【プリコネで解説】：インテリアショップの技術《フォーカルポイント》｜美食殿のギルドハウス②コッコロちゃんは今日も可愛い

おいっすーっ！！！！！

そうなんです！！！

うちのブログの名物企画、『アニメで学ぶインテリア』シリーズなのですが！！

記念すべき第一回が実はプリコネでした！！

でね。

記事の人気はゼロだったんだけど、僕にとっては第一回なのでけっこう思い出深くてね。

……。

ご縁と思って、原作のゲームも始めちゃったんですよね。

えー、『プリンセスコネクト』！！　通称『プリコネ』！！

未見の方に、超ざっくりご説明させていただきますと！！

主人公の男の子一人と、 ↑この女の子たち三人の物語。

彼ら、彼女らが、『美食殿（びしょくでん）』という名前のチームを作って、

世界中の美食を求めて戦うストーリーです。

それもそのはず。

実は、プリコネのメインシナリオは『ゲーム会社のちょっと文章書ける人』がやってるパターンではありません。

れっきとしたガチモンのラノベ作家様、

『日日日（あきら）』先生がご担当されているのですよ！！

↑僕らの青春、

『狂乱家族日記』とか『ささみさん＠がんばらない』の作者様だよ！！

作風をご存じの方はちょっとピンとくるかもしれませんが、

日日日先生は、物語を描くことをゴリッゴリに楽しんでおられるタイプの作家様です。

実はデビュー作は恋愛小説。のちに一般文芸も普通に刊行。

なかなか古風というか職人気質というか、『いわゆる男性向けラノベ』ではないテイストを書かれる方でもあります。

しかもデビューした2005年のうちに、普通に本を10冊刊行したという速筆のバケモノ。

『ラノベ作家になって一山当てよう』ってタイプの人じゃなくて、

『書くのが好きすぎて、学生の頃から趣味で何冊も小説書いてた』ってタイプの人です。

そんな『日日日先生のシナリオ』なのでね。

プリコネ、実はストーリーすごくしっかりしてます。

入り口だけ見てるとわかりにくいと思うけど、中身はホンモノです。

ここでネタバレはしませんが、ご興味ある方は安心してダイブしてくださいませ。

あ。

インテリアの時間だコラァッ！！！！！

グズグズしてるヤツはセーヌ川に叩き込むぞ！！！

えー、主人公たちは物語の中で、

旅の拠点として『ギルドハウス』という建物を利用します。

このギルドハウスを例にして、

インテリアの世界における『家具の配置』について知識を深めていきましょう！！

……。

それでは始めましょう！！

まずはメインメニューの下部ボタンから、ギルドハウスへ入室します。

するとこう、ギルドハウスの中に入れるわけです。

右下が玄関ですね。

細かく言えば色々と異なるのですが、今回は勉強のために、

これを『引越ししたばっかり』の『一人暮らしのワンルーム』と思って見てください。

なんとか想像してくれ。

えー、まあ引っ越しなわけですから。

このカラっぽ状態のお部屋に、ベッドとかテーブルとかを配置していくのですが。

空いてるスペースに適当に並べていくんじゃなくて、

インテリアが好きな人は、ある基準をもとにして配置を考えています。

それが、おしゃれなお部屋を作るときの大切な要素、

【フォーカルポイント】なんですよ。

えー、フォーカルポイントというのは、

お部屋の『特に目立つ場所』のことです。

具体的に言うと、部屋の【奥のカド】ですね。

↑この二か所ね。

ここが、お部屋で一番目立つ場所【フォーカルポイント】です。

インテリアコーディネーター『荒井詩万』先生の著作を引用しますと、

【人はある空間に入ったとき、無意識にいちばん遠い場所に目を向ける】

【人間の本能で、ここは安心して過ごせる部屋なのかどうか、広さや状況を把握している】

……と、お書きになられています。

で、この

『お部屋に入ったときに見える一番遠い場所』というのが、お部屋のカドなわけですね。

ここさえオシャレにしておけば、

他の場所は適当でもけっこうサマになったりします。

でもね。

引っ越し直後って、とりいそぎ歩いたり座ったりできるスペースが欲しくなるんですよね。

すると、とりあえず真ん中のメインエリアだけを片づけて、

ダンボールとかを『部屋のカド』に追いやりがちです。

あっという間に、ダサ部屋の完成です。

しかもこの理屈を知らないと、自分でミスに気づけないから、

『なんかこの配置に慣れちゃったなァ』とか言い出して固定化しちゃいます。

あとは、気まぐれでおしゃれな雑貨を買ったりして、

フォーカルポイント以外の目立たないところに飾ってお部屋をゴチャゴチャさせていく運命となっております。

そして、このフォーカルポイントは、

『お部屋の第一印象を決定づける』重要なエリアでもありますので。

ここが散らかっていると、

お部屋全体の印象が一気にゴチャゴチャするし……

↑『萌えタペストリー』なんかを配置したら、

一気にオタク部屋っぽさが出てしまうわけですよ。

ヤバいですね☆

家具と雑貨は、

お部屋の適切な位置に、適切な量を配置するようにしましょう。

ということを踏まえまして。

実は、お部屋には、

『おしゃれなディスプレイ要員』を飾るのに適したエリアと、

『実用品』を置くのに適したエリアがある……と考えることができます。

↑まずはフォーカルポイントが、

『おしゃれなディスプレイ要員』を飾るのに適したエリア。

主に、『照明』『アート』『観葉植物』のような、

「この部屋ステキね！」という印象を生み出すアイテムを配置してやります。

↑そして、入室してすぐ『死角』になるエリア。

これが、『実用品』を置くのに適したエリアです。

安物のカラーボックスが気に入ってないんだけど、

『本を片付けるために使ってるから、捨てるに捨てられないよ～』……みたいなとき。

無理に買い替えなくて大丈夫なので、

こういう死角に配置しちゃいましょう。

『ニトリを使って、リーズナブルにオシャレ部屋づくり』

……みたいなチャレンジをするときにも便利なので、いろいろと応用してみてください。

で。

でね？　

このフォーカルポイントに置くべき、『おしゃれなディスプレイ要員』なんですけれど。

　さっきは具体例として『照明』『アート』『観葉植物』……なんかを挙げましたけど。

こいつらが、ようするにどんな共通点を持つ要素たちなのか。

それこそすなわち、【ハレ（非日常）のプレッシャー】なんですよ。

そうなんです。

お部屋の色数が増えたり、デザインが増えたり、圧迫感が出て狭苦しい印象になっちゃったり……

色々な理由でプレッシャーは生まれてしまいますが、

お部屋に非日常感を生み出してくれる【ハレのプレッシャー】は、ステキなお部屋になくてはならない大切な要素です。

とはいえ、プレッシャーばかりでは

疲れるお部屋になってしまうので、あんまり連発できません。

だからこそ、ここぞという場所に配置してやるのが最も効果的というわけですね。

それがまさに、

お部屋の第一印象を決める場所、フォーカルポイントということなんですよ。

もちろん、それ以外の場所に

絶対にアートとか観葉植物を置いてはいけない『厳格なルール』というわけではないんですが。

「ひとつだけ、お気に入りの雑貨を持ってるんだぁ～」……みたいなときは、

せっかくなんだし一等地に飾って、お部屋のメインディッシュにしてあげましょう。

というわけで！！

インテリア好きな人が頭の中で考えている、

『オシャレな家具の配置の仕方』……フォーカルポイントという概念のお話でしたーっっ！！

お部屋のカドには、観葉植物や照明、アートなど、

『ハレ感（非日常感）のあるディスプレイ要素』を配置してみましょう！！

自宅で実践してみるもヨシ！！

ゲーム内のギルドハウスで試してみるもヨシ！！

ていうか、もうギルドハウスとかどうでもいいから！！

僕と一緒にプリコネやりましょう！！

それではまた！！

機会があればお会いしましょう！！

また見てね！！　ポンっ！！