づきになりますでしょうか。

寒色の定義は『青』『青に近い色』だけど、

暖色の定義は『赤・黄・オレンジなど』なんです。

暖色の方が

圧倒的に色の当たり判定が広いんです。

  

そもそも
《イエロー》がベースなのと
《ブルー》がベースなのとでは


▼光の三原色的に『平等ではない』▼

【イエローとブルーの位置関係】

   

※イエローの方が強いんです。

  

↑だいたい『イエローベース』って言葉だって、

そもそもイエロー自体が『赤と緑が重なった色』なわけですしね。

あ、そっかそっか! 確かにね!!

さらに村野さんは、ターコイズのような『緑が入ったブルー』のことを

【暖色の青】という言葉で表現されています。

  

緑色が混ざっているブルー
▼『ターコイズ』▼

『ブルー(寒色)』が
『グリーン(暖色)』に寄ると


《ターコイズ(暖色のブルー)》

    

同じ赤や青などのお色でも、

『より暖色に寄ってる色』『より寒色に寄っている色』という違いを考慮に入られると、さらに精度の高いコーデができますので。

ま、ま、最初に深く考えすぎると逆にワケわかんなくんなっちゃうと思いますから、

余裕ができたときにでも、ゆっくり頭の中で揉んでみてください。

ふぁい!!

正直、途中からついて行けなくなってるので、

気が向いた時に考える宿題にします!!

よいのじゃよ!! 気楽に参りましょう!!

  

あせらずゆっくり
▼学びましょう!▼

  

個人的には、

【ブルー(B)が寒色】

【グリーン(G)がやや暖色

【レッド(R)がすごく暖色

だったりしないかな~……という仮説を立ててるんですが、検証中でございます!!

とはいえ理屈はともかくとして、

実践レベルでは『緑は暖色として扱った方がおさまりが良い』という使い方だけ覚えておけば十分でしょう!!

  

▼さっきの図です▼

 

↑さきほどの表も、その感覚に準拠させてあります!!

了解です!!

なんか寒色の肩身が狭いなって思ってました!!

三原色のうち2色が暖色なんだから、こんなもんなんだよ!!

  

※仲良くしてね

   

ともあれ!!

色は考えすぎると沼るので程々にね!!

ラジャですっ!!!

  

▼『グレー』です▼

   

あ、あとグレーも悩むと思うんですけど、

青が混ざってる『ブルーグレー』とかなら寒色。

赤・黄が混ざってる『グレイッシュベージュ(通称:グレージュ)』とかだと暖色です。

いや!! これ以上ややこしい話はやめときましょう!!

  

▼『カーキ』です▼

  

ちなみにちなみに!! 

よくわかんない色の王様【カーキ】は『軍用色』って意味だから!!

実物が『オリーブ』でも『ベージュ』でも嘘じゃないよ!!

怪しかったら肉眼で見に行きましょう!!

色なんてもうキライッ!!

  

《関連記事》

【インテリアで最もリラックスな色】:無彩色『グレー』

【トネガワで覚える】:『グリーンの食器』は悪魔的に便利・・!

  

【Rigna(リグナテラス東京)】:インテリアのバランス《黄金比》

 
 
 
 
 
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③バランスに頼ろう

・黄金比を使い倒せ

・シンメトリーを巧く崩せ

  

混乱の極みのまま、最終章に突入です!!

第一回の講演でもお話されていました【バランス】の考え方ですね!!

覚えているような、覚えていないような!!

前回は【1:1のバランス】【黄金比】【白銀比】など、

比率全般に関する使い方のご紹介でしたが!!

 

③バランスに頼ろう

・黄金比を使い倒せ

・シンメトリーを巧く崩せ

 

今回は、その中でも

特に【黄金比】にスポットを当てての深掘りになっております!!

サブタイトルの通り、お部屋で黄金比を使い倒しましょう!!

黄金比。黄金比ね。

 

【黄金比】です。

 

↑これね。

家具・雑貨、それに余白なんかが、この図形のバランスで配置されてると美しく見えますよって考え方。

ううーん、見たことあるような無いような。

 

  

↑なお、左右や上下を反転させても成立するので、

頭を柔らかくして考えましょう。

特に『壁に飾るアート』なんて、

このカタチに決まるとめっちゃ格好いいですよ。

ていうか、【配置の】考え方なんですね。

そうですよ?

カジマグ先生、

ブログで『部屋を広く見せろ!』とか『モノを減らせ!』とかよく言ってるけど、

【素敵に見えるアートの配置!】みたいなのって

あんまり話題にしてないですよね。

 

※撮影ご協力ありがとうございました!!

 

↑スタート地点がココだからだよっ!!

すいませんっっっ!!!

   

 

↑なお、黄金比の『あの図』は

アプリで簡単に写真に重ねられます。

 

App Storeより【dp – d’or photo】

 

僕は、上記の《 dp 》という無料アプリを使わせて頂きましたが、

『アプリ 黄金比』とかで検索するといっぱい出てくるので、

使い勝手やスマホの機種に合わせてお好みでどうぞ。

ラジャです! やってみます!!

  

《関連記事》

めんまで覚える】:美少女フィギュアは『三角』に飾れ!

【サーニャで覚える】:美少女フィギュアは『リフト』で飾れ!

  

【Rigna(リグナテラス東京)】シンメトリー・アシンメトリーの意味とは?|インテリアコーディネーション

  

▼クライマックスですよ!▼

 
 
 
 
 
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③バランスに頼ろう

・黄金比を使い倒せ

・シンメトリーを巧く崩せ

 

長丁場になってお疲れだと思いますが、まもなくゴールですよ!!

ラストがこちら!! 【シンメ崩し】!!!

うおおおおお、あと一絞りがんばるぞおおおっ!!!

  

「もう、シンメを崩すしか……!」

  

お気張りのところアレですが、

シンメ崩しはわかりやすいですよ!!

【シンメトリー(symmetry)】……つまり『左右対称』の状態を

わざと崩して、こなれ感を作ってやろうというテクニックです。

こなれ感。

【堅苦しい印象を崩して】

ちょっとオトナの余裕を見せてやる】感じですね!!

 

▲左右対称です▲

 

▲左右対称です▲

 

↑左右対称のデザインって、

ステキだけどちょっと堅苦しく感じちゃいがちなんですよね。

ああ、それを崩してやろうってお話ですか。ふむふむ。

  

「俺は一体、何を……」

  

堅苦しいとは、イコール『プレッシャー』です。

なので、この左右対称を意図的にちょっとだけ崩して

リラックスに寄せてやろうという発想ですね。

ほーんほーん。

 

ソファの【クッション】に注目です。

 

↑ソファに置くクッションを【3個】にして、

定位置の比重を左右のどちらかに寄せてやるという作戦。

カンタンですが、これもシンメ崩しになります。

はぁー、ちょっと肩の力を抜いた印象になるんですね。

なお、【シンメ崩し】は村野さんご考案ですが、

【クッション3個の法則】については、出典として書籍を一冊挙げておられます。

 

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。

 

↑これ。

荒井詩万さんの書籍【今あるもので「あか抜けた」部屋になる。】

僕は未読だったんで慌てて買いに行きました。

んもぉ~。

とっても面白かったので、ご興味おありの方はぜひ。

なるべくモノを買い足さずにお部屋をステキにしよう!

……という、魅惑のコンセプトの書籍ですよ。

ありがてえっ!!!

  

よかったら
▼読んでみて下さいね▼

   

副読本としても優秀な参考図書ですので、よろしければです。

ラジャです!!

というわけで! こんなところかな!!

【シンメ崩し】……チャンスがあれば狙ってみてください!!

  

▼常識を崩していきましょう!▼

   

なんか、シンメ崩しの解説だけちょっとアッサリしてません?

シンメ崩しは、

シンメだと堅苦しすぎるから緩和するテクニックです。

うちの読者様は、

そもそもシンメが作れるほどお部屋が片付いてません。

最後の最後にでっかい問題発言!!!

  

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「ありがとうございましたーッ!!」
 
 
 
 
 
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【動画の内容】

①講師様の自己紹介

 

②色に頼ろう

・イエローベースとブルーベース
・トーンの意識
・リレーションの意識

 

③バランスに頼ろう

・黄金比を使い倒せ
・シンメトリーを巧く崩せ

 

以上!! 長旅お付き合いありがとうございました!!

ございましたーっ!!

   

※ありがとうございました!!

  

例によって、

ビギナー様にはちょーっと噛み応えのある内容かもしれませんが!!

非常に魅力のある内容になっておりますので、

よかったらお時間あるときにでも元動画をご覧になってみてくださいませ!!

アイヨッ!!!

 

 

引き続き!!!

村野さんの、次回の講演にご期待ください!!!

ひとさまのハードルはガンガン上げていくスタンスっ!!!

ではでは!!

機会があったら、またお会いしましょう!! バイバイ!!

またね!!!

   

【関連リンク】

【公式】リグナ – インテリア家具の通販

インテリアショップ リグナ(インスタ公式アカウント)

講師 村野様 ツイッターアカウント

   

    

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